♫おっさーらい

<歌 詞> おひとつ おひとつ ・・・ おろして おっさーらい
      おふたつ おふたつ おろして おっさーらい
      おひとつ おみっつ おろして おっさーらい
      お全部 おろして おっさーらい
      おおいし ・・・ おっさーらい
      おつかみ ・・・ おろして おっさーらい
      おてなし ・・・ おろして おっさーらい
      りりんこ ・・・ おっさーらい
      おばあさま ・・・ かけて おっさーらい
      おにぎり 一二三四(ひふみよ) かけて おっさーらい
      小さい橋 ・・・ おっさーらい
      大橋 ・・・ おっさーらい
      一、二、三、
      中から 集めて おっさーらい
      一二三四・・・十


<解 説> 沖縄におけるお手玉の歴史は浅く、明治時代後半または大正時代初 
      期に流布したのではないかといわれています。それまでは、いしな
      ーぐー(石なんご)とよばれる小石を使った遊びが遊ばれていまし
      た。


<遊び方> 五つのお手玉を準備します。一つを親玉とし、残りの四つは子玉と
      します。

      おひとつ・・・親玉を投げ、落ちてくる前に子玉を一つ拾い、投げ
      た親玉をうけます。その後、拾った子玉は床(ゆか)に置きます。   
      四つの子玉を順に拾ったら、「おろして」で、子玉全てを床に置き 
      ます。

      「おさらい」で、子玉全てを一度に拾い、そこに親玉を受け、すぐ
      に床に置きます。
      *以後、「おひとつ」「おろして」「おさらい」は同じ動きです。

      おふたつ・・・子玉二つを同時に拾います。

      おみっつ・・・子玉三つを同時に拾います。

      お全部・・・子玉全部(四つ)を同時にひろいます。

      おおいし・・・左手で握(にぎ)りこぶし(石)をつくります。親
      玉を投げ、落ちてくる前に子玉を一つずつ右手で床をすべらせ、握  
      りこぶしの中に入れます。

      おつかみ・・・親玉を投げ、落ちてくる前に子玉を拾い、反対の手
      の平にのせます。

      おてなし・・・親玉を投げ、落ちてくる前に子玉を拾い、反対の手
      の甲(こう)にのせます。

      りりんこ・・・左手の親指と人差し指で輪っかをつくります。親玉
      を投げ、落ちてくる前に子玉を拾い、左手の中に入れます。

      おばあさま・・・親玉を投げ、落ちてくる前に子玉全てを拾い、親
      玉のみを手の甲にのせ、他は床に置きます。

      親玉を手の甲にのせたまま、一つずつ手の上を通します。

      「かーけて」で、手の平返しをして、親玉を取り直します。

      おにぎり・・・親玉を投げ、落ちてくる前に子玉全てを同時に拾
      い、床に置きます。

      「ひふみよ」で、子玉一つずつを人差し指で触(ふ)れます。

      ちいさいはし・・・左手で橋をつくります。親玉を投げ、落ちてく
      る前に床の子玉を左手の橋の中へ通します。

      おおはし・・・指先を床につけ、腕(うで)全体で大きな橋をつく
      ります。親玉を投げ、落ちてくる前に床の子玉を橋の中へ通しま
      す。

      子玉を一つずつ拾い、左の手の平にのせます。

      「一二三」で親玉だけうけ、他の子玉は床に置きます。

      なかから・・・子玉全てを集めて、同時に拾います。

      「一二三四五…十」・・・親玉を投げている間に、子玉全てを持っ
      たまま数えながら床につけ、親玉をうけます。

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