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BUSTAFELLOWS_ヘルベチカ 感想


紹介スライド
※以下ネタバレあり

共通ルート
リンボ
シュウ
・ヘルベチカ
モズ
スケアクロウ
真相/全体感想


本当に全然関係ないんだけど第一子を出産しました。出産ってやばいね。痛すぎたけど子供可愛すぎて色々ぶっ飛んだwww
2024年は乙女ゲームも子育ても楽しみたいな~

プロフィール

共通ルートで容姿に点数付けてくるモテ男(めっちゃ警戒してた)
柔らかい口調でズバズバ言ってくる軟派男め~!!ってルートに入るまでは思ってました。
ごめん、今まで…何この男…頭ズガンと殴られましたわ…楽しかった…♡

ルートのサブキャラ

この人ね~!まぁ出てきた時点で警戒対象だよね。ギャングで薬抜けてないってアウトやん。怖いやん。メンタルも随分キてるようだし、苦手でした。
でもこの人の生い立ち考えると同情はできるのよね。海外科学捜査ドラマが大好きな私としては内臓にドラッグ詰める手法は知ってたし、意識あるまま取られるのしんどいよね。
CV杉田は警戒するって。この人悪い人の匂いプンプンするって思ってた。ヘルベチカはすっごくサウリ先生に懐いてて、サウリ先生の前で見せる表情はすごく子供っぽくって可愛らしい~!!!

ヘルベチカは気になってはいたんだけど4番目まで取っといた!結果から言うと取っといてよかった~。いい意味でウルトラCだよこのルート。乙女ゲームだよねこれ?え、嘘攻略対象にそこまでやっちゃう!?みたいな展開が多くて楽しかった。

前提としてヘルベチカ自身も整形しているのが衝撃だった。骨格まで!
ただヘルベチカが患者に行う整形は、自分を変えたいって気持ちや自信をつけたいといった前向きな気持ちに対して後押しするような方針なんだよね。

ヘルベチカルートでは基本的に寄り添って、干渉し続ける選択肢が正解だったね。関わりを持ち続けるのがヘルベチカにとって幸せなんだなぁと痛感して可愛いな、と…

私自身整形に関してはテウタと同じような見解で、見た目が変われば中身も変われるから、それがいい方向に進むなら自己判断で整形するのはいいと思うんだよね。ただ整形してきれいになったとたん急に見下してくる人とかは本当にどうかと思うのよね。ついた自信が良くない方向に向かっているやつ…。(昔の友人のこと根に持ってる)
ヘルベチカも他人に点数付けてくる時点でそっち側の人間か?って疑ってたけどそんなことなかったね。「人間中身が全てだけど、中身は他人に伝わらない。伝えたいものを表現するのが外見」って見解だし、綺麗になろうとして努力している人も美しいって評価だしね。

SIDE:A ストーリー

「Down the rabbit hole」
■タイトルの意味:別世界(違う世界)に行く (不思議の国のアリスが元ネタ)
■概要:ヘルベチカは元々売られた不法入国者だったが、サウリ先生に拾われるまでの記憶を失っているとのこと。ヘルベチカのクリニックにマグダという女性が患者として現れ、ヘルベチカが過去を忘れていることを責める。自分の過去と向き合うと自分がギャングでドラッグの運び屋をしていたことを思い出す。
過去の自分として生きるか、変わった自分”ヘルベチカ”として生きるかを選択するストーリー。


SIDE:A 好きなシーン

■酔った勢いでヘルベチカがテウタにキスをしようとする
テウタは「好きかもなんて気持ちを確かめるみたいにキスなんかしないで」と言って断る

このシーン後々のシーンに繋がってくるんだけどそれも相まって好きなシーン!この時のヘルベチカはまだ軽薄でテウタに対しても他の女の子と同じように扱うんだけど、このルート進めば進むほどヘルベチカの重みが凄いから…

テウタちゃん特にヘルベチカルートでは名言多いんだよな…
ヘルベチカが不安定になりやすいタイプなのも相まって、このルートはテウタが支えてます感が他ルートよりもさらに強い気がする。
聞いたことないよ!?攻略対象がドラッグ漬になって帰ってくる乙女ゲームwww
この後ドラッグでボロボロになってヘルベチカが見れるスチルがあるんだけどそれについていろんな人と語りたい…。私の中に庇護欲があったなんて知らなかったよ、気づかせてくれてありがとうヘルベチカ。ボロボロですがってくるヘルベチカ見て、「私が支える!」って思っちゃったもん。

■ヘルベチカが思い出した過去を話してくれる。自分は犯罪者でクズだったと…
このシーンもテウタちゃんの言葉が刺さる刺さる!
「いい、ヘルベチカ。あなたは、犯罪者でもクズでもない。あなたはヘルベチカなの。だから、私達は助ける。分かった?」→ヘルベチカ返事ないと「返事!」って後追いして怒るwww

テウタの一言一言が本当にいい。共通ルートも他ルートでもいいのだけどこのルートは特別にいいね。バスタフェは攻略対象がみんな自分をしっかり持っているんだけどヘルベチカルートは、自分ってなんだっけ?って不安定な状態になってしまう流れだから、それをテウタの言葉が支えているのよね。自分に自信を持たせてくれる、というかなんというか…
ヘルベチカルート見てると本当にテウタが隣にいてくれないとダメなんじゃないかって思っちゃった。

SIDE:A エンド

マグダは同情すべき点もあるんだけど、汚い水槽から出たヘルベチカをまた水槽の中に戻そうと必死に足を引っ張ってるのが辛い。ただ水槽の外から見るとマグダコノヤロー!って思うんだけど、水槽の内側から見たら出て行ったヘルベチカが羨ましくて、憎らしくてドロドロの感情になるんだろうな…
でもヘルベチカよ、自分の顔焼くのはびっくりしたぞ…

BAD END

マグダの一件が解決し、ヘルベチカの顔の火傷を治す手術をする際にヘルベチカとしての人生を歩むのではなく、元の自分"二コラ・リッツ"として生きていくことを選択する。

バスタフェのBADは、主人公もしくは攻略対象が死ぬENDが多かったけどこのENDは新しいし、今まで見たことない系統のBADでよかった。
主人公のテウタと二コラに戻ったヘルベチカが街中ですれ違うんだけど、テウタはヘルベチカに気が付かないんだよね。よくヘルベチカが言ってた「人は見た目が9割」って言葉がここで効いてくるのがエグくてよかった。リンボの"銃嫌い"やシュウの"殺しは苦しまずに行う"と一緒で自分の信条や芯に反することがバスタフェのBADなのかな…。

HAPPY END

ヘルベチカはヘルベチカとしての人生を続けることを選択。

テウタに何度も名前を呼んでもらうよう懇願するヘルベチカが、まじでヘルベチカ(語彙力)
何度も呼んであげるよ~!頑張ったね~。これからはテウタと一緒にずっと幸せでいるんだよ?
最後のキスシーンもすっごく好き!最初にヘルベチカがテウタにキスしようとした際「好きかもなんて気持ちを確かめるみたいにキスなんかしないで」って断られたのに、今度はその逆。テウタが確かめたいからキスしようとするの。でもこんどはヘルベチカが「そんな確かめるようなキスはしたくないです」って!!!ヘルベチカお前~。このやろ~!ってなったよ。なんだこれ。可愛いな。


SIDE:A 全体感想

ヘルベチカルートは全部予想の斜め上をいかれた感じ。君のこと軟派なチャラチャラポジションだと思っていた時期が私にもありました。
どこがチャラチャラしてる男だよ。どっちかっていうと重いじゃねーか。女慣れしてる男が重いパターンか~!って途中からなってどんどんこのルートにハマっていったわ。ヘルベチカの過去は重いし、よくないこともたくさんしていたみたいだけど、そこを乗り越えて今のヘルベチカになった努力も踏まえてヘルベチカなんだよね(日本語あってる?)
たくさんテウタに甘やかしてもらってねって気持ちになったよ。


SIDE:B

「mía」
■タイトルの意味:スペイン語で「私の」

SIDE:B 好きなシーン

作り笑いじゃないにっこにこヘルベチカ大好きよ!甘えるようにす擦り寄ってきて「あったかい」って!!かわええの~♡

■ヘルベチカがモデルの女の子とイチャイチャしているのを
 見てしまったテウタがヘルベチカのことを責めるも…

ヘルベチカは喧嘩してくれないのよね。「君を一番優先している」ってモテる男が言ったら「じゃあ二番がいるの?」ってなるわな~
こっから先言い合いにならないのよね、この2人の場合…
この後さ、テウタはヘルベチカと顔を合わせたくなくて出て行っちゃうんだけどテウタの温もりを求めに行くヘルベチカの切なさよ。いやお前が悪いんだけどな?
「テウタに依存してしまったら?」とか考えてる時点で依存してるし、なんならSIDE:Aの終盤から依存してただろ、って思ってしまったwww

ルカもアダムも本当に大好き!!!ヘルベチカがアダムに嫉妬するのも仕方ないよね。この後二人で「僕たちの失恋に」「乾杯」ってしてるのいい!"僕たちの"ってところがすっごくいい!

総評

このルートは終始驚かされるばかりで楽しかった。今までの乙女ゲームで味わったことない展開が多くて!びっくりだけどそれがまた楽しくて、1週目の時は夜中途中でやめれなかったのがいい思い出…。

いい意味でクソ重いヘルベチカが可愛くて、愛おしくて、テウタがいないとこの人はダメなんだろうな感が強くて、だからこそちゃんと大事にしろよヘルベチカ!!!もうきっとあなたの人生に二度とこんな子は現れないからな!

あと二コラ・リッツの顔も結構好きでした。素朴でかっこいい!
原石みたいな人だなって磨くとすごく素敵な宝石になりそうな…

ありがとうヘルベチカ~~~

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