大粒の涙と鼻水
息子君は保育園に行く時はリュックを背負って行く。
昨夜旦那君と保育園から帰宅した息子君。
いつものようにリュックを背負い帰ってきた。
最近、いろんなことを自分でやりたがる2歳の息子君。
靴を脱ぎ、ダウンを脱ぐ。
リュックは胸のところにあるカチッと留めるベルトを私たちが外し、その後は自分でリュックを所定の位置に置く。
これが彼のルーティーン。
だが、昨夜は違った。
リュックのベルトも自分で外したいとのこと。
一生懸命引っ張るんだけどなかなか外れない。
そりゃそうなのだ。
2歳の息子君には「カチッとなるあのプラスチックの部分」を「押す」ということができない。
私たちが手助けをしようとすると、
触るな!と言わんばかりの勢いで手を払いのけられた。
何度かやったら諦めるかな?と思い見守っていたが、顔をくっしゃくしゃにしながら、大粒の涙と、両鼻の穴から大量の鼻水を流しながら何度も何度もトライする息子君。
20分頑張った。
結局一人で外すことができず、この日のチャレンジは終了。
今までも強い意志を見せることはあったけど、昨日ほどでは無かった。
もし私が息子君だったら、ここまで頑張れただろうか?
大粒の涙と鼻水を流すぐらいの努力を最近の私はやっただろうか?
こんな大きなチャレンジを試んでいるだろうか?
心の底から彼を凄いと思った。
尊敬した。
そして、
この20分を一緒に過ごし、彼の頑張りを目の前で見ることができたのはとても貴重だとおもった。
もし、自分に余裕が無かったら、イライラしたり、頑張ろうとする息子君の行動を止め自分たちがやってしまったと思う。
また一緒に昨日みたいな時間を過ごしたいと強く思った。
そのためには、自分自身の心の余裕を作っておかないとね。
息子君、素晴らしい姿勢を見せてくれてありがとう。
あなたの頑張る時間を奪い取らないよう、
父ちゃんと母ちゃんは、あなたを暖かく見守れる、そんな環境を全力で作っていくね。