大人になって読むクレヨンしんちゃんが面白い 2022/4/29の日記
最近、友達に勧められて「クレヨンしんちゃん」漫画版を読んでいます。
現在4巻まで読んだのですが、子供の頃見ていたときとは、まるっきり違って見えて、面白いです。
例えば、大人の事情系が子供の頃は全く分からなかったのに、今では分かってしまいます。(ひろしとみさえの夜のサインとか…笑)
あとは、現代と描かれている時代の考え方の違いも見えて面白いですね。シロの扱いが結構雑だったり、男らしくない!女らしくない!というセリフが結構出てきたり。今ではもうそんな言葉中々見ませんね。
でも、これも子供の頃は分からなかったことですが、そうやって男らしくないとか、足が臭いとか、けち臭いとか、今では、あまりちょっと人には言わないような言葉をお互い言い合いながら、それでもしっかりとお互いを想い合っていることが伝わるのが凄いです。
最近ドラマの「結婚できない男」も見ているのですが、登場人物同士のコミュニケーションが”雑”で面白いんですよね。今の時代で人にそんなこと言ったら、傷つけちゃうんじゃないの?それは差別になるんじゃないの?みたいなことをほとんど気にしていないような掛け合いもしばしば。
ドラマやアニメの話だから、リアルのコミュニケーションとは違うとは思いますが、現代の人々は繊細な人が増えたんだなと改めて思いました。
繊細な人に配慮する、より多様性を認める、人を傷つけない。そんな社会になってほしいとはもちろん思いますし、多くの配慮に溢れた現代のコミュニケーションも大好きです。
でも、色々と言っても傷つかないような、根底の想い合いを信じるような、傷つけあってもすぐ許せるような、そんなあっけらかんとしたコミュニケーションもそれはそれでいいなぁと思います。
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