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お花をつけてもらったヨマワルの気持ちを想像してみる

ポケモンGOでは イベントで頻繁に特別コスチュームを身につけたポケモン達が登場する
基本的にはかわいい衣装に身を包んでみんなみんな嬉しそうに見える
期間限定のため人気が高く 寝る間を惜しんで捕獲に励むトレーナーが多い


本日11/1から Día de Muertos(死者の日)というメキシコのお祭りにちなみ新たなコスチュームポケモンとしてヨマワルがお花をつけて登場する

可愛い
ちなみにDía de Muertosで画像検索してみると 世界観が鮮烈で素敵
お盆に近いもののようだが 日本のようにしんみりするのではなく 明るく楽しく祝う日なのだそうだ


ヨマワルはエサをあげても撫で回しても(動きはあるが)表情が一切変わらないため お花をつけてもらって果たしてどう思っているのか 伺い知ることはできない
なので こちらで勝手に気持ちを想像してみようというのが今回の話である



1.喜んでいる

おう もちろん喜んでいるとも

ヨマワルは 原作ではお墓とか洞窟とか夜の暗いとことか大体そういうところに出現するように設定されている
そのため基本的には「お化け」「ハロウィン」といった文脈でフィーチャーされることが多く  常にどこか暗鬱なイメージが付き纏うことは避けられなかった
ところが今回のDía de Muertosはラテン系の明るく楽しいお祭りのようである
こんなに明るく楽しい文脈でヨマワルがフィーチャーされるのは初めてなのではないか
その象徴として可愛らしいお花を3つも付けてもらってお祭りの主役で登場 今までの扱いを考えると嬉しくないはずがない

お花をつけてもらってウキウキとしているヨマワルを想像すると 表情が変わらなくても可愛く思えてくる


2.よくわかっていない

いや お花がつけられていることについてよくわかっていないのではないか

ヨマワルの知能についてはあまり言及がない
子どもを見つけて怖がらせたり連れ去ったりという図鑑説明はあるが それがヨマワルにとってどんな意味を持つのか
モンスターズインク的な感じで ヒトの泣き声がエネルギーになったりするのだろうか それとも攫った子どもを食ったりしてるのだろうか はたまたそういった食行動的なものではなく単に趣味嗜好としてヒトを怖がらせているのだろうか
そしてそれは知能を持って行われているのだろうか 動物的な本能で行われているのだろうか 
図鑑にはそうした疑問を解決する記述はない

飼われている犬や猫はよく服を着せられているが その意味を理解しているとは思えない
あんまり知能がない方面で仮定すると 犬や猫と同様に 今回お花をつけてもらってる意味は理解できてないのかもしれない
「おでこに何かついてるなー」と思ってるだけなのかもしれない
「よくわからんがこれ付けたらニンゲンが楽しそうにしてるからまあいいか」と 意味がわからないながらも漠然とこちらのリアクションを肯定してくれてるのかもしれない

お花をつけてもらってるのがよくわからないヨマワルを想像すると 表情が変わらなくても可愛く思えてくる

3.嫌がっている

ちがうよ もしかしたら嫌がっているのではないか

怖がらせることが好きなようなので 喜んでもらうことが嫌いであるというのはあり得そうな話である
これで誰も怖がってもらえなくなったら ヨマワルとしては商売あがったりになりそうだ
何しろいつもは怖がってくれるニンゲンが お花をつけただけで喜んで近寄ってくるようになるのである ヨマワルはさぞ戸惑うことだろう
つまり「勝手にお花つけて恐怖を克服しやがって ぷんすか」と怒っている可能性がある
こっちを想像すると可愛いどころかヨマワルが可哀想に思えてくるまであるが 「かわいい」と「かわいそう」は元々は同じ語源だった みたいな話もあるので 両者は近い感情にあるのかもしれない

お花をつけてもらって嫌がっているヨマワルを想像すると 表情が変わらなくても可愛く思えてくる



何が言いたいのかというと

いずれにせよお花をつけたヨマワルは可愛いね ということ
みんなもお花をつけたヨマワルがどんな気持ちでいるかを想像しながら今回のイベントに参加してはいかがだろうか
みんなのヨマワルは喜んでますか?よくわかってなさそうですか?嫌がってそうですか?
そこから可愛さを見出しでいくことでイベントがもっと楽しくなったならよいなと思っている

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