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ドイツ逃避行2024 ❶

ドイツに行きたしと思えども、ドイツはあまりに遠し。
されど、戯言ならべる暇などない、いざ逃げよ。

10/11(金)日本出発

経緯など話す暇はない。
出発当日、午前8時30分に会社へ出勤。
通勤ラッシュに巻き込まれ、車は渋滞、あいかわらず1時間30分ちかくかかる毎朝の通勤。今晩この国を離れることが信じがたい。
憂鬱な仕事が続き、白目を剥きながら15時にフレックス早退。クタクタで少し頭が痛い。帰宅途中にユンケルと干し芋を購入した。帰りもなぜだか若干混んでいる。

16時帰宅。おかえり、と、カーリーさんに迎え入れられて、飛行機でリラックスできるよう上下スウェットにサッと着替え、荷物を再確認する。預け荷物の紛失を恐れ、スーツケースの中身と外見を写真に撮っておく。
よし、たぶん大丈夫…。家中の鍵を閉めて出発。
まずは最寄り駅まで徒歩で15分。ゴロゴロとスーツケースを転がすと、後ろを歩くカーリーさんが、わっ!…なんか、僕のスーツケースに異変が起きたらしいけど、よくわからない。駅に着いて確認すると、どうもタイヤのゴム部分が崩壊。不吉だ、、、。
最寄駅→名鉄金山駅→ミュースカイで空港着。
18時頃、この頃にはすべてのタイヤのゴムが崩壊。石畳の国で果たしてなんとかなるのか。買うか?という案もあったが、アホらしくなって辞めた。どうせ宿と空港の間しか運ばないし。筋トレの成果見せる時だ。
チェックインはネットで事前に済ませていた。今回はフィンエアーでチケットを半年くらい前に予約した。確か名古屋↔︎ヘルシンキ間が復活したからか、セールをやっていた。
もともとはこの時、10/12発の飛行機を予約したのだが、フィンエアーから突如「その便は無くなったんで、他の時間にしろ」と英語で指示され、困ったことに10/11金曜夜中の便で出発することとなった。
もともとヘルシンキ空港が慣れていたので、名古屋→ヘルシンキ→ハンブルク乗り換えがありがたかったんだけど、、、
上記のトラブルで、グループ締結してるJALとブリティッシュエアラインに乗って、名古屋→羽田→ロンドンのヒースロー空港→ハンブルクという2回乗換(3回搭乗)となってしまった。出発前からすったもんだあったわけだ。
キャスターの壊れたスーツケースを引きずってJALに預けると、なぜか荷物をエクスプレス便にしてくれた。
さらには羽田のサクララウンジも招待されることに。多分、フィンエアーのキャンセル騒動で、気を遣ってくれたっぽい。
時間が2時間ほどあるので、今のうちにユーロに変える。窓口前にたったプロの銀行員のおじさんが両替してくれる。謎の腰の低さで、いくらに替えまっか?と営業マンがやってきて、紙面にガシガシと50€何枚、20€何枚と書かせてバシバシ進めてく。
両替したお金を2人で分けると、空いた時間に空港内の銭湯に入る。更衣室にて、お父さんが子供2人にめちゃくちゃでかい声で「お父さんな、夢がある、うん。夢がある、それはお前たちとこのお風呂に入って、一緒に飛行機を飛ぶのが見たい。だからお父さんの夢を叶えさせてほしい、だからな、いつもお前たち2人がいるのが本当に嬉しい、な、ありがとな!」「どういちゃしまして」というやりとり。泣けるな。しかし、これを聞いていた人間がどこかに拡散して、泣ける親子として話題になる流れができると思うと、なんか時代だな…とふと我にかえり、頭が冴える。サウナの中で。(そしてまんまとこれを拡散する側になった)
仕事の疲れも少し取れて、空港内でアサリうどんを食べる。オルチニンやさしー。カーリーさんが頼んだワカメうどんはワカメの味しかしない。
まずは名古屋から羽田へと向かうために国内線から出発。
20時過ぎに審査を受けて、ゲート前に移動。カーリーは飛騨の家具に試しに座っていた。
日本時間21時ごろ、ついに名古屋を出発。疲れて2人とも寝た。

10/11(金) 羽田での乗り換え

22時頃、1時間寝てたら着いた。少し頭の重い感じが薄らぐ。
まずは飛行機からバスでターミナルに移動。
国内線→国際線に移動しないといけない。
乗れなかったけど、長い廊下を乗れるモビリティがあった。20時に終了とのこと。夜中のターミナルにひっそりと眠っている流動性。
国内線ターミナルは真夜中のモールのように閉まった専門店街が並ぶ。伊勢丹のウインドウでは各国の高級ニットにスポットライトが当てられいてた。となりのサマンサタバサをみて、サマンサ丹波…と頭に浮かぶ。死んだらどうなる?
国内線ターミナルから国際線ターミナルにはバスでの移動。誰もが沈黙。
国際線ターミナルにつくと、今度は画像認証AIのパスポート認識。楽だ。ちなみにここからハンブルク以外の全空港、パスポート認識はAIだった。
そばには60代のスタッフが、「AIの指示に従ってあげてください〜」と。あー、人間が人間にAIの説明、2020年代だなー。
「なかなか気難しい子なので〜」と、誘導スタッフ。こういうギャグは、シンギュラリティ後も通用しないだろし、これもいつか聞けなくなるのだな。

23時 羽田空港のJALラウンジに入る。
酒飲み放題、飯食い放題だった。そうなのか、名古屋でうどん食うんじゃなかった…、少しだけ酒を飲み、飯を食う。ダラダラと過ごす。

ラウンジにて

飛行機が20分ほど遅れてたけど、
24時20分、ついに羽田を出発。
ロンドンへ。エコノミークラスのはずだけど、プレミアムエコノミーくらいの広さ。
まずは、めぐリズム&のどヌールマスクという完璧な布陣で睡眠。
数時間寝てから、機内の映画3本見る。
①ザ・バイクライダース②DADDIO③アップグレード:どん底女子の幸せ探しの3本。感想は割愛します。

エコノミー症候群を恐れ、定期的にトイレでスクワット&つま先立ちをする。
僕は寝てたけど、後ろの席の男性が突然倒れたらしい、そのあとすぐ意識取り戻したらしいけど。
JALの飯が謎に健康的。何某シェフ監修らしい。機内食の体験史上、1番健康的かつクオリティたかい。しかし一回しか出なかった…多くてまずい、少なくて美味い、どちらがいいのだろうか?
その答えは帰りのフィンエアーで出る。

10/12(土)ロンドン乗り換え


飛行機の到着

日本1450、英国0650ロンドンに着く。
時差、8時間ほど。
次の出発まで4時間ほど時間を潰さねば。
ターミナル間移動を済ませて、荷物の検査を終える。お土産売り場にてハリーポッターのグッズを見る。

ウォーカーズの嵐

ウォーカーズのクッキーが大量にある!ジャム入ったスコーンのようなものまで。ウォーカーズファンとしては震えたが、お腹膨らむのでなにも買わず。
信じがたいけど僕はいまプレミアリーグを見始めているので英国サッカーの雑誌を購入。表紙がアーセナルのSAKA。
ホワイトノイズ特集の音楽雑誌も買う、ホワイトノイズってan electric stormのあの人です。リュックおもー。
朝飯を食う(オープンサンドのプレート、目玉焼きとソーセージのプレート、fierceIPA、コーヒー飲み放題)。

朝なのか夜のかわからない酒

ギリギリ中学生くらいの英語を少し使う。ドキドキする。英語全然しゃべれねー!JAL線だからか、日本人がすごい多い。
トイレに行ってションベンをしようと思ったが、となりのヨーロッパのおじさまの小便器が真っ赤になってるのが見える、け、血尿?よくみたら、トイレの洗浄パッドが赤色だった。どうなの?それ?

99%の殺菌率を誇るロボをケースに入れる時代


日本1930 英国1130頃、出発。
案外、時間潰しはすぐだった。
さて、ロンドン→ハンブルクはブリティッシュエアライン。
狭いし、ご飯は出ないが、水だけもらえた。1時間30分ほどだし別にいいけど。
名古屋を出てからおよそ24時間。
まもなくドイツはハンブルクに到着予定。

空より


次回より、遂にドイツ・ハンブルク編。

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