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夢中

私はどうも、なにかに夢中になると、それしか見えなくなってしまう期間が発生するらしい。
1日中そのことばかりに気を取られ、やるべきことはどうにかこなすものの、他のやりたいことが全く進まなくなる。

夢中になるものが漫画などの作品だった場合、ファンアートや二次創作への情熱に昇華できる。
すると、かなりのハイペースで描き続けることができる。自分でも頭おかしいのでは、と思うほど描きたい気持ちが溢れるのだ。

ガチ恋するレベルの推しキャラと出会ってしまえば、なぜあなたは二次元なのかなどと意味の無い虚しさに苛まれ、現実に胸が苦しくなり、今度は涙が溢れる始末だ。
こうなるともう自分で自分を笑ってしまう。泣きながら、笑いながら、不毛な時間を過ごす羽目になる。

感情は元々コントロールできるものではないと思う。
湧き出た感情を表に出すか否か、出すならばどうやって出すか。
そして、そのあといかに切り替えていくか、に重きを置くべきだと考える。

なにかやらなければならないことがあるなら、素早く収めていきたいのだが、これがなかなか上手くいかない。
泣いてしまえば、その疲労で眠気を催したりもする。
なんだかんだで、貴重な時間が簡単に溶けていく。

心理学のテクニックなどで、多少の波は比較的早く抑えられるようになってきたが、泣くほど負荷がかかるものは相変わらずだめだ。時間がかかる。
経験上、数ヶ月経てば落ち着くことがほとんどだと分かっているから、それを待つしかないのかもしれない。

自分の性質なので付き合っていくしかないが、まあまあ面倒で厄介だ。

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