DATASaber挑戦日記①~属性の使い方~
初めまして 現在DATA Saberに挑戦中のそうきちと申します。
DATA Saber認定に向けての復習の記録となります
学習中に特にためになった属性について自分なりにまとめております。
今後、DATA Sabarを目指す方の助けになれば幸いです。
属性とは
属性(ATTR())についてTableau 公式の回答は以下の通りです。
属性は一つに決まるときはその値を表示し属性が複数ある場合は*を返します。また、NULLは無視されます。
属性の特徴
カテゴリ、サブカテゴリごとの売上を出します。
この表のカテゴリを属性に変換してみます。
カテゴリを属性に変換してみましたが全く変化はありません。
これは各サブカテゴリに対し、カテゴリは一意に決定するからです。
テーブルは家具、事務機器は家電というように一つに決まっているためbiz上では変化がありません。
今度はサブカテゴリを属性に変換してみます。
サブカテゴリを属性に変換するとサブカテゴリがすべて*に変わりました。
これはカテゴリに対してサブカテゴリが複数存在するためとなります。
家具の中にも、テーブルや椅子など様々種類があり一意にサブカテゴリを決めることができないため*が表示されます。
属性の使用例
それでは具体的な属性の使用例を見てみましょう。
関西地方の各カテゴリにおけるサブカテゴリが占める割合を出してみました。この場合はカテゴリごとに割合が集計されています。
今度はこのカテゴリを属性に変換してみます。
カテゴリを属性に変換すると数値が変わりました。
最初の状態だとカテゴリごとに割合を集計していたのですがカテゴリが属性になることで集計単位が地域に地域におけるサブカテゴリの割合となりました。しかし、カテゴリは集計単位ではないのですが、票の中には存在したままとなっております。このように属性はその値を情報として持っていたいけど集計単位として利用したくない場合に利用することができます。
まとめ
属性は値を情報として持っていたいが区切りたくない場合に利用
属性が一意に決まらない場合は*が表示される
NULLは無視される
一つのビューの中で区切る単位を変更したい際に利用する
参考
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