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基本情報技術者試験に思いを伝えてみた

こんにちは!! そうきちです!!
今日は僕と基本情報技術者試験との淡い青春についてゆるく書いちゃいます!


1.出会い

 彼女(基本情報技術者試験)との出会いはそう、大学2年の秋。資格講座一覧にあった名前を見つけたのが始まりでした。当時の微妙に意識の高い僕は「これ取れば、就職いい感じにいけるんじゃないか!」という不純な気持ちでその講座に申し込みました。それが彼女との3年にわたる愛の物語の始まりでした。


2.こじらせ期

しかし、そこからは苦難の連続でした。彼女へのアプローチを始めたもののなかなか続きませんでした。サークル活動や友達との飲み会が楽しく恋愛に真摯に向き合えませんでした。最初は通っていた講座も気づいたら行かなくなってしまっていました。今思うと、「好き」っていう気持ちはあったものの結局言い訳を作って逃げてたんだと思います。「たくさん勉強したのに降られたらどうしよう」って気持ちが強かったのが原因ですね。くそビビりでダサいですよね(笑)また当時の全国平均告白成功率(全国平均合格率)が30%程度ということでかなりビビってたのもあったかなと思います。そんなこんなで時間が過ぎ気づいたら就活が始まり、そして就活が終わり大学卒業間際になっていました。

3.再熱期

大学卒業間際、卒業研究と当時やっていたNPO法人の活動も終わり満足感を得た状態で卒業式を待っていました。そんなある日、大学生活を振り返ってやり残したことはないかと考えていました。楽しい思い出やしんどかったことなどたくさん浮かんできて、何とも言えない寂しさを感じていました。その時、急におぼろげに浮かんできたんです。あの子の名前が そこに理屈なんてないです。2年前の淡い記憶がよみがえり、気づいたら目には涙がいっぱい浮かんでいました。このままで終わってはいけない。思いを伝えないと絶対一生後悔する。その時強く思いました。そして僕は気が付くと過去問ドットコムを開き午前問題を解き始めていました。

3.だいしゅき期

そこからは本当に一瞬でした。彼女の都合で五月にしか告白できないためそれまで必死で勉強しました。社会人になっても仕事終わりにスタバに通い勉強しました。可愛いスタバ店員の「あのおっさんまた来てるじゃん、キモ!」っていう南極大陸より冷たい目線に日々耐えながら勉強しました。本当に彼女にしか目がなかったので普段なら目が行ってしまうスタバの店員にも全く惹かれませんでした。愛しのあの子が出すアルゴリズムは僕にとって唯一無二で美人JDスタバ店員の出すコーヒーをもってしても代えがたい存在でした。

4.結

そしてついにその日を迎えました。場所は雑居ビルの一室、目の前には3世代ぐらい前のPC、告白方式はCBT方式 すべては僕のイメージ通り。ロンバケも全話見直し最後のキムタクのシーンも確認し予習は完璧、あとは気持ちを伝えるだけ。そして二時間にわたる愛の告白が始まりました。この二時間は僕の感覚では3秒にも満たない時間でした。それくらい一瞬に感じました。そして部屋を出て恐る恐る彼女からの返事を確認すると、
(基本情報技術者試験は試験終了後すぐに結果を確認できます。)

そこには84点の文字がありました。(60点で合格)

うれしくてたまりませんでした。自分の大学生活で唯一の心残りがなくなり、気が付くと大粒の涙が重低音を奏でる古いPCに零れ落ちていました。「思いを持ち続けるときっといいことがある!」そう思い続けってほんとによかったです。これからは愛しの彼女との生活を目一杯楽しみたいと思います。

5.その後

それからの彼女との生活はほんとに幸せでした。こんな日々が一生続けばいいなと思ってます。ただ、唯一の気がかりとしては、先日会社の取得推奨資格一覧を見たときにすごいかわいい子がいて! 名前がなんだっけな そう、確か応用情報技術なんちゃらとかいうやつ..... To Be Continued


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