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ポケカ四天王決定戦優勝3神ラフレシア

皆さん初めまして。
このたび第三期四天王となりましたけーと兄のそーと申します。
それに伴いnoteのアカウントを開設いたしました。
まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。


・そー(兄)
2009 ジュニア日本代表

・けー(弟)
2009 ジュニアWCStop16
2011 ジュニアWCStop16

その後二人ともポケカを離れていたのですが、昨シーズンのJCSごろに復帰して、今に至ります。
私達のnoteでは、環境考察やデッキ選択、そして当日の対戦で考えていたことを解説していきたいと思います。


現行のレギュレーションはもうすぐ終わりとなってしまいますが、考え方は共通する部分もあると思いますので、是非最後まで目を通していただければと思います。

記事の内容は以下の通りです。​

①環境考察とデッキ選択

今回出場させていただいたポケカ四天王決定戦はチャンピオンズリーグやシティリーグとは違い、16人という少ない人数の中で対戦をするというものでした。
そこで14人のデッキをシティリーグの結果などをもとに推測しながら、自分たちが使うデッキを決めていきました。
私達が最初に推測した14人のデッキ内容は以下となります。

・ひかるミュウオロヨノ(オーロット&ヨノワールGX) 2
・ひかるミュウバレット 1
・カラマネロ型オロヨノ 1
・レシリザ 2
・三神(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)+α 2
・ゾロアーク 1
・LO系統(相手の山札切れを狙うデッキ) 1
・ゴルーグ 1
・ピカゼク 1
・その他(ズガアゴ、ミュウミュウ系、シルヴァディ、ラフレシア、
LO系統、ルカメタなど) 2

まず兄のデッキが決まった経緯から書いていきます。
 最初にレシリザやピカゼクにサイドレースで有利が取れるギラマネロ(ギラティナ+カラマネロ)を軸にデッキを考えていました。LO系統のデッキ相手にもシャドーインパクトで自分のポケモンを気絶させ、相手にマチスを使わせないようにすることで相手のプレイを制限することができます。
 とても使いやすく気に入っていたのですが、ひかるミュウオロヨノと対戦するとひかるミュウのデッキにはマオ&スイレンが複数枚入っているので、ギラティナの攻撃がほとんど回復されてしまいます。そこでひかるミュウオロヨノのデッキを使うことにしました。そして四天王決定戦の前日までこのデッキを練習していましたが、その日のシティリーグの結果を見ると三神ミカルゲがかなり結果を残していることが分かったので、当日も使用者がいるだろうと推測しひかるミュウオロヨノのデッキを諦めました。
 三神ミカルゲに勝てるデッキを考えたときに四天王決定戦の予選で使用したひかるミュウバレットが思い浮かび、新しいデッキを一から練習する時間もなかったのでひかるミュウバレットを使用しました。

次に、弟のデッキが決まった経緯を書いていきます。
最初に考えていたのがピジョンLOだったのですが、シティリーグで活躍したこともあり、対策カードであるヤレユータン(さいはい)が入っているデッキも増えてきていて、さらに決勝トーナメントでは時間切れの際サイドが2枚以下であった方は勝ちとなるので、考え込んでしまう自分には時間内に終わらせられる自信がなかったので、どうしようかと迷っていたときに、三神ラフレシアを見つけて、ズガアゴや三神シルヴァディ、シビルドン入りピカゼク以外には有利に立ち回れることや、現環境では隠密フードの採用が少ないと考え、使用しました。

②デッキ解説

Ⅰひかるミュウバレット

ひかるミュウバレット

兄です。ここでは特徴的なカードを取り上げて、カードの採用理由とその枚数の理由について解説したいと思います。
・サナニンフ
 三神に弱点がつけるので、採用しました。カレイドストームの効果も魅力的です。

・オロヨノ
 三神に次ぐアタッカーになりやすいポケモンです。終盤、リセットスタンプを使い、続けてナイトウォッチャーを打つことで相手の手札を四枚以下にできます。

・フェロマッシ
 三神ミカルゲ相手にはこのポケモンで戦う予定でした。相手が特性うらみだめなどで三個以上ミカルゲにダメージカウンターをのせた時にジェットパンチでミカルゲを二匹同時に倒すことが可能です。

・ホワイトキュレム
 レシリザ相手にはまず、このポケモンと「カウンターエネルギー」、「カウンターゲイン」がサイドに落ちていないか確認します。せせらぎの丘を採用しているのでグズマ&ハラ一枚でワザが打てるポケモンです。

・グラードン
 ピカゼクやゾロアークを一回で倒せるポケモン。ホワイトキュレム同様、グズマ&ハラ一枚でワザが打てるポケモンです。

・ポケギア3.0、タッグコール
 最初のターンにはブルーの探索、最低でもシロナ&カトレアもしくはグズマ&ハラを使いたいのでどちらも4枚ずつ採用しています。

・いれかえ、ネスト、エネルギースピナー
 相手に先行をとられてしまい、さらにひかるミュウ以外のポケモンでスタートしたときに、ブルーの探索でこの3枚のうちどれか2枚を持ってくればだいたい伝説の導きが打てます。サイドに落ちるのが怖いので2枚ずつ採用しています。

・マチス、グズマ
 最初、マチスの作戦は二枚採用していましたが、フェロマッシを入れるときに他に抜くカードがなかったのでマチスの作戦を抜きました。このデッキではグッズでベンチポケモンを呼ぶことができるので、グズマは1枚十分に感じます。どちらも使ったあとにシロナ&カトレアで手札に加えたいカードです。

・無人発電所
 マチスの作戦と無人発電所で抜くカードを迷いました。グズマ&ハラでスタジアムを持ってくることでデッキの圧縮にもなることやブルーの探索からフィールドブロアーと一緒に手札に加えれば、混沌のうねりが場に出ていてもケルディオを倒すことができます。

当日の結果

使用デッキ:ひかるミュウバレット
1回戦× vs三神ミカルゲ
後攻1ターン目、バトル場ひかるミュウでエネルギー付けてビーム。返しでくもんのさけびで負け。

2回戦× vsミュウミュウ(カイリューGX、ソルガレオGX、ラティオスGXなど)
先行1ターン目で三神にエネルギーをつけることに成功。2ターン目、三神に二枚目のエネルギーをつけGXワザを打つ。相手はバトル場のゲンミミが逃がせずにターンを返してきたので、こちらはベンチにオロヨノを出してアルティメットレイでベンチにエネ加速。このターン本当はグズマでベンチのミュウミュウにダメージを与えるべきだったが、ミスで違うサポートを使ってしまった。攻撃が1ターン無駄になりそのまま負け。

3回戦○  vsゾロアークLO
最初の3ターンはバトル場の三神にエネルギーを付けて、終了→GXワザ→アルティメットレイとワザを打って三枚サイドを取る。その間、相手にゾロアークを育てられたが、3ターン目か4ターン目(忘れました)に無人発電所を出して、リセットスタンプを使ったところ相手は「とりひき」が使えずそのまま勝ち。

4回戦○  vsブイズ
グラードンスタート。2ターン目で三神のGXワザを打つことには成功。サンダースGXのエレキバレットでひかるミュウを倒してくれたので、グズマ&ハラでカウンターエネルギーを持ってきて、タッグスイッチと合わせて(カウンターゲインがサイドに落ちていたため。)サンダースGXを倒す。その後、一度はまんたんのくすりを使われるもののアルティメットレイを打ち続け勝ち。

5回戦× vs三神ラフレシア(弟)
後攻でひかるミュウスタートだったが、相手に先行2ターン目でにがにがかふんのラフレシアに進化され、なにもできず終了。

6回戦× vsレシリザ
相手に先行をとられ、ホワイトキュレムもサイドに落ちていたが、相手が2、3ターンサポートが使えていなかったのでGXワザを打って、次のターン相手が出したカプ・テテフを倒してサイドを3枚取るもホワイトキュレムは引けず。ホワイトキュレムで倒すのは諦めて、オロヨノで手札を0にして勝つプランに切り替える。三神を相手に倒させ、(その前にひかるミュウが倒されているので相手の残りサイド枚数は2枚)無人発電所+リセットスタンプからナイトウォッチャーを使う。次のターン相手は引いた1枚がデデンネGXで,もともとベンチにいたマーシャドーでリセットホール→デデチェンジ→やぶれかぶれ。溶接工を引かれダブルブレイズGX で負け。

Ⅱ三神ラフレシア

三神ラフレシア

弟です。使用デッキの中から重要なパーツを紹介していきます。また、大会後の改良点も挙げていきます。

・ラフレシア
デッキのメイン。たねポケモンのみのデッキにはこのポケモンのみで勝てる。

・ラフレシアGX
たねポケモン以外のデッキと当たった際に使用する。オルタージェネシスを打っていればハチマキなしでもシルヴァディ、ゾロアークに届く。
三神以外には3-2-3と取らせることができとても良い。

・ブルーの探索、リーリエ
初動に必須のカード。ラフレシアを立てるにしても三神で戦うにしてもあると出遅れることはない。

・ナタネ
基本的に対カラマネロ型用と考えてよい。ギリギリポーションの採用も考えたが、シロナカトレアで拾えてポケギアで持ってこれる強さがある。

・レインボーエネルギー
対たねで三神でスタートしてしまった場合につけておくことでアセロラで回収できる。相手が三神だとサイドに余裕がないので、本来2欲しい。

改善点
・ナタネ→グズマ
三神ミカルゲが出てきたことによってカラマネロは少なくなったので、ナタネよりも裏が呼べるグズマを採用。
ブルーで持ってこれるのも相性が良い。

・ユニットエネルギー→レインボーエネルギー
先に述べた通り、レインボーからアセロラが使用できるのは強いので2枚欲しい。グズマハラが入っていないので特殊エネルギーはあまり来ない印象。
10点が痛い時もあるが基本エネルギーは比較的持ってきやすい印象を受けたので使い分けたい。

・メイ→マチス
ラフレシアや三神が立つのは二ターン目以降なので、それまでにナゾノクサが倒されていることも多く、またサポートが多いため純粋に打てるチャンスが多いことも採用の理由。

・ポケモン通信→ハイパーボール
入っているポケモンの数がそこまで多くないためハイパーボールのほうが使い勝手が良い

・ラフレシア(にがにがかふん)→3神
サイド落ちを考え、また対3神ミカルゲを考えると3枚欲しいから。

当日の結果
1回戦○ vsブイズ(サンダースGX)
最初からラフレシアの刺さらない相手でとても焦ったが、サンダースGXの技が中打点だったため、オルタージェネシスの使用後ラフレシアGXを立て、サポートと合わせて回復しながら戦い勝利。

2回戦× vs3神ミカルゲ
1回戦の配信卓で相手が隠密フードが入っていたのが確認できたので、3神で戦う方針だった。後攻だったので先にオルタージェネシスを打たれてしまい、こちらも返しで打つ。グズマでナゾノクサを呼ばれて倒され、その後アルティメットレイを打ち合いお互いアセロラで回収したが次のターンにヤレユータンに150ダメージ与えられグズマで逃げるも回復はできずグズマ呼ばれ負け。

3回戦○ vsミュウミュウ
先攻でこちらは3神にエネルギーを貼って終了。相手はホミカで全体に20ダメージ与えられ、アローラサンドパンGXがトラッシュされたので、先2でラフレシアGXを立て回復。このとき逃げられずオルタージェネシスは打てなかった。返しでアローラサンドパンのGXワザを使われたが倒されたのはナゾノクサ1体だけ。ラフレシアGXのだいかいかとアルティメットレイでミュウミュウを倒すもキャットウォークでリセットスタンプを打たれ、グズマを引けなければ負けというところで引けて勝ち。

4回戦○ vs3神ミカルゲ
後攻だったが相手は3神にエネルギーをつけることが出来ず、先にオルタージェネシスを打つことができた。後3で竜の鉤爪と戒めの祠を壊してアルティメットレイを打てたことが大きかった。その後マオスイレンで回復され、こちらは2-2とサイドを取るも返しで破れかぶれをされそのまま3神を落とされる。次クズマを引けなければラフレシアGXを倒されて負けとなるが、ポケギアから引くことができ勝ち。

5回戦○ vsひかるミュウバレット(兄)
隠密フードが入っていないことは知っていたしひかるミュウに入れる枠は無いのでラフレシアを立てて勝ち。

6回戦○ vsひかるミュウバレット
3神スタートでナゾノクサを2体出したため、ラフレシアを1体立てても4-2でとられて負けてしまう可能性があったが、アセロラで回収できたので勝ち。

準決勝○ vs3神ミカルゲ
先行を取れたので先にオルタージェネシスを打てた。返しで相手も打つが3ターン目に裏の3神にアルティメットレイで加速できたのが大きかった。相手は技を使わず逃げたので、そのまま押し切って勝ち。

決勝○ vs3神ミカルゲ
最初の手札にナゾノクサと3神があったので、とても迷ったが、3神を選択した。
理由としては、
①クズマが多く採用されていたためラフレシアを2体同時に立てなければ後ろから倒されてしまい、ナゾノクサがいなくなった段階で隠密フードで倒されてしまう。
②運よく2体同時に立ったとしても、破れかぶれが採用されていたため、フィールドブロアーが流されて1体目が倒された場合、もう1体ラフレシアがいるのでブルーの探索から接続が出来ないためそのまま負けてしまう可能性が高い。
の2つの理由から。

先攻を取れたので先にオルタージェネシス。相手も返しで打って来たので、3神にアルティメットレイを打ち自分の裏の3神にエネ加速する。マオスイレンで逃げられるも相手が出した食い尽くされた原野によりハチマキ込で相手の3神を倒すことが可能に。
前のターンでブルーを持ってきていたのでグレートキャッチャーとハチマキを持ってきて3神を倒す。ミカルゲで倒し返されるもその返しでアルティメットレイを打ち勝ち。

感想としては思ったよりもラフレシアが刺さらなかった印象を受けました。ですがひかるミュウ系統の相手にほぼ確実に勝てるのはとても強く感じました。
また、ラフレシア(GXも)を立ててしまうとブルーの探索が使えなくなってしまうので、立てるか立てないかの判断も重要だと感じました。

以上になります。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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