恋愛慣れしてる人の2番目か3番目くらいの彼女になりたい
こんな不健全で危うい願望を抱く理由を自分なりに考えてみた。以下はその考察である。
1.一度はモテる人と付き合ってみたいから
私は陰キャとして、クラスの人気者的な人間と交流する機会をことごとく退けてきた。また、何かに傾倒しているどこか変わっている人かコミュニケーションに苦手意識がある人じゃないと仲良くなりにくい、という今までの傾向から考えるに、私がモテるような人と付き合える確率は天文学的に低い、ということがここまでの20年足らずの人生でわかってしまったのだ。
しかし、別にそんなクラスの人気者を恋愛的に好きだと思うことはあまりなかったように思えるためこれは主要因ではないのだろう。
2.自分が誰かの一番になれると思っていないから
部活は同学年で私だけベンチだった。物理と世界史のテストはいつもクラスで最低点だった。今日も今日とて宿題が終わらないし、授業では起きていられない。髪の毛もメイクも周りの子みたいに可愛くできないし、片付けができないから自分の部屋も鞄の中もぐちゃぐちゃ。
こんな私にきっと価値はない。誰も私を選ばない。せいぜいが誰かのスペア。意識的か無意識なのか、私はいつも私を嫌っている。
自己肯定感の低さが「2番目か3番目」という部分に表れているのかもしれない。ただの願望なのに私ってやつはなかなか厄介だ。
3.元彼のことをひきずっているから
私はまだ1人としかお付き合いをしたことがない。そのことに焦りも感じているが、同時に「もう恋愛とかいいかな」という気持ちも涌いている。それは元彼と別れるときに精神力を根こそぎもっていかれたからである。
私は別れたかった。彼は別れたくなかった。ただそれだけ。それだけなのに、別れるのが――というかフるのが?あんなに大変だとは思わなかった。それに最後まで私と縁を繋ぎたがった彼の思考が未だに理解できない。未練は一切ないが、今もときどき考えてしまう。
そして、次にまた誰かと付き合って、その関係が破局を迎えるなら……..私はフられたい。その絶望的な宣告を受けて、抒情酌量をすがるような思いを追体験してみたい。
まとめ
要するに私はまだまともな恋愛ができそうな精神状態にないのだと思う。焦らず、自分を好きになれるように、大切に思えるようになってから、そういう人探しに漕ぎ出せばいいのだろう。
が、そうはいっても彼氏が欲しい!マッチングアプリとかいれようかな!
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