0619「家族で観戦」
たまたま月一回の帰国のタイミングと川崎vs札幌の試合日が被ったので(被せに行ったという説もあるが)久々にスタジアムへ足を運んだ。
2週間前はけが人続出でどうなることかと思った遠征メンバーもちらほらと復帰し、もちろん前年の0-7負けを経て浮かれる空気は全くなかったものの、最低限対抗できそうという雰囲気は整っていた。
結果としては耐えて耐えての引き分けなので十分なものだったと思う。私は目が悪いし等々力は傾斜も緩いので、ホーム側のゴールに攻められ続けていた後半はほとんど見えなかったが、帰りしなにドラえもんとリラックマのコラボグッズを躊躇なく買うくらいには満足した。
そしてこの試合の最大の功労者と言って差し支えないであろうソンユン選手が試合後うなだれていたのを見て、ついにコンサドーレにも観る側の期待を超えるプレーを本気で目指す選手が現れたのかと(これまでいなかった訳ではないと思うものの)とても感慨深い思いにかられた。まさにプロの姿勢であり応援したくなる姿勢だと思う。
この試合は自分自身にとっても少し感慨深い節目であって、それは私の妻が私の妻になってから初めて一緒に現地に見に行った(つまり結婚して初めての)試合であったということだ。
結婚したと言っても自分は基本上海、妻は東京なので完全に別居状態なのだが、夫婦で観戦するというのはなんだか正式に2代続けてコンサドーレの試合を観た感がある。3世代目に繋ぐスタートラインに立った気がする。
今となっては私よりも早くコンサドーレの情報を仕入れてきがちなこの妻といつまでもコンサドーレの話ができたら嬉しい。あわよくば子どもとスタジアムに足を運ぶ日なんかが来てしまったら、それはとても幸せだと思う。