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【ガジェット】Kindle Scribe、買ってみました...。

年末にKindle Scribeが気になりだしたので、購入しない予定であったが、試験的に(?)購入してみることにした。ひと言で言うと、悪くはないけど、どうでしょう?、と言う感じ。

良い点・購入に至ったきっかけ

最近、漫画を寝る前に読んでいるので、見開きで漫画を見たらどうなるだろう、と言うモチベーションが働いた。寝ながら読書は「軽さが命」であることは分かっていて、iPad Airほどではないけれど、そこそこ重さはあるので、発売前には冷静な分析の後、予約はしないでおいた。

寝ながら読書にはKindleをめちゃくちゃ薦める!!軽いし、ページをめくらなくて良いし、寝落ちしたら、そのままにしてもバッテリーは「0(ゼロ)」にはならない。

心が揺らいだ決め手は、「Kindle Oasis」2台の画面よりも大きい!、だ。
とても見てみたくなってしまったので、年末・正月の時間のあるときに試してみようと、1月1日に配送をしてもらった。

漫画の読書端末として

画面はきれいだし、見開きでみる漫画はとても新鮮。画面としては、Kindle Paperwhiteに近い、すっきりとした感じ。
致命的バグが2つあり、1)最後のページで次の巻を開くと必ずフリーズする、2)いつの間にか部分的に拡大表示されてしまう、という現象に何度も困らされながら、読書を進めてみた。

10巻ほど漫画を読んでいるが、今はAmazonの新年キャンペーンもやっており、レザーカバーでなければ3000円安くなるので、返品してまた購入するか、常に考え中である。しかし、めんどくさいので、Kindleの中の人が気付いてくれて、バージョンアップで対応してくれることを祈ることになりそう。

Scribe(手書き)機能について

レビューでは書き心地がとても良いとあったので、あわよくばiPadで使っているGood noteの部分的置き換えも考えてみた。妄想としては、メールでevernoteに送って、分類・タグ付けで手書きメモをためていくイメージ。

実際にはメールはAmazonアカウントのメールアドレスに、メモのリンクが送られるだけであり、ちょっと使い勝手は悪い。5つまでメールを指定できるのだが、一度送信してしまうと、主アカウント以外のメールは消えてしまう(履歴も残らない)ので、とても不便

メモの解像度はiPadでの手書きに見慣れていると、結構荒い(文字の辺縁にシャギー)ことが気になってしまう。期待していた書き心地についても、私はiPadに紙のような書き心地のフィルムを貼って満足しているので、すごく良いかと言われると微妙。また、ペンは充電しなくて良いのが利点であるが、Apple pencil2の方が持った感じや重さが良い。価格の面で…、というのもあると思うが、Kindleのペンもそれほど安くないので、割高感がある気がする。

Scribe(手書き)機能については、10年くらいソフトウエアバージョンアップを繰り返さないと、改善しなさそうなので、Scribe機能はおまけ程度に考えると良い。その頃にはKindle Scribe2か3になっているだろう。

結局、最善のKindleは?

ダントツの一位は、Kindle Paperwhiteでしょう。

  1. USB-C充電(ワイヤレスは充電台がかさばるので必要なし)

  2. 画面がきれい

  3. 動きがしゃっきり

  4. 軽い

  5. 背面が(おそらく)プラスチック

実は、第一世代のKindleを使うのを辞めた理由金属ボディだから、だった。冬場に、背面を触るとひんやり冷たくて、読書どころではない。そのため、Kindle Oasisでは革のカバーを付けている。今回のKindle Scribeも金属製の予感がしたので、革(おそらく合皮)カバーを注文しておいた。軽さを考えると、本体のみで読書をしたいのだが、ひんやり冷たいKindleは真冬にはこたえるので、カバーは必須である。

ということで、Paperwhiteのようなプラスチック製のKindleは「軽い!・冷たくない!」ということで最善となる。あれこれ、e-ink端末を買いたくなる人でなければ、Kindle Paperwhiteのみを購入して、幸せになると良い。

今年も一年お幸せに(自分もな!)。


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