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初めのてのことは不安なものですが不安もいいものです

娘と妻が3泊4日の旅行に出かけ、一人留守番をしております。
これは、現在執筆中のKindle本に集中して取り組み、仕上げる絶好のチャンス!
と思ったものの、
しかし、一つ不安なことが。

それは、糖尿病の老犬クッキーの朝と夜の注射と薬です。

だいたい注射器は見るだけで心拍数が上がります。

それなのに、つい先月、胃カメラ検査の際に、ちょうド下手な看護師に採血を失敗され、トラウマになっています。

「朝はこの薬はどこにあるんだっけ?」
同じことをなん度も聞く私に、小学生でもわかるように妻は指示を与えます。
特別支援の専門教員だけに、このあたりは痒い所に手が届くほど、懇切丁寧です。


ドキドキの初注射にドキドキしている私の心知らず、いつも通りにリラックスしているクッキー。

洗面台の上に置いて、上着の首元を出します。
首根っこをつまんでそこに皮下注射。
「はい、ちくっとしますよ〜」
ガリガリに痩せてますが、つまむぐらいの脂肪はあるので、意外と簡単に、そして無事に初注射に成功。

ご飯ももりもり食べてくれて、とりあえず、こんばんの心配事の峠は超えました。

終えてみると、どうってことないけど、初めてやることって不安なものです。

そんなドキドキを久しぶりに体験できました。

明日も休日なので、朝ものんびり薬と注射に向かえそうです。


クッキーは、12歳。

2年前の夏休みの最初の日曜日の朝、突然ハアハアと呼吸が見られ、足取りもふらふらしたと思ったら、バタっとその場に倒れ、全身を激しく震わせる痙攣の発作を起こしました。

知り合いの動物病院の奥様に状況を連絡し、指示を仰ぎ、とく月曜日に受診入院。

検査をしても、原因は不明。

何かしらの脳機能の障害による発作らしい。

退院後も何度か繰り返すクッキー。

糖尿も併発し、目も見えなくなり、ふらふらとあちこちにぶつかるので、サークルの中で隔離しての生活。

発作が起こるとびっくりしてルナが吠え、騒ぎます。


こちらが元気いっぱいのルナ6歳。

何度か発作を繰り返すも、次第にその回数も減っていきます。

そして、再び散歩ができるようになりました。

目は不自由ですが、家の中では何ものにもぶつからず、すいすいと生活しています

今では、2匹仲良くお散歩できるまでに回復しております。

しかし、クッキーの散歩は冬寒さのため、5分が限界です。

しかし、朝晩の薬と注射は欠かせません。

これらのことは、すべて妻が行なってきたのです。

その役割が、私に回ってきたわけです。

以前、妻と娘が不在の時、息子がその役割を担っていました。

妻の信用度のランクは息子の方が上なんです。

しかし、今回は息子も不在です。

そこでいよいよ私に出番が回ってきたわけです(もう後がないので笑)


元々妻と娘が
『犬を飼いたい!トイプードルがいいと思うの』
と相談のていで、決定事項を告げられた12年前。

犬は世話も大変だし、人よりも先に虹の橋を渡るから嫌だなあ。

そんな気持ちでした。

やれと言われたわけではないけど、

「お散歩いく?」
と聞いてみたら、
「うん!行く!」
と目をキラキラさせて飛びつかれたら、

「自分は頼りにされている」

と自己有用感がめちゃくちゃ上がりました。

それ以来、私はいつしかお散歩担当。

正確にいうと、お散歩をしてもらっているといった方が良いのかもしれません。

お散歩を通じて、風の匂いう、四季の変化を感じ、心身をリラックス。

散歩は貴重なリフレッシュタイムでもあったのです。


子供達が小さかった頃。

私は外遊び担当。

というか、これも遊んでもらっていたのは自分だったのかもしれません。

外で体を動かすのが好きな私は、インドアの遊びは苦手。

積み木遊びや、ミニカー遊びは全然楽しめなくて、妻から度々指導を受けておりました(汗)

しかし、外遊びは、心の底から楽しんでいました。

特に冬はスキーに出かけて、スキーを教えることに生きがいを感じていました。

若い頃にスキー学び、準指導員の資格を取ったのも子供達にスキーを教えることにつながっていたのかも!
なんて思いながら、スキーを教えていたことを懐かしく思います。

おっと、話が脱線しました。

何を言いたいかというと、初めての注射は不安だったけど、終わってみたら安堵してますよ。

ということです。

足元でクッキーとルナはまったりとしております。



部活動を終えて、帰宅、玄関の鍵を開けていると、

ワンワン!

と元気な声が聞こえてきます。

「お散歩いくかい?」

そんな声かけをすると、

ワン!ワン!ワン!ワォー!ワォワォ!(何か話しているみたい)

鳴き声が一層ヒートアップします。

妻も娘も留守ですが、この子たちがいるおかげで、心にハリがある。

ワンコ様さまです(笑)


☘️最後まで読んでいただきありがとうございました。
☘️素敵なご縁に感謝です。
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※現在最終推敲(エンドレス?)中の作品
「タペストリー」
表紙は完成していますが、本稿は推敲に推敲を重ねるたびに、「もう少し、こうしよう、ああしよう」と微調整がエンドレス気味。
この4日間は、家族が留守なのでここで完成か?
今度こそ乞うご期待ください(笑)
















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そい@心の根っこを育む小説家(先生)/小説『タペストリー』出版!/毎日投稿900日
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