痛い思い出たち

先日、実家の居間入った瞬間に出た言葉「ここすごい乾燥してる」
あたしの喉は湿度メーターみたいになってしまったみたい
これも職業病かなあ、お酒も煙草も好きだけど、そういえばお酒呑んでカラオケってのも怖くて出来ないなあ
それは過去に痛い思いをしたことがあるからで、その経験は心に残っていて、それを思い出すと今だにぞーっとするってことで
楽しくて羽目を外すことはしょっ中だけど、唄ったりするのはそこに入らないみたいで、まあ当然ですよね、お仕事ですので

痛い思い出と云えは昔に住んでいた高円寺の家、そこの階段から落ちて大怪我をしたことがありました
十話音のミーティング前にそこにちょっと寄ります、母屋の隣りに建つ小さな二階建て
何十年振りに鍵を開けて入ります、最初に「こんなに小さかったか」と思いました
そして事故現場の階段、どうしてここから落ちてあんな大怪我になったのかしら
それはあたしがチビだったからです、今もそうだけどもっともっとチビだった
丁度永久歯が生え揃った頃で母上は心配する前に嘆いていたっけ、一面血だらけだったなあ
記憶だけ残してこの家もさよならですね、そしてその近くで新しいことをしようとしている
終わる時のことを思いながらはじめる人っていないですよね、ということで十話音よろしくお願いします