渚ようこの七回忌
渚ようこさんの七回忌
この日のことは忘れられないぞ、というのはその日、2018年9月28日のことで
2019年のことも覚えているけど段々よくわからなくなって来ました、でも最初の9月28日覚えているからまあ、いいか
今、ようこさんがいたらどんなかなあ、なんて考えるのはあたしの趣味ではないのでしないけど、たまーにやっぱり声聞きたいなあ、喋りたいなあ、とは思います
時々夢に出て来てくれたりして、そこでは普通に話してるけど、その度「あんた死んじゃったこと判ってますか?」ってあたし云ってるのよねえ、これほんとに
なんとも自然なこの会話、なんだー、喋っているではないか、では良しとしよう
越路さんとおんなじでこちらに居なくなると指の隙間から存在が溢れ落ちてしまったりします、思い出はどんどん上書きされて行くし、忙しなくいろんなことは変わってゆく、ゴールデン街も様相変わってしまいました、きっとようこさんは嘆くでしょうね、あたしの1000倍くらいゴールデン街好きだから
近くにいたあたし達が何かやってあげなくては、というのは本当にそうだと思うのだけれど、やってあげられることをささやかに、ってのでも今年は許してくれるかしらん
こういうところにようこさんのこと書くとか、エルナ姐とかなボーとプチあことご飯食べるとか、そういうのでもいいかしらん
あなたの住んでいた街にも新しい道が出来て、でもそんなのお構い無しにあの辺りは相変わらず静かですよ
毎年この日は青空真っ直ぐだったわね、予報外してさすがのパワーです、それなりに雲はあるけど鮮やかな太陽光線ですよ
空を見て思い出すあの癖も忘れていたわ、時が過ぎたと云うことなのでしょう
あなたの故郷にもご無沙汰してしまいましたけれど忘れていませんのでまた行きますね、遊びついでかついでに遊ぶのかわからないけど、行きますよ
来年辺りに何かありそうだから、またその報告は夢の中で致しましょう、「何それーー」とソミシシー、の音程で返すようこさんのお声が聞こえました、お楽しみにね!そして唯一無二の渚ようこの歌声、聴いたことないあなたは是非とも探し聴いてください、あたしは聴きますお願いしますの七年目、ちなみに来年もお願いしますー
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