ニッポンシャンソン

今夜21時からこちらの番組が放映になります

クミコさんをはじめとした素敵な皆さまとシャンソンを綴っております、ぜひご覧くださいませ
シャンソンの番組なのにシャンソン歌手少なめとなっておりまして、ほんとにシャンソンはその方だけのドラマを表現すれば正解ということがお判りいただけるかと思うのです

あたしは激情型では決してないのでそういう感じにまとまることが多いです、云い方良くすればスマート、悪く云うと無関心とかドライとか
歌はどこまでもフィクションであって、例えば自分で書いた歌もあたしはフィクションで、でももちろんどこか共感出来る感情はそこに入れたり探したりして、そこからいろんなものを膨らましてゆけばいいわけで
私情が最初に出てくるみたいな歌が苦手なのですよね、メッセージソングというのも苦手
もっとサラッとしたいものです、説明とかもしないで判りやすくサラッとした方が悲しみの深さ伝わる気がするんだけどな

越路吹雪さんのパフォーマンス、あたしは階段這いずり回ったりとか寝転がったりしているものより、含み笑いしながらストール投げたりとかどこを見ているのかわからないとか、マイク思い切り外したりしているところの方が好きです
そしてどこ見るとマイクは自然とやってしまっているけど、ストールは台本に書いてあって、でも越路さんがやるとやっぱりはまる、というかなんでこういう投げ方になるんだろうなー、って思う
そこが癖になるポイントだったりしてそうなってしまうと全部感動してしまうのですよねえ
全力投球でやり過ぎでズッコケの手前、みたいなやつかなあ、違うかなあ
でも越路さん基礎がバッチリあるから型になってそこが越路さんしか出来なくて、そこに一応の演出という計算はあるけど越路さんフィルター通すとあらどうしてこうなるの？みたいになるというか、なんというか。。

とにかく21世紀のニッポンシャンソンをどうぞご堪能ください、さてあたしはどう映っているのでしょうか？オチが見つからなかったことだけは確かです、と申し上げて、ああ怖い。。