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三輪二郎さんからの思い出

このお仕事は毎日違う方とのふれあいで成り立っています
そこに大きく横たわるのはエンタメなので見えないものが最初にあるのでコミュニケーションとパッションしかないよなあ、みたいなところがあります
そしてあたしもそういうものを提供する側に居たりするから、因果なことをやっているなあと感じたり、だからうちに帰って全然喋らないでお酒呑むのが好きなのかなあ、って思ったり
お招きすることはホストってことですのでやっぱり気を遣いますのよ、そんな当たり前のことがたまーにどっと来たりします、生まれ持ってのお節介っのおっちょこちょい、ってのもあるし
そしてあたしは結構気が回る方だと思うけどさすがにそういうところを分析し出すと云うのはキャパちゃんがオーヴァーしているのかしらん、なんて風にも思います
がしかし、でれでれと河合奈保子さんのDVD観たりとかヤンソンめくったりとか掌で床の掃除はじめたりしている時間はそこに入っていないからまだまだいける気がしてますの

昨日のソワシャンは秋祭り、沢山の皆さんとお届けしました
三輪二郎さんとのご縁は渚ようこさんからなのだけれど、寡黙でストイックな印象あって近寄り難い、というか見た目と異なって(すみません)真面目な印象がありました
自分の世界観が確立している孤高な感じ、というか
あたし達はエロチック・トロワで呼ばれているので舞台はきちんとつとめますが親戚の賑やかしみたいな気持ちもちょっとあったと思う、ようこさんを盛り上げましょう、みたいな感じでリサイタルに出ていました
あの方が好きだったリハスタはリンキーディンク西荻窪、そこでよくすれ違ったりしていたのですが、三輪さんは我々を本当に仲良しだなあと思って見ていたそうです、その理由が
「ロビーの隅に三人集まったと思ったらすぐに真剣な顔をして真面目な相談をしていたから」
だそうです、そうなのか、あたしらはそういう風に見られていたのか
そういうのは仲が良くなければ出来ないこと、とも三輪さん云っていました
なんともよいお話聴いたなあ
三輪さん素敵でした、アンコールの動物園の唄、よかったな
ジュテームあみさんもルカタマさんも、そしていつもお世話になっているちんすこうルーさんもそこにしかないシャンソンですごいなあ、楽しかった
また皆さんとご一緒に唄いたいなあ、と思いました、来れなかった方次回は是非ともね

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