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心を洗う。

日が経ってしまいましたが、16日に開催しました一斉ワークにご参加くださった皆様、ありがとうございました。

嵐山の曹源地庭園内にて

17日より4日間、京都を旅してきました。

10年以上ぶりの京都という事で予定を盛り込みすぎてしまい、4日間は朝から晩まで京都を巡り倒し、東京に戻ってから2日間ほどグデッと呆けておりました。

旅ではほぼ毎度、思いがけなく心洗われる出来事が起こります。
今回は、東寺の立体曼荼羅の空間に入った時に起こりました。

東寺は同行した母の希望で、事前に調べもせず知識ゼロで向かいました。お恥ずかしいですが東寺も弘法大使 空海もよく知らず、母も知っている情報を話してくれなかったんです。いやそれとも、話していたけど全く私の耳に入ってこなかったのか。。でも下手に知識を頭に入れず流れに身を任せると、感覚的に受け取れるものですね。

左側で振り向いているのが母です。

お寺は17時に閉まるのに16時半に東寺に到着してしまい、イソイソと五重塔から回りました。ちょうど五重塔内部を特別拝観できるとのことで、拝観時間が過ぎているのに、警備員さんが「またいつ見れるかわからないから」と中に入れてくださいました。優しさに感謝です。青もみじを耳にさしてた素敵なおじさま。ありがとうございました。

圧巻の五重塔

スカイツリーは五重塔の建て方を参考にしたそうです。朴訥として重厚な佇まいが父方の祖父に似ていると母が言っていました。私の父は平安時代の貴族のような人なので、一度も会ったことはない祖父の存在になんだか安心感を覚えます。

拝観時間ギリギリで入った講堂内に立体曼荼羅がありました。立体曼荼羅の大日如来像は東寺境内の中心に位置していて、宇宙の中心を意味するそうです。講堂内のひんやりとした異空間に、愛と畏敬、足がすくむようで包まれるような不思議な心地よさを味わいました。そして大日如来像とのコンタクトの瞬間、ハートと目頭が熱くなりました。とても温かですべてをわかっている眼でした。心眼というのはこういう眼を言うのかもしれません。

今回は時間が無くてピンポイントしか拝観できなかったのですが、この約30分が4日間の中で一番心に残る思い出となりました。時間ギリギリで行ったから人がほとんどいなくて良かったのかもしれません。
次回は朝からゆっくりと東寺境内を巡りたいと思います。
ありがとうございました。

堂々とした白鷺(シラサギ)かっこいい。

余談ですが、3日目に東寺に行って4日目に嵐山に行ったんです。東寺で心が洗われた後だからか、お仕事完了後だからなのか、上の写真の蓮の花がとても綺麗に映っていますね。


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