ウラジロカシ
大きな2本の杉の大木の間にヒョロヒョロの1本のウラジロカシの若木が生えていました。そんなところで大きな木になることは難しいだろう場所です。人の頭で思い付くウラジロの未来は
・杉林として管理するために大きくなる前にウラジロカシは切られてしまう
・2本の杉は十分に太いので切り倒され製材され、残ったウラジロカシが大きく成長する
なんて考えるのは人ぐらいで、花も虫も大木も自分の生きているその場所にあっちの方がいいとか、こっちの方がいいとかがない、それが正に自然の自然な態度で小さな虫でも堂々としていて、清々しいですね。
人も同じ時間と場所を共有する1種類の生きものと思えば、同じように清々しくあることもできるはずと。も思ってしまうのがまた人の頭かな?
くるみが1個しか入らない小さな箱を作りながら、ウラジロガシの若木のことを考えてみました。
今月は最後の日曜日23日に木工品の月一市を開きます。最近作った箱類も展示しますのでぜひ、お越しください。
今月のツグミ工芸舎・月一市 2/23 日曜日 11:00〜17:00
ツグミ工芸舎百果店・ひぐらしストア
秩父市番場町11-13