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匙の形

匙(さじ)はいくら作っても飽きることがありませんね〜。どうしてでしょうか?そんなことをいつも考えながら作っていたら、ひとつ回答を思い付きました。

それは匙の形が魂に似ているからじゃないか!と思いました。でも、魂の形を僕は知りません。知らないからこそ、魂の形を知りたくて匙を作っているような気もします。

僕が匙を作るとき、匙を作る時間と場所、材料と道具、天気や気温、家族や自分の体調など様々な条件が揃ってやっとひとつの匙が完成します。材料を育ててくれた自然や道具を作ってくれた人、その人を支えている人々まで含めると、出来上がったその匙はもう作っているときから、すでに自分だけのものではなくなっているってことに最近やっと気付きました。

それでも魂の形が知りたいという気持ちが自分に時間や場所を用意してくれたと考え、またこのことをここに文章に書いて誰かに伝えることができることを思うとき、この世はやっぱり奇跡の連続だっ、と思ってしまいます。

何を書くか決めないで書き始めた最初のnoteは匙の形についての文章となりました。自分のやっていることを時間をおいて、別の角度から文章にすると進むべき方向がはっきりすることがあります。作ることと発信すること、どちらもさぼれません!

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