中国人は片手で表現できる
もう4年も前になりますが、僕は中国に2年間駐在していました。
語学が好きなので誰よりも中国語を熱心に勉強していましたし、異文化に触れるのも大好きなのでシャイなりに中国人と交流を持ち現地の文化を知ろうとしていました。
今回は、中国の文化というか習慣?で、「コレ便利やな〜」「日本でも普及したら良いのに」と思ったものを紹介します。
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▼中国人は片手で表現できる
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コレ知ってました?
中国人は片手で1から10まで表現できるんです。
他の国ではまた違う数え方が有るようですが、中国はこんな感じです。
6は「もしもし?🤙🏻」的な、日本人からしたら電話のサイン。
7は何かを摘むような🤌🏻感じ。
8は「バキュン👈🏻」みたいな。拳銃みたいな。
9は「見た目むしろ6やん」みたいな。
10は「グー✊🏻」。
「…いや別にこんなん無くても困ってないけど」
と言われればそうなんですが、有ると意外と便利なんです。
レストランに入り「何名様ですか?」と聞かれた時、「三人です」と口で言いながら人差し指・中指・薬指を立てて店員さんに指でも3を示すじゃないですか?
アレを片手で10まで出来るんです。
なんなら店員さんが遠くから歩み寄って来ている途中、「何名様ですか?」なんて聞かれる前に、指で「バキュン👈🏻」したら、「あ、8名ね」って分かってくれるんです。
このミスコミュニケーションが起きない感じがスムーズで気持ち良いんです。
あと、スキューバダイビングをしていた時にもその有り難みを感じました。
ダイビングは残りの酸素量を常に意識しながら潜るので、時折「残りどれくらい?」と確認をされます。
その時に、パー🖐🏻とチョキ✌🏻で「7!」、次に輪っかを作って「0」。つまり「70」。
…なんてまどろっこしい!
摘む🤌🏻動作と輪っかで一発で「70」を表現出来るんです。
まぁ、「私ダイビングしないんで…」と言われたらそれまでなんですが…。
あと、名探偵コナンの作中でもダイイングメッセージとしてこのハンドシグナルが使われてたことも有ったみたいです…。
…はい。そんな感じです、今日は。
日本人のように両手を使って6〜10を表現すると、7・8・9あたりが紛らわしくて、その意思疎通に時間を取られたりすることがたまに有ると思います。
中国のこのハンドシグナルを日本人全員が覚えて使って、日本人全員のその曖昧さ回避に使っていた何秒かを節約して、日本人全員が他の何かにその時間を投資出来るようになると日本も何かが変わるんじゃないかと密かに思っています。
みなさんも、今日から中華料理店に入店する際、ドヤ顔で「バキュン👈🏻」を使ってみてください。
一目置かれないと思いますが。
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