アイルランド、シンガポール
会社に入って2~3年目、やっと英語を使った業務にだいぶ慣れてきた頃、担当が変わって一部アイルランドの顧客とコミュニケーションすることになりました。 毎日夕方になるとかの地から国際電話がかかってくる。 ところがその英語が全く聞き取れない。 先方も国際調達の方なら標準的な英語に慣れているけれど、私の所に掛けてくる人は受け入れやロジをしているオペレーション担当の方。 アイリッシュ英語は全く英語とも認識できない。 当時はeメールもなく、必ず内容をFAXで確認しながら何とか間違いのないようにしましたが、大変苦労したものです。
時は代わって10年位前、シンガポールの同僚の英語が聞き取れない。 早口で抑揚が強くて、英語なんだけど中国語の様に聞こえる。 シングリッシュというらしい。 私は抑揚、イントネーションで相手の言葉を理解することもありますが、そのイントネーションが英米語とはだいぶ違って苦労しました。 話しているうちにだいぶ慣れたものの、早口でいっぱいまくしたてられると分からなくなります。 でも今はいい時代。 どこでもPCを使って資料で説明、質問など簡単に確認できます。 こちらのペースで話を進めると彼の英語もこちらペースになります。 ちゃんとシナリオを準備してひるまないことが大切ですね。