「でも、夜がなければ私たちは地球の外に目を向けることもなかったでしょう」夜明けのすべて
この映画は
静かにそっと手渡された、叫びのようでした。
この悲しみや辛さをまだ持っていていいんだ。
不恰好な姿のままの自分を少し大切にできそうな気がしました
バスに乗れなかった藤沢さん、電車に乗れなくなった山添君。
あー、この人今、息するの苦しいんだろうな。今、ここにいてごめんなさいって思ってるんだろうな。自分が黙って否定しなければ、この場が丸く収まるからそれなら自分の意見なんて初めから無かったことにできる人なんだろうなって。
夜明けが1番暗いこと。
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