起業アイデアはゼロから作らない
私は上記の本を読み、いくつか起業に役立ちそうなことが言及されていると感じました。
上記の本の目次は以下です。
■本書(15講)の内容
1、ヒットは他人が99%決めている!
2、データ1%もウソをつかない!
3、ヒットはタイミングが10割
4、人は四六時中〇〇◯しか考えていない!
5、盗んで「1ミリ」だけズラせ!
6、誰一人として「自分」のことは知らない!
7、100%嫌われているトランプ大統領が生まれた理由
8、会議はゼロでいい!
9、本も「見た目」が9割
10、「1秒」を制するワーディングの魔法
11、右脳8割、左脳2割
12、「1行目」は催眠術
13、2倍のスピードで読ませる技術
14、あの人の「一人目」になるために
15、「想い」が100%実現する世界へ
上記の目次の中の、2、データは1%も嘘をつかない!の章で、「過去のヒット作のアイデアをちょっとパクって1ミリずらすと、次のヒット作を生みやすい。」と書いてあったのは、私の心に残りました。
新しい起業アイデアは、大体、何かのアイデアを少しずらすことで得られます。
既存の成功しているアイデアを借り、複数のアイデアを混ぜる、ずらす、強弱を極端にする、左右反転する‥‥‥などを実施し新しいアイデアを作りましょう。
例えば、あなたが株式会社助太刀の CEOで、投資家にまだ存在していない助太刀のアプリのアイデアを売り込むとします。
アイデアがあまりに奇抜すぎると、投資家があなたのアイデアを理解できません。
昔からある良いアイデア(マッチングアプリ)を少しずらした(男女のマッチングではなく建設業界のマッチング)アプリのアイデアを投資家に売り込むとすると、以下のような売り文句になります。
「私の起業アイデアは、建設業界のマッチングアプリです。手が空いている職人と現場をマッチングします」
このように言われると、投資家はまだ存在していない起業のアイデア、まだ使ったことない起業家のアプリを理解できます。
既存で成功しているアイデアを少しずらしたアイデアは、成功しやすいだけでなく、投資家など忙しい他人への説明も簡単です。
「私の起業アイデアは、いわゆるXXXのOOOです。」
と言いやすいように、アイデアはゼロから作らず、既存のアイデアから派生させて作りましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?