やらないことリストを作って問題を突破する
以下の本に、2020年世界長者番付4位のウォーレン・バフェット(wiki)のやらないことリストの作り方が紹介されています。
結論、
という「やらないことリストの作成方法」が記載されています。以下が本の該当部分です。
さて、大体、ほとんどの人は忙しすぎです。
そして、人間は忙しい中で頑張って起業すると、数年で体を壊します。
起業は長いマラソンです。いきなり、数ヶ月で成功することなどほぼ無いです。5年間、利益がゼロのことは普通です。それでも毎日毎日手探りでチャレンジをしないといけない。起業は本当に辛い 。
そんな辛い起業で「利益を出す」というところまで到達するには「やらないこと」を決める必要が有ります。
私は、料理、息子の保育園の送迎、飲み会、通勤などをしません。浮いた時間を全て起業の活動に充てました。
起業でなく別の例で考えてみましょう。例えば英語の学習です。
私の親族が「Toeicの最上級者の目安の 900点以上を取りたい。」と私に相談してきました。
私は15才まで英語のテストはクラスで最下位の英語音痴でしたが、工夫して英語を勉強し、27才でToeic915点を取りました。
私はその親族に、
「Toeicの勉強を始めるにあたり、あなたは何を止める?」と聞きました。
その親族は会社員だったので、日常生活は普通に忙しい。
その親族の生活を色々聞き、私は「自炊をやめたら?自炊をやめて惣菜をスーパーで買えば、毎日1時間は浮く。Toeicを勉強する時間作れる」
とその親族に提案しました。
そしたら、「料理は好きなので、やめない。とりあえず頑張ってみる」ということで、Toeicの良い教材を指示して数ヶ月待ちました。
結局彼女は1ヶ月でToeicの勉強をやめました。
これが普通です。人間は「さあ頑張ろう!」というやる気は続きません。
何かを得るということは、何かを諦めることです。
健康になりたいなら、暴飲暴食をやめる。より良い職を得たいなら、酒をやめて勉強する。
制約が大きければ大きいほど、成果は大きくなる。
さあ、あなたは起業を成功させるという目標のため、何をやめますか?
*ちなみに、このサードドアの最後の方にネタバレがありますが、この「やらないことリスト」は、バフェットが考案したものじゃないそうです。
このサードドアの筆者が、バフェットに直接、
「このやらないことリストをどう考案したんですか?」と聞いたら、
バフェットは「へー良いアイディアだね。僕もやろう」と回答したらしいですよ。