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起業家は、メンバーの強みを活かし、弱みを捨てる

日本の教育は、減点方式です。

減点方式では、「自分ができないこと(=弱み)」を注意されます。

私はこの減点方式の教育が、「弱みを克服することはいいこと」という常識を日本全体に広める結果になってると考えてます。

基本的に、起業では、逆です。弱みを克服せず、見て見ぬふりです

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明日から、組織をパワーアップする方法

私が昔、リンクアンドモチベーション(株)のセミナーに行った時、講演者の当時役員の麻野さんが、以下のように言ってました。

「明日から組織のパフォーマンスをすぐ上げる方法が有ります。社員が得意な仕事だけさせてください。社員に苦手なことをさせないでください。」

例えば、アカレンジャー(CEO)は、リーダーの仕事だけします。細かい仕事はしません。

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強みを活かし、弱みを捨てる

(赤字企業の経営再建の際、重要なのは)強みを利用して救える部分だけを引っ張り上げることだけにひたすら集中する。

その会社の「らしさ(強み)」だけ救う。

それに関係しない他の弱さなど、(中略)ほったらかしにしておく割り切りである。

出典:経営パワーの危機 P251~P252

三枝さんという名経営者は、著書に上記のように書いてます。

三枝さんは、企業再生のプロです。

私は起業家で、企業再生は未経験です。

しかし、私は三枝さんの著書を数冊読み、

時間も金も無い中、利益を確保する」という点が、起業と企業再建で、そっくりと私は思ってます。

起業も企業再建も修羅の道です。「弱みを克服する時間」がありません。

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弱い部分を平均レベルまで克服するのに必要なエネルギーは、膨大です。

今ある強みを活かすのは、すぐ明日からできます。

弊社の場合

弊社は、創業者が3人います。

私は、経理など細かい作業は苦手です。

しかし、営業が得意です。

プログラマーのCIOは開発と経理をやってます。細かい仕事が得意です。

COOは強みのコミュ力を活かし、アプリのサポート業務担当です

CIOがアプリを作り、細かい経理をして、

CEOの私がアプリを売って、

COOがアプリのサポートをします。

役割が明確です。

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弊社の起業2~3年目までは、私も経理など私が苦手な細かい仕事をしてました。

しかし、創業者たちが得意な分野に集中したら、急に会社の業績はよくなってきました。2017年のことです。

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あなたも、起業する場合、自分の得意なことに集中しましょう。


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