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[起業家向け] YJキャピタルの6つの投資基準

上記は、Z  Venture Capital (旧名:YJキャピタル)という、Yahoo系のVCの記事です。

6つの投資基準について、私が以下にコメントします。

視点1.  市場

市場を見るときの観点は大きく2つあります。

規模と成長性です。

(中略)

BtoBのビジネスなら市場規模2000億円以上、BtoCのビジネスなら1兆円以上あると投資対象として魅力的だなあ、と感じられます。

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

要するに、市場規模のKPI、SOM、SAM、TAM(読み方:ソム、サム、タム)の話です。

SOMが100億円以上、SAMが500億円以上、そしてTAMが1000億円以上が理想と言える。

-前田ヒロ(出典記事)

と、SaaS専門のVCの前田さんはブログに書いてます。

SOM、SAM、TAMの詳細は、前田ヒロさんの記事をご覧ください。

視点2.  プロダクト

以下の質問に答えられているかという視点でプロダクトを見ています。

①誰の?

②どんな課題を?

③どう解決するか?

④競合に勝てるのか?

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

①~③は、良いペインを選んでるかの話です。詳細は以下のnoteです。

④はモートの話です。詳細は以下のnoteです。

視点3.トラクション(実績)

売上がある会社と売上のない会社を比較した時、投資したいのは当然売上のある会社です。

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

トラクションとは、具体的には、起業した会社の売上や利益のことです。

起業家がトラクションを得る、具体的な方法のnoteは以下です。

視点4.事業計画

投資家は投資したお金が何倍になって返ってくるのか、リターンを求めています。

(中略)

(起業家が投資家に)どれくらいの規模に成長するのかを事業計画で示すのは重要なことです。

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

投資家と話すなら、SaaS企業なら以下のようなサービスで、事業計画をしっかり作りましょう。

SaaS以外の企業は、エクセルで可能な限り具体的な事業計画を作りましょう。

視点5. 経営チーム

私たちが重要視しているのは信用に足る人物なのか?ということです。

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

今の時代、起業家の評判、会社の評判はsnsに永遠に残ります。

起業家は、誠実さが最重要です。

視点6. 投資収益性

VCの投資ではステージ毎に期待する回収倍率がある程度決まっています。

・シード投資10倍以上

・アーリーミドル投資5~10倍

・レイター投資2.3倍

ミニマムでも時価総額100億円規模で上場する企業に投資したいので、

逆算して考えると5倍のリターン出したいならミドルステージでバリュエーション20億の企業に出資したいですし、

シードであれば1~5億くらいの企業に出資したいと考えています。

出典:Zベンチャーキャピタルのブログ

まあ、VCは投資家です。上記の基準を持ってるのは普通です。

最後に

私は起業家として、VCから資金調達しない方法を推奨してます。

VCの人たちは声が大きく、起業家はVCの人に惑わされがちです。

VCに投資されない起業の道もあります。詳細は以下のnoteです。


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