劣等生の、劣等生による、劣等生でもできる田端大学MVP獲得法
この note の結論:MVP獲得という成功まで諦めなければ、失敗は存在しない
結局、最後までやり抜く力が重要です。具体的にやり抜くための方法をこのnoteに記します。
この note の想定読者:MVPを目指す田端大学の学生
このnoteは
「私…MVPを一生、獲れないのかな...」
と思ってる田端大学の塾生のあなたに向けて書きました。あなたもMVPは獲れます。
自己紹介: 私は初対面で田端さんに「長坂さんのnoteは100点満点中、15点」と言われた劣等生
初めまして。2020年11月MVPの長坂です。私のTwitterはこちら。
突然ですが、私と田端さんの出会いは私にとって残酷でした。
私の提出物である書評のnoteは以下の画像のように、2019年3月、田端さんから、
「100点満点で15点」
と酷評されました。100点満点中15点って劣等生...
上記の画像の出典はこちら。
これには鈍感な私でも傷つきました。しかし、これが私の最初の田端さんからの評価です。
劣等生だった私でもMVPになれました。あなたもMVPへ到達できます。
ただ、MVP獲得には忍耐と適切な努力が必要です。
MVP獲得の難易度:高い
MVP獲得難易度については、以下の記事に書かれています。
私はMVP獲得までに、2019年3月~2020年11月まで20ヶ月もかかりました。
その20ヶ月の苦悩の経験を元に、以下①心・②技・③体 の3視点から、20ヶ月前の田端大学入学当時の私に届けたい内容をnoteにしました。
①MVP獲得方法「心」の章:田端大学の定例会に精通したメンターを見つけ、折れない心を手に入れましょう
メンターとは、対話による気づきと助言をしてくれる人です。
私は20ヶ月前の入学当初、田端大学のリアルイベントで、色々な人と話しました。
そして、MVP獲得についてよく知ってそうな人に、「田端大学でMVP獲得のため、課題についてご相談できないでしょうか。」と、メンター就任を直接お願いしました。
そして、何人かの方には「なんやこいつキモい」と恐らく思われながら、丁重に断られました。
しかし、何人かの方に「ああ、ええよ!」と、課題のメンターになっていただき、1年以上、毎月提出する資料のブラッシュアップを実施しました。
私のメインのメンターは、ずっと古村 大和さんです。大和さんのツイッターはこちら。2018年のMVPです。
大和さんがいなければ、MVPを獲る前に私の心は折れ、田端大学をやめていたと思います。
自分で限界まで定例会の提出資料を考え抜くのは重要です。しかし、メンターと思考の壁打ちをしないと、今の自分の限界は越えられない。そして、あなたの今の「限界」では恐らく定例会のプレゼンターにも選ばれることは難しい。
実際、多くの歴代MVP達は壁打ち相手無しでMVPを獲ってます。しかし、それは本当に実力がある人だからできること。私を含む普通の人には難しい。
また、過去の統計上、MVPを獲得するまでには通常2~3回はプレゼンターに選ばれる必要が有ります。課題を提出した事が有る人は分かると思いますが、定例会のプレゼンターに選ばれるだけでも大変な難易度です。
私はMVP獲得まで6回プレゼンターに選ばれる必要が有りました。質の高いアウトプットを毎月出し続け、プレゼンターに選ばれ続けるのは大変です。
普通の人の心は、田端大学MVP獲得などの「成果が出るかどうかよく分からない事」に、1年以上頑張るようにはできてません。大体、普通の人の心は途中で「もういいや」と、諦めます。毎月、あなたが粘ればライバルは勝手に脱落していきます。
私と同時期に田端大学に入った人たちの多くは、3~4回、定例会でプレゼンターになるための提出物を提出し、プレゼンターになる事なく、田端大学を去っていきました。
私が、20ヶ月も粘れたのは、メンターのおかげです。
MVP獲得は、実は個人戦ではない。チーム戦です。歴代のMVPの多くは、1人でMVPになってません。多くの過去のMVPのバックには、優れたメンターが存在します。
ボクシングと同じです。ボクシングは、ボクサー同士の一対一の戦いに見えます。しかし、ボクシングとは実際にはボクサーとセコンド(リング脇にいるマネジャー)のチーム戦でしょう。
さて、「この人にメンターになってもらおう!」と、思っても優秀な人は忙しい。メンター就任を打診する前に、人間関係の構築は必須です。メンターになってもらいたい人に「メンター就任」を断られない方法も考え抜きましょう。
いきなり「メンターを見つけましょう!」と言われてもハードルが高いと思います。
2021年2月追記:今は田端大学の取締役が開催するゼミがあるので、これに参加してまずは腕を磨きましょう。
②MVP獲得方法「技」の章:プレゼンやスライド作成の基本技を身につけましょう
まずは、以下の3つのnote をご覧ください。歴代のMVPがそのスライド作成とプレゼン術の秘技を公開しています。
上記の3つのnoteをまずはブックマークに入れましょう。私はこの3つのnoteをブックマークにして何度も読み直しました。
上記のnoteの技は、通常のビジネスにも役立つ内容です。あなたがビジネスパーソンなら、習得して損は無いです。
そして、過去の定例会でどんな発表者が選ばれてるのかアーカイブで視聴し、上記の3つのnoteの技がどう田端大学で利用されてるかを実際に確認しましょう。
私のおすすめは、新しい定例会から順番に見ていく事です。特にこの直近1年の定例会は集中して視聴し、どういう人たちの資料やアイディアがプレゼンターに選ばれてるのか、最新の傾向をメモしましょう。
田端大学の学生しか見れない「こちらのページ」の先の「過去の定例一覧」という場所で、定例会の全てのアーカイブがリストで見れます。
③MVP獲得方法「体」の章:まずは「やらないこと」を決め、定例会の課題に取り組むための体の余裕を作りましょう
あなたは、MVP獲得のために「よし、頑張ろう!」と思ってませんか。
あなたの生活は今でさえ忙しい。それで今より「頑張る」って3ヶ月くらいはできるかもしれません。しかし、私のように20ヶ月MVP獲得のために「毎月何十時間も定例会の提出資料のために時間を割く」という行動をし続けるのは無理でしょう。体がもちません。
人の体は基本的に「数年単位で頑張る」ようには、できてません。
故に、私は「やらないことを決める」のをお勧めします。
以下は、私のやらないことリストです。
外出して買い物:
私は全部イトーヨーカドーのネットスーパーで買い物します。外出する手間を省いています。
通勤:
私はリモートワークです。もう、何ヶ月も会社の人に会ってません。
服:
毎日同じデザインのユニクロの服を着ます。
床掃除:
私は床掃除しません。ルンバに任せます。
息子2人の保育園の送り迎え:
近所のベビーシッターさんが毎日、息子2人の送迎をしてくれます。
洗濯物を干す:
全自動の洗濯乾燥機で、洗濯物を干す作業がなくなります。共働きの妻も大喜び。
料理:
基本的に電子レンジやガスコンロで温めるだけ。
食器の洗い物:
全部食洗機を利用します。手が荒れません。水と時間の節約になります。
電話:
基本、私は仕事もプライベートも電話はしません。私は営業マンですが、連絡は全部、スマホのsmsかEメールです。電話しないで営業する方法を考え抜いています。
ざっと列挙しても上記のように、普通の人が実施していることを私はやらないと決め、田端大学の課題に取り組む時間を作ってきました。
確かに費用はかかります。ただ、MVP限定の食事会、田端大学永年年会費無料、田端さんとのサシ飯など、MVPを取った後のリターンを考えると、上記の費用は安いと私は思います。
最後に
私が最後に皆さんにお伝えしたいのは「技の習得に逃げない」という点です。
プレゼンスキルなど「技」の習得は、すぐに効果が見えるし、頑張れば成果も出やすいので、ビジネスパーソンは「技」の習得に逃げがちです。
しかし、それだと他の田端大学でMVPを目指すライバルたちと差別化は難しい。
この田端大学には私より優秀な人はゴロゴロいます。しかし、2020年11月に私がMVPに選出されたのは、「技」ではなく、「心(メンターの存在)」と、「体(空き時間を作る)」に投資してた事が大きかった思います。
田端大学の塾生のトップ10%は、ビジネススキルの「技」の側面では、優劣の差がつきにくい。とても優秀な方々です。
その中でどうあなたがMVPになるのか。
「技」に優れた人が月一の定例会のプレゼンターに選出されます。
そして、「心」と「体」に秀でた粘れる人が、最後の最後でMVPに選出される結果を得る...と私は思います。
ちなみに、上記のアプローチは、ビジネスでも使えます。あなたがビジネス上のライバルと戦うとき、最後の最後で勝敗を決めるのは、「心」と「体」の部分ではないでしょうか。
本当に、私にとってこのMVP獲得までの20ヶ月は辛かった。
私は...なんとかやり切れた...ああ、良かった...もう、定例会のプレゼンはやりたくない。
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