見出し画像

良い共同創業者や部下を見抜く方法

私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

結論、創業者や部下を選ぶ際、期間限定で3ヶ月は一緒にプロジェクトをするのが良いです。

理由は、3ヶ月のプロジェクトを一緒にすれば、あなたは候補者の機嫌が悪い時の状態や、仕事ができるかが分かります。

一緒に働く人を選ぶ方法の詳細は、Googleの採用責任者が書いたワーク・ルールズという本を読むのがおすすめです。

他人と3ヶ月も一緒にプロジェクトするには、まずは採用面接が必須です。

面接の最善の方法は、サンプルテストを実施することと、ワーク・ルールズに書かれています。

ある人の職務能力を予測するための最善の指標は、ワークサンプルテストである。これは、採用された場合に担当する職務に似た仕事のサンプルを応募者に与え、その出来栄えを評価するものだ。

-ラズロ・ボック. ワーク・ルールズ Kindle Locations 2263-2264-

ただ注意点も以下のようにワーク・ルールズに記載されています。

実際の職務能力は、他人との協調能力、不確実な状況への適応力、学習能力など、さまざまなスキルに左右されるから、ワークサンプルテストといえども職務能力を完全に予測することはできない。

(中略)

コールセンターやタスク指向の強い仕事への応募者にはワークサンプルテストを与えられるが(またそうすべきだが)、たいていの職務では日々の変動要因がきわめて多いため、代表的なワークサンプルを準備することができない。

-ラズロ・ボック. ワーク・ルールズ Kindle Locations 2263-2264-

さて、サンプルテストには上記のような制約が有ります。

上記の制約を突破する方法を、私の恩師で人事の専門家の大滝教授に相談したところ、「候補者と一緒に3ヶ月働いてみるしかない」と言われました。私もそう思います。

ちなみにワーク・ルールズでは、

「あなたの強みは?、弱みは?」のような通常の面接質問の決定係数は0・14であり、社員の職務能力の14%しか説明できないことになる。一方、サンプルテストは29%である。

-ラズロ・ボック. ワーク・ルールズ!君の生き方とリーダーシップを変える Kindle Locations 2263-2264)-

と書かれています。通常の面接は無意味では有りませんが、それだけでは不十分です。

実際の面接では、サンプルテストに普通の面接質問を組み合わせ、面接の精度を上げましょう。

いいなと思ったら応援しよう!