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一泊二日でハイキングに行った話①
こんにちは。
昨日まで比較的長く続いた晴れの天気も今日で終わってしまい、またいつも通りの雨に戻ってしまいました。
今回はこの土日を使って一泊二日でハイキングに行ってきたときの話をしようと思います。
初めにノルウェーの西海岸はフィヨルドと呼ばれる陸地を氷河が長い年月をかけ削ったことによってできた日本でいうリアス式海岸のようなぎざぎざの地形がみられます。同時に、近くのアイスランドがそうであるように火山地帯でもあるため、山と海が入り組んだような形をしているので、市街地の近くに多くの山があります。
ハイキングが非常にポピュラーな休日の過ごし方でもあるため、ノルウェーのいろいろなところに山小屋があり、ハイキングをすることができます。
使用するためにはDNTという組織の会員になる必要があるのですが、非常に安く、なることができます。
二日間合わせて40Km、高低差1000m位を歩きました。
長くなりそうなので、2回に分けようかな
一日目
今回はベルゲンから電車に乗ってDaleというところからハイキングを始めました。ズバリ目指す場所はHøgabuという山小屋です。
当初の予定では途中までバスに乗っていく予定でそこまで急斜面もない予定だったのですが、ついたらバスが来ない!
遅れてるのかなと思って少し待ってみても何も来ない、、、
話し合った結果、急斜面を登っていくルートに変更。
最初の2時間はただひたすらに急斜面を登り続けるという地獄。
日も出てきてどんどん暑くなる。
一旦登り切って見えた景色は最高でした。
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えげつない急斜面を登った後はアップダウンはもちろんありますが、こんな感じの景色が永遠と続くのです。
ノルウェーの景色にはいつも感動させられています。
ただまあこんな楽しい時間が長く続くはずもなく、
炎天下の中ただひたすらに歩き続けていては暑くてやっていられない!
そこで見つけたのがこれです。
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こりゃ泳ぐしかないとなり、
男4人で湖にダイブ。水は冷たかったのですが、汗だくだったのでとってもいいリフレッシュになりました。
この後もいい場所を見つけたので、今度は川で水浴びをしました。
水がとってもきれいで透き通ってますし、天気にも恵まれていたので、泳ぐには最適な場所、天気でした。
そんなことをしていたら18時ごろ小屋につくはずだったのがどんどん遅くなり、日が長い今の時期でも日が傾いてきて、疲れも出てきて、
口数がへり、男4人でうめき声を出しながらひたすら歩き続けるという何ともカオスな状況になりました。
正直ここまできついとは思っていなかったし、疲れている中で崖に近い坂が見えてきた時にはさすがに絶望に近いものを覚えました笑
ただやはり視界に入ってくる景色があまりにもきれいすぎました。
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わかりますか?
もはやどこからどこまで陸地なのかわからないレベルできれいな夕日と山が池に反射しているのです。
何回も言って申し訳ないんですけど、こんな景色が永遠に続くんですよね。
歩いてるときは2度と行かねえと話ていたのですが、はまるよそりゃ。
ともあれ日の入りぎりぎりで山小屋につくことができました。
遠くに山小屋が見えたときはさすがに叫ばずにはいられませんでした笑
ちなみに今のノルウェーの日の入りは午後8時30分くらいです。
どんどん短くなっています。
山小屋についた後はさっさとご飯を食べて、凍るような川の水を浴びて汗を流し、視界に広がる星々、天野川をみてさっさと床に就きました。
実はこの話には続きがあるのですが、それはまた次回。
お楽しみに