雪山ハイク
こんにちは。どうやら日本でも冬が近づいてきているようですね。
体に気を付けていきましょう。
ノルウェーでは気温は0度、夜の時間が長くなってきています。
さて、今回はノルウェーの内陸に向かい、ハイキングをしたことについて話そうと思います。
ハイキングの投稿をするのは二回目ですが、前回とは全く違った経験をすることができました。
今更ながらことわっておくと、日本ではハイキングなんてやったこともなかったので、完全に初心者、知識もあまりない人間が思ったことを書いているのであしからず。
前回のハイキングについては以下をご覧あれ。
概要
目的地
今回はStravassbuというところに向かいました。
ベルゲンからは車で4時間ほど行ったところです。今回は友人が車を持っていたのでそれに乗せていってもらいました。
コース
約5キロのそこまで長くはないコース。
約11キロの長いコースもあったのですが、今回は移動時間、日照時間、また天気を考慮して短いコースを選択。
天候
雪、晴れ
気温
ー6度~2度
ハイキング
雪、マイナスの世界
まず、自分の雪への経験値を共有したいと思います。
そもそも雪自体が東京では珍しいものですし、ましてや雪が積もることなんてもっと珍しいことです。
雪を見るのは一年に一回、あとはスノボなりスキーのために少し山のほうに行くときだけでしょうか。
まあつまり雪の中でのハイキングなんて想像のしようがないものでした。
雪以上に恐ろしかったのは気温です。
行く前からマイナスになることが予想されており最低気温はマイナス10度にもなる予想だったので、自分はそんな気温経験したこともないし、どのくらい寒いのか想像もできなかったので、行く前数日は正直生きて帰ってこられるか考えたりもしました笑
まあ実際のところは、基本的に動き続けているのですごく寒いという風には感じなかったし、夜も基本的に室内で暖炉にあたっていたのでそこまで寒いという風には感じませんでした。
体力消費
問題は雪のせいでコースが見えないし、深いところでは膝くらいまで雪が積もっているので、歩くたびに足を高く上げる必要があり、体力を持っていかれること。また、雪の下に何があるのかわからないので、雪の下が水なのか、岩なのか、はたまた穴があるのか、踏んでみるまで分からないことです。
実際踏んでみたらしたが沼地になっていたり、川が流れていたりして、防水のハイキングシューズからではなく足首の部分から水なり泥なりが侵入して、足元が凍り付くこと何度もありました。そのおかげでやはり足先は寒いし、靴下を変えてもすぐに同じことが起きるので、地味にきつい試練でした。
コース中にいくつかどうしても川や滝を歩いて渡らなければならない部分があります。通常であれば岩をつたって渡ればいいので何も問題はありません。
しかし、雪、マイナスの気温では岩の表面が所々凍っているので、まあ滑る。流れが速い川や、すぐ下が滝になっている部分は正直言ってかなり怖さがありました。
景色
もちろん大変だったのですが周りの景色はそれらすべてをかき消すほどの美しさ、価値があったと思います。
白銀の世界とはこのことを言うのだというようなどこを見ても真っ白の景色。この国ではどこに行ってもその景色に圧倒されます。少し大げさかもしれませんが、地球のすばらしさみたいなものを再確認させられます。
キャビン
今回も前回同様DNTというノルウェーのキャビンなどを運営している組織を使って、宿泊をしました。
今回のキャビンは比較的新しいもののようで設備もそろっていて、電気や電波はないけれど快適に過ごすことができました。
キャビンについたあとはろうそくの灯を頼りに、みんなでご飯を作ったり、カードゲームをしたりして時間を過ごしました。
完全に文明から切り離されて、ただただ暖炉の灯を眺めているだけの時間は個人的にもとっても貴重な経験だし、すごくcozyな気持ちになれる時間でした。
一つ驚いたこととしては、ゲームをしている中でババ抜きをしたのですが、ルールが簡単だしシンプルなのでどこの国にもあるものだと思っていたら、だれも知らなかったという。逆にヨーロッパの友人がみんな知っているものが自分は知らなかったりと、こういうところにも新しい発見があります。
まあこれに関しては日本にもあるけど自分が知らないだけの可能性はありますが。あとデッキに入っているジョーカーの数は3枚が普通みたいです。これって日本でもそうなんですかね。1枚な気がするんですけど。
まとめ
全体的な感想としては非常にいいハイキングでした。
日本では経験したことのなかったことをこの2日間でたくさん経験することができたし、ハイキング自体もとっても楽しく行うことができました。
一緒に行ったのは全員ヨーロッパからの留学生だったので、新しく知ることもたくさんありますし、二日間英語を話し続け、またそれぞれの国の言葉をちょこちょこ学ぶというまさに留学生というような二日間を過ごすことができました。あとやはり日本語という言語は興味深いみたいですね。3種類も違う文字体系があるのは1つしかない国の人からしたらそれはそうかもとも感じます。
気づけば11月も下旬に差し掛かってきていますが、これから1か月は基本的には年末のテスト、エッセイに向けてひたすら勉強をする生活になりそうですが、楽しむことを忘れずに生活していきたいと思います。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次回。