ノルウェーのクリスマス
こんにちは。
メリークリスマス!僕のもとにはサンタは来ませんでした。なんでだろうか
今回はクリスマス、サンタクロースの本場とも言ってよい北欧のクリスマスがどのような感じなのか書いていきたいと思います。
個人的には、だいぶカルチャーショックだったので、そのあたりについてもかけたらいいなと思います。
クリスマスの雰囲気
クリスマスの雰囲気は自分の中でかなりのカルチャーショックでした。
違いはこんな感じです
日本
カップル、ケンタッキー、イルミネーション
会社、公共交通機関などに変化なし
ノルウェー
家族の時間
公共交通機関停止、ほぼすべての店が開いていない
これを見ただけでかなり大きな違いであることが分かるかと思いますが、実際すごく違います。
日本のクリスマスはとはいっても普通に会社に行く人もいるし、学校に行く人もいるので一部の人にスペシャルな日という感じで、社会全体としては特段大きな変化もなく動いていて、商業的なイベントであると思います。
対してノルウェーというか、おそらくほかの国でもそうだと思うのですが、クリスマスは日本でいう正月的なイベントで家族みんなが集まって過ごす時間であり、そのため前述のとおり、ほぼすべての仕事がストップするのです。ちなみに24日の最終電車は16時でした笑。町も真っ暗でまるでゴーストタウンのようです。
どこまで宗教的な要素があるのかわかりませんが、とにかくどこも開いていないし、そもそも行くことができないので、今年のクリスマスは自宅で引きこもりです。
サンタクロース
サンタクロースが住んでいる場所はフィンランドといわれていますね
ちなみにその場所はLovaniemiというところで、首都ヘルシンキから電車なら7時間くらい北に行ったところにあります。
ちょうど北極圏に入るところにあり、サンタ村というのもあります。
興味がある人は行ってみるといいと思います。
ベルゲンでは、町中を歩いているとサンタの帽子をかぶった人が町を歩いているのを何度か見かけて、こういう雰囲気がいいなと感じました。
クリスマスマーケット
クリスマスマーケットはあります。
日本にもあると思いますし、実際かなりの盛り上がりだと思います。
今回はベルゲンでのクリスマスマーケットについて話したいなと思います。
ベルゲンでは11月の終わりごろに始まり、22日に終了しました。クリスマスマーケットもクリスマスには空いていないですよね笑。
いろいろなお店があったり、移動遊園地などがあったりして非常に楽しかったです。
一つ特徴的な飲み物があったので紹介したいと思います。
Gløggという飲み物で、赤ワインにスパイスを入れた飲み物で、どうやら北欧のクリスマスでは定番の飲み物のようです。
普段ワインはあまり飲みませんが、味自体は赤ワインにかすかなスパイスを感じるなという感じで、そもそもワインがあまり好きではないのもあるかもしれませんが、あまりよさは感じられませんでした笑。
でも一緒についてきたマグカップがとってもかわいいのでいいことにしたいと思います。
まあ値段についてはクリスマスマーケットというイベントであるということと物価の高さから想像できるでしょう。いい経験になりました。
イルミネーション
これに関しては断言できるのですが本気度は確実に日本のほうがすごいです。
クリスマス期間に何度かベルゲン以外の場所にも行きましたが、どこに行っても日本には勝らないなと感じました。
基本的にはシャンパンゴールド一色で、日本ほど豪華な感じでもなく、まばらにイルミネーションが施されているような感じでした。
日本ほどクリスマスだ!という風には町を歩いていると感じないかもしれません。
セキュリティ
ご存じの人もいるかもしれませんが数日前にドイツのクリスマスマーケットに車が突っ込んで数人がなくなる事件がありましたね。
またその数年前にもベルリンで同じような事件があったみたいです。
今思えば、ベルゲンのクリスマスマーケットでは普段あまり見ない警備員の人が結構いましたし、車の侵入を防ぐようなバリケードが割としっかりとあり、比較的高いセキュリティレベルにあったように感じました。
だからどうこうということではないのですが、ニュースに関連する事件が出ていたので記述しておきます。
ジンジャーブレッドハウス
実はベルゲンには世界で一番大きいジンジャーブレッドの家があります。
地元の子供たちが作っているみたいで、本当に大きく見ごたえがありました。
これ全部ジンジャーブレッドなんですよ。
すごいですよね。きれいにライトアップされていて、またとても甘くていい匂いがしました。ベルゲンの街並みだったり、エッフェル塔などもあったりして非常によくできていました。
友人の話では、クリスマスの期間が終わったら子供たちがこれらを壊して、自分たちで食べるみたいです。
個人的にジンジャーブレッドハウスを初めて見ましたし、こういうユニークなものを見ることができて、とってもいい経験になりました。
面白かったです。
まとめ
日本との違いをおわかりいただけたでしょうか。
また、ノルウェーのクリスマスはイベントというよりも、自分たちの生活や習慣の一部として存在しているような感じがしました。
ほぼ完全に仕事をとめて家族との時間を過ごすという点はやはり文化の違いというか北欧らしさが出ている習慣だと思います。
なかなか経験できないことだと思うので、外国でクリスマスを過ごすことができてよかったと思います。
半年しかいない留学生はみんな家族のもとへ帰国してしまったし、日本人の友達もみんな旅行に行ったり違う寮に住んでいたりして会えないので、今年のクリスマスの夜は一人でご飯を作りNetflixをみながらビールを飲んで過ごしたいと思います。
長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。次回。