NASをクラウドストレージに変えるにあたってGoogle Workspaceの導入をしてみる
MATSUZAKI SHOTEN IT部門の話w
かれこれ10年近くファイルサーバー的なものが会社にはあるんです。そこにみんなの共有しているファイルをいれています。ただ、皆様ご存知の通り、今では便利なクラウドストレージというものがあるわけで、保守の更新を機会にそろそろシステムを変えていこうと思ったのです。
結果はタイトルの通りなのだけど、候補は3つ。
・GoogleDrive
・Dropbox
・OneDrive
どれも既に使っているのだけど、今回の使用目的は会社スタッフのデータをひとつのマシンにまとめて、ストレージに保存。そしてそのデータを各自が必要なものを同期するなりDLするなりして使用すること。個人での使い勝手とはだいぶ違ってくるはず。
最初に考えたのはOneDrive。スタッフが既にoffice365に入っていることもありBusiness ver.がいきなり使える。ただ、いまいち使いづらい。これはMacユーザーゆえの個人的不満かもしれないけれど、いまいち気持ち良くない。でもこの気持ち良さって大事だと思うのよね。
ってことで、次に考えたのはDropbox。自分的に最も長く付き合っているストレージサービスだし、契約次第で180日のバックアップという強力なリカバリー能力もある。他者への共有についても日付指定やパスワード設定など基本的なところは申し分なし。金額的にもGoogleより少し安いし、餅は餅屋なのかなと思ってきところで、一応Googleも見ておこうと調査開始。
GoogleDriveを見ている限り比較していっても、やっぱりDropboxで良いのかな、、、といつ結論だったのだけど、GoogleDriveも使いやすいのは知っていたし、ちょっとお試しでGoogle Workspaceを使ってみようとアカウントを作成。ここが運命の分かれ道。
最初にドメインの保護から始まり、mxレコードの書き換えまでやると、あら便利。会社メール=Gmailという環境が手に入るのです。以前、導入しようと思った時に、会社のメールのmxレコードを変えるのが怖くてやれていなかったのを思い出したのだけど、今回は別のドメインを使っていたので、その恐怖感もなかったし、スタッフのメールを今回設定したメールアドレスに揃えていく良い動機にもなる気がしたのです。さらに、カレンダー、連絡帳、スプシ。いろいろ共有できるし、管理もしやすくなる。
ここまで、セットでできるなら、Dropboxよりちょっと高くても良いかな、と思いました。まだ、継続して実験しているので、さらにここから変更する可能性もあるけれど、Google Workspace、なぜもっと早く導入しなかったのか!!という話になりそうな今日この頃です。
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