新しい腸活。バイオジェニックスの紹介②〜プロバイオティクス、プレバイオティクスとの違い
こんにちは。
いちょトレのそうちゃんです。
前回は「バイオジェニックス」と言う新しい腸活のワードをお話ししました。
これまでのプロバイオティクスやプレバイオティクスと何が違うのでしょうか?!
私なりの理解で、ざっくり整理したいと思います。
● プロバイオティクス...ヨーグルトや整腸剤、ヤクルトなど
● プレバイオティクス...オリゴ糖や食物繊維
これら2つを積極的に摂ることで、腸内環境が整って便通も整う。
これがこれまでの腸活だと思います(そしてこれから先も腸活のメインであると思います)。
これまでの腸活で健康に過ごしている人は、このやり方で合っていますので続けましょう。
問題は、これまでの腸活でお腹の調子が良くならない、場合によってはかえって悪くなっている人です。
「ヨーグルトの相性が悪いのかもしれない」と、数週間おきにヨーグルトを変えている人もいます。
でもなかなか良い腸活に出会えないのは、なぜだろう?!
その理由は。
実は身体に良いことをするものは、「乳酸菌そのものではない」からです。
身体に良いことをしているのは、「乳酸菌が生産している物質」なのです。
私たちの腸にいる菌は、生まれてから3歳くらいまでに決まってしまいます。
外から一生懸命善玉菌を摂っても、腸を素通りしてしまいます。
もしこの善玉菌の中から良い作用を取り出そうとしたら、例えば毎日ヨーグルトをバケツ一杯は食べなければならない、とも言われています。
↑むしろヨーグルトの脂肪分で、体調を壊してしまいそうです。
このように見てくると、ああ、ヨーグルトを一生懸命食べても、種類を頑張って変えてみても、お腹の調子が良くならない人は良くならないのだなぁと納得します。
腸内環境が良い人は良いけれど。
「腸内環境が悪い人が従来の腸活でお腹の調子をよくするのは、なかなか難しい」
と言えます。
では腸内環境が悪い人は、腸活を諦めるしかないのでしょうか?!
ならば「乳酸菌が生産する物質」だけ集めて、それを摂ったらお腹の調子が良くなるんじゃないの?
というのがこの「バイオジェニックス」と言う分野になります。
注目はされていなくて、まだまだマイナーな分野ですが、腸活や治らないお腹の調子に悩む人に、光が当てられたらよいなぁと思っています。