[デジタルガジェット]iPhone14Proへの機種変更での注意点
4年ぶりにスマホを機種変更したら、色々と面倒があったので覚書がわりに記事にしてみます。今回は、2018年発売のiPhone Xsから、2022発売のiPhone14Proへの機種変更です。
事前準備
まず、予約開始日にAppleストアから新しいiPhoneを予約しました。選んだ機種は14Proの新色Deep Purpleで、カメラ性能アップとLIDARで遊んでみたいと言う願望から、容量多めの512GBにしました。ここで早速問題発生。Appleストアアプリからでは、キャリアの機種変更で予約を進めると、最後の確認の段階でエラーで進まず…Webブラウザでログインして進めたら、一発で予約完了しました。
前の機種は、ヨドバシカメラの店頭で機種変更手続きをしました。当時はキャリアのSIMロック機で機種変更して、あとからSIMロック解除する必要がありました。今はどこで買ってもSIMフリーですね。
今回は、初めてAppleストア店頭での機種変更手続きにしてみました。というのも、キャリアのショップで買うより機種代金が数万円も安い上に、8800円の割引もあり、最安値で買えるからです。
旧機種の準備
新しいiPhoneを入手する前に、スムーズな乗り換えのために旧機種でいくつかの作業をしておきます。
iOSの更新
バックアップの作成
一部アプリの移行準備
まずはiOSを新しくします。iPhoneの場合、新機種発売のタイミングで、iOSのメジャーアップデートがセットで来ます。データやアプリの移行の際は、iOSのバージョンは同じにしておいた方がトラブルは少ないと見込んで、最新版に更新しておきます。
続いて、データのバックアップです。バックアップ先は、手元のパソコンかiCloudになりますが、今回はバックアップ無しで強行しました。
アプリの移行準備としては、有名なのはLINEのトーク履歴のバックアップです。詳しいやり方は、他のサイトを参照してください。他には、銀行系の2段階認証、クレジットカードの3Dセキュアアプリなども事前に準備が要るものがあります。大概は準備を忘れても再登録等で乗り切れますが、旧機種を下取りに出す場合などはしっかり調べておきましょう。
新機種の受け取り
今回は初めてのAppleストア受け取りです。運良く、発売初日に予約できました。
指定の時間に店舗に行くと、予約時のQRコードを提示して、中に案内されました。名前と身分証明書を確認したら、いよいよ新機種の箱が運ばれてきます。ここでスタッフから衝撃の言葉が。購入には現金もクレジットカードも使えないと…転売対策の為か、Paidyかオリコローンを組む、もしくはキャリアの機種変更ならクレジットカードも使えるとのこと。僕はキャリアの機種変更で予約していたので何も問題なかったですが、クレジットカードが信用(クレジット)にならないって、世も末ですね。
続いて機種変更手続きに入りますが、僕はまだ4Gプランだったので、5Gプランに切り替えが必要とのこと。自宅と会社周辺はまだ5G来てないんですが、出張時とか役立ってくれるかな。店頭では、入店から手続きして開通確認まで20分くらいで完了します。
データ移行
いよいよ乗り換えの作業です。iPhoneは、クイックスタートという新旧機種間で直接データ移行できる方法があります。今回バックアップをすっ飛ばしたのは、これがあるから。
ちなみに、途中でWiFiの接続パスワード、Apple IDのパスワード、旧機種のロックパスワード、Apple Payに設定したカードのセキュリティコードを聞かれるので、事前に用意しておきます。
SIMカードの差し替えは、クイックスタート前後どちらでも問題ないようですが、今回は新機種で開通確認のため、すでに差し代わってます。
自宅等で電源とWiFi環境と時間の確保をしたら、新機種を一旦初期状態にリセットします。再起動して「hello」の画面になったら、旧機種のBluetoothをオンにして隣に並べておくと、旧機種側に「新しいiPhoneを設定」というポップアップが出るので「続ける」をタップ。新機種が連動し、丸いモヤモヤした物が表示されるので、旧機種のカメラでそれを捉えると、データ移行が始まります。今回、128GBのXsからの移行では、1時間かかりませんでした。
設定項目や写真などがコピーされて起動した後、旧機種に入れていたアプリのダウンロードが始まるので、さらにしばらく待ちます。
新機種でのアプリの設定
データとOSの設定は移行されていますが、一部自動では移らないので手作業で設定が必要な物があります。
キャリアメールの設定
Gmailのログイン
銀行系アプリのログイン
QR決済アプリの移行
Bluetoothのペアリング
メールアプリにキャリアメールを設定する場合、キャリアのWebページから設定プロファイルをインストールする必要があります。メモ帳をキャリアメールのアカウントで保存している場合、これをしないとメモが移行されません。ついでに色々アプリが入ってくることも…
Gmailは、立ち上げるとログインを求められるので、パスワードを入力します。開くと、旧機種で見ていたフォルダが開きました。
銀行系アプリは、生体認証でのログインは一旦無効になり、再ログインします。さらに、2段階認証やワンタイムパスワードの再設定が必要です。
QR決済アプリは、PayPayはなにも作業が要りませんでしたが、他では決済方法の再設定などが必要な物がありました。逆にPayPayはこれで大丈夫なんだろうか…
Bluetoothのペアリングも移行されないので、車のナビやスピーカー、ヘッドホンなど一つずつ繋ぎ直します。何を繋いでたか忘れていたりして、これが意外と面倒です。
最後の仕上げ
最後に、iPhone14Proになって加わった機能の設定をします。
FaceTime(顔認証)がマスクに対応したので、この設定をします。メガネも登録すると、マスク+メガネでもロック解除出来ました。
ロック時の常時画面表示はオフにします。電気を大切に!
カメラの撮影フォーマットは「互換性優先」に。ProRAWはいざという時のみ使うつもりです。
さて、あとはカメラ性能と3Dスキャンを試さなきゃ!!
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