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[雑記]アズレンキャラ考察記事との1年~振り返りとその可能性~

こんにちは。爽少です。
この記事では、アズレンでキャラ考察記事を書き始めてからの1年間を振り返って、どのようなことを考えていたのかをまとめたいと思います。2023年3月16日にニュージャージーの記事を投稿して1年。正直あまり見られずに終わるだろうと思っていたのに反して、ビュー数を見ると「意外と悪くない」という感触を持ったり持たなかったり。そこで、「記事を書いていた時何を考えてたのか?」ということや、ビュー数の推移を見て思ったこと・考えたことをまとめてみようと思った次第です。

…とは言ったものの、結局は盛大な自分語り記事ではあります。黒幕が突然色々語り出すようなものです。また、あまり客観的なデータもないため、「井の中の蛙」で終わってしまうかもしれません。あくまで個人の振り返りであり、主観的な内容であることは留意していただきたいです。

ということで、春夏秋冬の時系列に従っていろいろ書いていきたいと思います。途中雑談を3つ用意してますが、僕の分析・意見やらを書いたもので、別に読む必要はないです。適宜飛ばしていただけると幸いです。


では、始めます。

※8/29 細部の修正を行いました。

1 NJ記事を投稿するまで・投稿した後(2023年春)

ここでは、2023年春の話として、ニュージャージーの記事にまつわることを書いていきたいと思います。

⑴NJ記事を書こうと思ったわけ

ニュージャージーの記事を書こうと思った理由は至極単純で、単に書きたかったからです。

かねてからニュージャージーについてまとめてみたいという気持ちはありました。ニュージャージーは2021年5月末に実装されましたが、当時メンタルやばめだった僕にとって彼女は救世主のようでした。最初のPVで彼女の魅力に引きずり込まれていきました。なにせ巨乳お姉さんという容姿と「ブラックドラゴン」という二つ名がドストライクでした。なんとか欲しいと思い、実装後運よく最初の10連で入手しました。とはいえ、入手直後はいわゆる陽キャの性格に少し抵抗があったのですが、「好き」の台詞を聞いて普通の陽キャではないことを悟り、完全に落ちました。それで同年6月16日(大安だったと思います)にケッコンするに至ります。ここまでのなんともいえない感動を伝えたい、というのがかねてからの願いでした。

ただ、どのように伝えるか、ということで長い時間迷いました。動画編集は大変だから記事にしたいな、でも記事ってどのように作るんだろうか。いろいろ悩んでるうちにいたずらに時間が経過していきました。結局僕は2022年秋にnoteを始めることになりますが、それでもすぐにはアズレン記事に取りかかれませんでいた(理由は後述します)。そのため、独自の存在意義を自覚できていたモンハンの記事から着手することにしました。シリーズものとして書いていたモンハンのランスの使い方まとめが2023年1月に完結し、その後イヴェルカーナや克服バルクなどサブレ4弾アプデの記事も2023年2月中旬までに書き終えました。モンハンの記事があらかた書き終えて次はアズレン、という段階になったわけです。

そんななか、冬の生放送でニュージャージーのイベントが復刻するという話を聞きました。既に実装から2年近く経っていましたが、この復刻に合わせてニュージャージーの記事を書けば、多くの方に対してニュージャージーの素晴らしさを伝えられるのではないか。そこで、復刻時期を2023年3月中と予想し、それまでに最愛のニュージャージーの記事を書こうと画策しました。

⑵2つの不安ごと

ではなぜ僕はすぐにキャラ考察記事を書かなかったのでしょうか。優柔不断な性格は確かに原因ではあると思いますが、以下の2つの不安事が頭の中をよぎったのも大きいと思います。すなわち、キャラ考察記事の前例がないことと、既存記事とのキャラ被りです。

まず、前者について説明します。他のゲームだとキャラ考察記事はそこそこありますが、アズレンでキャラ考察をしている記事はそんなにないような気がします。思い当たるものと言えばpixiv百科やニコニコ大百科。ただいずれも有志の手がないと編集されません。そのため、キャラによって内容も頻度もバラバラで、どうにも影が薄い気がします。でも、いずれもpixivやニコニコというそれなりに信用性のある記事なのは間違いありません。彼らですら羽振りが悪いのに、いわんや個人の記事がうまくいくものなのか、不安でした。

次に、後者について説明します。Googleで調べれば一目瞭然ですが、ネット上には既に多くのアズレン攻略記事があります。これらの記事は、ゲーム記事ではよくある、キャラのゲーム性能を考察してまとめるものです。あくまでゲーム内の性能の考察を主眼としているので、性格や容姿を考察する僕の記事とは一線を画すのですが、「別に情報を見るだけならそっちで十分では?」と考えられてしまうのではないか、という不安がありました。僕自身アズレンwikiをよく見る人なので尚更気持ちがわかります。

結局、「確かに書きたいは書きたいが、個人でまとめたキャラ考察記事が果たして見られるものなのだろうか?」という疑念を払えませんでいた。制作当初もどこかでこの疑念がよぎりましたし、正直今でも払拭しきれてないところです。

⑶受け手は誰なのか

そんなこんなで書き始めたのですが、ふと「受け手」は誰だろうということを考えます。この記事はネットで公開するものだから、様々な人が見る可能性がある、確かに主眼は同志たる指揮官達ではあるけど他にもいるのではないか。つまり、制作側にも見られる可能性がありえるのではないか。この何気ない疑問と、自意識過剰な回答が、今後僕をろくでなしにしていきます。
とはいえ、素直に考えると間違ってないんですよね。ネットは誰が見ているかわからないので、可能性を否定することはできない。たとえ些細な可能性でも。
そこで、キャラ考察として公式情報を基に整理・分析することを軸とし、多少攻めの意識を持った方がいい、という方針で書くことにしました。我ながら野心的ですね。

ちなみに、その「攻めの意識」で打ち出されたものとは、具体的にはニュージャージーの胸を熱く語るくだりです。逆にいうとこれだけ。
先程述べたとおり、僕のニュージャージーの第一印象は「巨乳」だったので、僕自身が胸派の人間なのも相俟って、その後公式がニュージャージーを尻キャラとして推していったのは正直違和感がありました。結局3つの着せ替えの全てが尻重視、正面が見えないばかりか胸も拝みにくい。もう少し胸を強調する着せ替えがあってもいいのではないのかと考え、記事という手段でプレゼンをすることにしたのです。
もっともニュージャージーの場合、尻を重視する理由もなければ、胸を重視する理由もない。僕が意図したことは公式に胸派への改宗を求めることではなく、胸派と尻派をイーブンイーブンに持ち込むことにあります。それこそ胸を過度に重視して尻の記述を欠くならば、今度は記事内容の公正性が疑われかねないわけです。あくまで考察、攻めるとしても謙虚にやっていく必要があります。

事実は事実として受け容れなければならず、それをもとに自分の立場を大展開していく。やり過ぎてはいけない。それがここにいう「攻めの意識」です。

雑談1・「受け手」と記事の果たす役割

せっかくなので、ちょっと脱線して「受け手を考える」ことについて少し深掘りしてみましょうか。いかなる「受け手」を重視するかによって、記事の果たす役割・機能は以下のように場合分けできるのではないか、という気がします。あくまで僕が思いついた範囲ですが。

  • 既存の指揮官(実装時にプレイしていた指揮官)
    …好きなキャラの同志を集める(布教活動)
    …今まで気づかなかった新たな側面を伝えられる

  • 制作サイド(=公式)
    …受け取り方を表現できる(テニスの打ち返しみたいな、やまびこみたいな)
    …自分の主張を表現できる(さっき言った「攻めの意識」)

  • 新しく始めた指揮官(実装時にプレイしていなかった指揮官)
    …特定のキャラが1つの記事でわかる便利本(キャラ版スターターセット)
    …もちろん布教活動の一環でもある

  • 創作サイド(一次創作・二次創作含む)
    …キャラにまつわる情報整理版として
    →キャラクターにまつわる情報が収束・整理されることで、再整理する時間を省くことができ、また批評を通じて新たな創作が促進される

本記事の主題である「キャラ考察」というのは、「キャラ」というわかりにくい概念を、それに関わる情報を収集・整理し、評価を通じて明らかにしていくことと考えています。個人の評価を経る以上、どこまでいっても主観的なものですが、その前段階である情報収集・整理は多くの「受け手」にとって結構使い勝手がいいもののはずです。
例えば、ニュージャージーの「失敗」の悔しがる台詞と虚無な顔のSD。僕はこのギャップを彼女の自信家の側面を左右はしないだろうと考えましたが、もしかしたら彼女は感傷的な性格なんだと評価する人もいるかもしれません。ただどう評価するにせよ、読者は「失敗の台詞とSDのギャップが凄い」ということ、それが彼女の性格に関わりうることを知ることができるわけです。
この「知る」ということがなかなか大変な作業で、誰かがやっておいてくれた方が楽です。こうして、キャラ考察を通じて新たな着眼点に出会うことができる。そしてそれを梃子に、推しに惚れ直したり、新たに好きになったり、新たな創作が生まれたりするわけです。

作り手としては、いかなる「受け手」を重視するかによって、記事の書き方を変容させていくべきでしょう。新人指揮官向けならなるべく情報量を少なくすっきりと。布教向けなら着眼点を列挙したり掘り下げを重視したり。章ごとに切り替えるのもありかもしれません。
僕は表現力が酷い上、なんでも掘り下げて、多くの情報を整理しようとする教科書みたいな便利版を作りたい人間なので、こんな雑談を書いておきながらあまり意識しきれてません…ただ、キャラ考察記事にはこういう潜在可能性があることだけは指摘しておきたいと思います。

⑷混沌とした記事制作

さて、本筋に話を戻しましょうか。
記事の方針を決めたあとは、ニュージャージーが実装されて2年間に築き上げた想いをとにかく文字に打ち出しました。とはいえ、事前の整理をしていたわけではないので、あまりまとまっておらず、かなり混乱していた内容になっていたという感覚です。
そんなこんなで10日くらい格闘して、記事として一応の体裁を整えることができました。書きたいことはそれなりに書いた。それなりに章立ても整理した。こうして、去年の3月16日に1.8万字の記事を投稿するに至ったわけです。

ちなみに、この際「だいぶ混乱している」という印象を持ったまま投稿したので、いつか再整理する必要があると感じていました。結局この作業は、投稿してから半年が経過し、後述するキアサージ関連の記事を書き終えた9月頃から着手しました。具体的には、漠然としていたところを紙に書いて整理してから説明を加えたり、章立てを変更したりして、不十分なところを補うことがメインでした。こうして4000字増えてリニューアル作業を終えましたが、3月投稿とだいぶ違うような印象を受けます。逆を返せば、当時それほど混乱していたのだろうと推察されます。

⑸反響

さて3月中旬に時系列を戻します。
ニュージャージーの記事を投稿した後すぐはそこまでビュー数が伸びたわけではありませんでした。一応ツイートしたりして最低限の宣伝はしましたが、あまり効果がないのが現実。別に僕は有名人ではないので、なにか新しいことをしたってその影響力はたかが知れてます。結局のところ、他人が読んでくれるのを待つ外ないわけです。

もっとも、ビュー数が伸びないから悲観的になる状況でもなかったです。嬉しいことに、投稿直後に多くのスキを頂けました。キャラ考察がひとつの推し活だと受け取ってくれた、ということでしょうか。現在でも僕の記事のなかでニュージャージーの記事を超えるスキ数の記事はありません。⑵で感じていた「キャラ考察に需要はないのでは?」という不安が解消されたような気分でした。本当にありがたい限りです。

⑹ニュージャージー復刻

ビュー数の面で転機になったのは、もちろんニュージャージーが復刻した6月中旬のことでした。

前述の通り、ニュージャージーイベの復刻に便乗する予定で投稿した記事ですので、一番の好機はもちろん復刻のタイミングです。しかし、思った以上に復刻が遅い。僕の予想は前述のように3~4月頃、遅くともゴールデンウィークだろうと考えていましたが、結局大陸版6周年の後の6月中旬まで待たされることになりました。待たされる間はやっぱりもやもやするものです。
加えて、6月中旬の復刻というのは直前までビスマルクZweiのイベントがあったわけで、URイベが連続する以上、新規の指揮官の財布が疲弊するのではないか、という不安もありました。いかに建造チケットがあっても、先に心を折ってしまったら元も子もない。「どうなるんだろう…」と、どぎまぎして待つことにしました。

ただ、やはり復刻の力というのは偉大なものです。結果的に、ニュージャージーが復刻する1週間でビュー数は一気に伸びることができました。どうやら事前に抱いていた不安は些細なことだったようですようです。よくよく考えれば、直前のビスマルクZweiイベでニュージャージーの水着衣装が実装されていたので、むしろ彼女への期待は高まっていたのでしょう。こうして、自分の記事への自信を保つことができました。

⑺プラットフォームという気づき

しかしこの爽少という男、自己肯定感の低い哀しき承認欲求モンスターのため、また余計なことをします。ビュー数が高まったことによって自信過剰になり、Googleで「ニュージャージー アズレン」と検索してしまったわけですね。まさに慢心の権化。そうすると、自分の記事が結構上位に引っかかる。いや、引っかかってしまった。

このワードは、かなり再現性が高いワードです。もし読者の皆さんがアズレンのニュージャージーを調べる際、まず打ち込むのは上記ワードではないでしょうか。つまり、このワードの検索結果の候補として上位に表示されると僕の記事を閲覧される可能性が高まる。もしそれで僕の記事を発見して読んでくださるならこれほど嬉しいことはない。
先程宣伝方法で苦しんだという話をしましたが、タイトルを工夫さえすれば別にTwitterで宣伝する必要はなかったのです。この結果を見て「こういう方法もあるんだな」ということを確信しました。
ちなみに当時メンタルがやばかったので、承認欲求を満たすためだけに頻繁に上記ワードを調べてました

雑談2・プラットフォームにみるアズレン二次創作の分析

※2023年春についてはこの雑談が最後になりますので、飛ばしたい方は2まで飛んでいただいて結構です。

「アズレンの二次創作」というと、どこでやっているという印象を受けるでしょうか。恐らく、「X(旧Twitter)」と思う方が圧倒的だと思います。その理由について、僕は以下に挙げる通りだと考えています。

  • 公式の情報発信の場がもっぱらXだから

  • 日本のユーザーが多い、またワールドワイドな媒体だから

  • ポスト(ツイート)とアズレンの画風が適合しやすい
    …ポストは140字の制限があり、多くのことを伝えることはできない。そのため、140字で魅了できる短文の他、イラストやコスプレ写真など1枚の画像で多くの魅了できるコンテンツが強くなりやすい。これが外見重視のアズレンの画風と合致する

下二つは他のSNSでも共通することは多い気がしますが、それでもX界隈が一番盛り上がっているのはユーザー層の傾向や公式アカウントがあることが大きいような気がします。

ただ、Xでの二次創作には以下のような弱点があると考えられます。

  • キャラの深堀りには向かない
    …140字で語り切れるわけない。その意味でX上のキャラ情報は断片的

  • 流行はそんなに長くは続かない
    …日々膨大な量のポストがされるため、流行の移り変わりが早い

これらを踏まえて、二次創作がもっぱらXでしか行われないことも併せて考えると、キャラが風化しやすいという難点があると予想されます。
つまり、Xで流行しやすいのは外見のインパクトのあるキャラ・わかりやすいキャラであり、そうでないキャラは話題になることが難しい。そして、イベントが終われば流行がストップしてしまい、継続して語られることが難しくなる。これらの壁を乗り越え、多くの指揮官に長期間認識される(=人気な)キャラというのはごくわずかで、外見がいいキャラやインパクトのあるキャラばかりになりがち。それ以外のキャラは、個々人が面白いキャラと思っていても、X上で忘れ去られる可能性が高いということになります。
(なお、ここまでは個人活動を前提とした話。企業と有名人は例外で、圧倒的な宣伝力である程度ゴリ押しできます。ただ、Xの情報量に鑑みると、それでも継続的な宣伝は必要でしょう)

でも、キャラの魅力というものが「バズる」か否かで判断されるのはおかしな話です。単に外見だけで決まるものではないし、インパクト勝負でもないでしょう。もっと多様なものであるはずです。
また、別にこの世はXだけが全てではないです。他にもネット社会はあるわけで。
しかし現実問題として、伝えられなければ魅力を知ってもらうこともできない。ではどうやって伝えればいいのか。

困ったときの公式頼みをしたいところですが、あまり現実的ではないです。既にアズレンはキャラ数を600を超える大所帯です。仮に全てのキャラを擁護しようとすると、キャパオーバーを起こし、ゲーム全体の質が低下しかねません。これは次々とキャラを出す必要のあるソシャゲの宿命ではあります。なので、一部キャラを公式が繰り返し推すということ自体は多少はやむを得ないことです(別に見捨てることを正当化するわけではないですが)。現実問題として一企業が全キャラををかばいきれない以上、個々のキャラの「推す」インセンティブの高い我々が、何かしらの手を打つ方がよほど現実的です。

それでは、個人ではどういうことができるのか。X以外の方法に頼るのはどうでしょうか。僕が慢心の権化になったせいで気づいたのはこれでした。
風化の原因はすなわち、①ポストという形式と②Xの情報量の多さにあります。①を解決するには、文字制限のない他の表現形式をとるのが最適です。例えば、記事を書いてみるとか。10~20分くらいの動画もいい方法だと思います。同人誌、ラノベ、漫画、ラジオ音声も手でしょう。②の問題は、裏を返せば検索のしやすさと言い換えられます。最悪Googleに引っかかれば安定して閲覧の機会を確保できます。これはタイトルを工夫することで解消できるでしょう。実際のところ、いくらでも工夫しようはあるのです。

もっとも、「今更流行るのか?」というのは疑問が残るところ。僕も自信をもって「流行る!」といえる立場ではありません。ニュージャージーもキアサージも人気キャラですし、その人気にあやかってるだけという可能性は十分にあります。
ただ、少なくとも記事の場合、noteという媒体があること自体が知られていないから手を出していない、という可能性があります。記事という媒体である以上、他のものと比べると劇的に伸びることは考えにくいですが、投稿しやすい土台を作っていけば、意外と流行ったりするのかもしれません(この記事もそんな土台のひとつ…のはず)。僕はキャラ考察に需要はあると思いますよ。多分。

2 キアサージの記事を書くことに(2023年夏)

ここからは、2023年夏の話として、キアサージの記事の執筆に焦点をあてて振り返っていきたいと思います。

⑴キアサージ・ショック

ちょっと羽振りが良くなって去年の7月を迎えた僕ですが、ここで革命的なことが起きます。キアサージの実装です。新規特別計画艦のなかに「ユニオンの航空戦艦」という前代未聞のタイプの艦船が登場したのです。さすがに驚きました。しかも、近未来的な攻めたデザイン、CVは最近話題の青山さん。魅力てんこ盛りだったため、すごく興味をそそられました。
はじめ特別計画艦は胸の大きさ的にヒンデンブルクから始めようと考えていましたが、ラングレー先生いるから経験値集め楽だしぼざろ見てなかったから青山さんの声が気になるし、上記の魅力に好奇心をくすぶられ、キアサージからスタートすることに変更。一週間くらい大作戦指令書などを駆使して奮闘し、見事完成させました。

さてキアサージが完成したので、いろいろ装備をしたり編成を組んだりしてみましたが、「航空戦艦」という艦種をどのように使えばいいのかあまりはっきりしないように感じました。いろいろ調べてみたものの、結局どういう編成にすればいいのかがわからない。また、キアサージには優秀なサポートスキルがあるけど、どのように使いこなせばいいのか。こういった性能面に関する疑問が湧いてきたわけです。
はじめは性能の疑問だけでしたが、性格面でも気になる点が出てきます。どうもキアサージは台詞だけではつかみどころがない気がする。クールな気はするけど天然な気もする。実際のところどんなキャラなのだろう、という疑問が生じてくるわけです。

こういった双方の興味が募った上、元々彼女への好奇心は高かったので、「自分で考えて記事でまとめるのがいいのでは?」と思うに至りました。鉄は熱いうちに打て。これがだいたいお盆頃の話です。

⑵情報が少ない!

さっそくキアサージの記事を書くに至ったわけですが、ニュージャージーとは違ってまぁ大変です。なぜなら当時は実装から1ヶ月、情報が少なすぎます。この状態をどうするかが一番の問題でした。

はじめに、ニュージャージーの記事との比較によって、全体の構成を検討しました。終着点を編成考察に持っていきたかったので、性能面の考察を性能・編成の二段階に分け、比重を重めにしました。他方、アズレンの面白さはキャラにある、という信条を持っているので、キャラ考察を欠かしてはいけない。これ自体は前作でも心掛けていたことです。とはいえ、あくまでメインは編成考察であるので、キャラ考察を性能より前に書くスタンスは変えず、ただコンパクトにまとめた上で比重を落としました。

次に、情報が少ない以上、公式情報を自分で整理する必要があります。ニュージャージーの記事で事前整理をしなかったことが内容の混乱を招いたという苦い経験があるので、なおさら情報が少ないキアサージでは事前整理が必要だと感じていました。
その整理方法は、とにかく書き出すこと。これ一択です。キアサージの台詞を逐一確認して、紙に書きつけて整理する。スキルの内容を紙にまとめ直して、思いついたことを書きつけていく。こういう過程を通じて、全体像を把握していく。記事の方針を決めていく。必要あらば調べる。これらの過程の繰り返しでした。

そんなこんなで、書くことがある程度決定していき、noteに打ち込んでいきました。

⑶行間を補う① 性能編

まず、メインの性能・編成考察ですが、これは結構楽しく書けました。こう見えて僕はパズドラ全盛期以来のソシャゲ―マー、割と性能を意識する人間です。なので、性能を評価してどう編成に再構成するのかを考えるのは好きなことです。もっとも、どのように表現するかは別問題。なかなか難しいものです。
ただ、性能分析を通じてキアサージがハイスペックなことに気づくと、「別に編成考察しなくても、適当に編成すればそれなりに活躍できるのでは?」という疑念が生じました。正直、編成考察をする意義を見失いかけました。ただ、ある程度情報をまとめてもバチは当たらないし、彼女を特化して使いたい人もいるだろうから問題ないよね、ということにして進めることにしました。

⑷行間を補う② キャラ編

次に、キャラ考察ですが、もしかしたら性能考察より大変だったかもしれません。性能考察の場合、既に攻略記事がいくらかあったのに対し、キャラ考察はそれがない。参考資料が少ないのです。また、公式情報にしても、当時着せ替えがないから台詞情報も少ないし、その台詞もニュージャージーと比べてはっきりとしたものが少ない。結局、少ない情報からうまく行間を補ってまとめるしかありませんでした。
例えば、彼女のプラグとケーブルについて。これはまったく情報がないのでやっぱり謎なものです。では何なのか。頭をひねくり回して思いついたことを書く他ありません。あの記述のなかに「有線だから情報伝達が早い」というものがありますが、考え抜いた末になんとか出てきた発想です。

ただ不思議なことに、こういう限界的な状況の時こそ、凄い発想が思いついたりするものです。キアサージの性格について、これを台詞から淡々としていると評するのは簡単ですが、それだけでは彼女の説明として不十分でしょう。では、彼女の行動原理は何なのか。なにかいい言葉はないか。ちょうど悩んでいたとき、「真摯・生真面目」という言葉が思い浮かび上がりました。あの首都圏を横断する黄色い電車の中で。これだ。彼女は真摯で生真面目だから真面目に執務をこなすし、天然なこともしてしまう。この線で説明できる。これを思いついた瞬間は冴えてました。あの快感は忘れられない。間違いなく2023年最大のひらめきだったと思います。

⑸地図のない旅を終えて

結局、ニュージャージーの記事と比べると、創作的なテコ入れをした部分が多い印象を受けます。限りある公式情報はしっかりと載せる。公式情報のない空白部分を自分の想像で補う。性能面でもキャラ考察の面でも、これらの作業を繰り返していった記事制作になりました。

もっとも、「それでは客観性に欠けるのではないか?」という疑問を持たれるかと思います。ただ、当時使える情報は全て考慮したという意味では客観性はあります。それでも足りない情報を想像で補うのはある程度仕方ないことです。むしろ、個人の評価を書いて着眼点を示しておくのが2023年8月段階では必要だったと思います。
んまぁ、説得力さえあれば個人の自由な評価として許されるはず、究極的には「あくまで個人的見解に過ぎない」と開き直ることも許されるはず、と考えることにしました。個人名義で書くことのメリットですね。

そんなこんなで10日くらい格闘し、去年の8月30日に投稿するに至ったわけです。

⑹具体例を補完せよ

ただ、この記事にはやり残しがありました。それは具体例を示せなかったことです。つまり、キアサージ編成考察が抽象的な記述になってしまい、そのタイミングで体力の限界を迎えてしまいました。そのため、どこかでキアサージ編成の具体例を補完しておきたい、と考えるようになりました。
そんな最中、ちょうど神通(meta)がmeta戦で来ていたので、これを攻略する記事をベースにキアサージを用いた編成例を示すことにしました。記事方針として、編成考察の具体化に終始することにしました。だって抽象論は既に記事でまとめてるし、いちいち説明する必要はないわけです。少し気分を楽にして書くことができました。
こうして記事を完成させ、攻略動画も載せて、空回りしていたキアサージの記事に現実味を持たせることができました。ちょうど6周年のリアイベの真っ只中のことです。

3 キアサージの記事のその後(2023年秋)

ここでは2023年秋の話として、キアサージの記事の反響を中心に語っていきたいと思います。1番薄味です。秋ない飽きないでください(震え声)

⑴先手を打ったのは

まず伸びたのは神通(meta)の攻略記事でした。個人的には少々意外でした。なにせ僕の中ではキアサージ記事の一環という位置づけでしたしね。
ただ冷静に考えてみると、これはキアサージに焦点が当たったのではなく、神通(meta)の攻略記事として焦点が当たったものだと考えられます。2023年9月初旬というとちょうど神通(meta)のtier15が出現する頃で、ネット上でも「攻撃力が高く一筋縄ではいかない」という評が多かったような気がします。そんななか、多くの人がとにかく神通(meta)の攻略情報が欲しかったのだろうと推察されます。現に、そのような評価を見て行動パターンを逐一書きましたしね…あの記事…

⑵キアサージ実装より4ヶ月後

さて本命のキアサージの記事の方はどうかというと、投稿当初から高水準のビュー数をキープしていました。少ないキアサージの情報が増えたわけで、彼女のことが気になる方に見てもらえたのかなぁと思います。スキも多くいただきました。ありがたい限りです。

そんなキアサージ記事がぐっと伸びたのは11月初旬のことです。ビュー数を見て驚きを隠せませんでした。なぜこのタイミングなのか謎だからです。
なぜ11月なのか。恐らくですが、多くの指揮官の平均として、キアサージを完成させるのに4か月ほどかかったのではないか、ということが推察されます。キアサージが完成したので、彼女の情報について知りたい。そんなキアサージ需要の高まりによってビュー数が増えたのだと思います。

もしそうならば、この仮定はなかなか面白いことです。特別計画艦(特にDR)の記事はすぐ出す必要はない。逆にいえば4ヶ月の猶予があるとみることができます。それまでに情報を整理し、思考をめぐらせ、まとめる。この4ヶ月というのは熟成期間とみることができます。もちろん早い時期から準備する必要はありますが、焦る必要はないわけです。


これに関連する話をもうひとつしましょうか。11月末に閃乱カグラコラボがあり、そのSPステージを攻略する動画を投稿しました。この動画は遂に完成したキアサージ強化Lv.30を試す意味合いもありました。

…が、Youtube Studioで確認したら、まさかの低評価にびっくり。キアサージの記事が伸びて乗りに乗っていたので、妙にショックでした。
しかし、なぜ低評価がついたか、ここまでの話を考慮すると、なんとなく察することはできます。まず、コラボ開始から2日というタイミングで投稿したので、自分の動画がコラボステージの攻略として見られた可能性が高い。また、当時キアサージを強化Lv.30まで達した人はほとんどいないことが推測されます。完成までに平均4ヶ月かかるのですから、いわんや強化Lv.30まで達成した人は11月時点でほとんどいないでしょう。そうすると、攻略動画としては使い物にならないと評価されたのでは、と予想できます。
こちらの投稿したいことと世間のニーズが合わないことは、まぁよくあることです。仕方ないことだと思います。

⑶meta戦の終了とともに

11月末、神通(meta)のmeta戦の開催期間が終了しました。これにより、攻略記事としての役目を終えた神通(meta)の攻略記事のビュー数は下がっていくことになります。次は…常設化の頃に伸びるんじゃないかな。
他方、世間のキアサージ需要が高まり出したのと同時に、キアサージの記事の方は注目され始め、11月末から12月にかけてビュー数が高水準で安定するようになっていきました。

4 年末年始・コミケ・人気投票(2023年末〜2024年冬)

最後に、2023年末から2024年冬にかけてのことについて、いろいろ語りたいと思います。タイトル通り、3つのビックイベントを順に説明していきます。

⑴年末年始① バニー衣装の実装

NJやキアサージの記事のビュー数が再び大きく伸びたのは年末年始のことでした。まず、キアサージの方から話していきたいと思います。

12月中旬の年末生放送にて、遂にキアサージ初の着せ替えであるバニー衣装の追加が発表されました。とりあえず生放送観つつバニー情報を追記しました。ただ、実装は12月28日、すぐの実装ではないので、この点は強調しておきました。
そして12月28日。ついに実装されたので、即バニー衣装を購入し、堪能しました。そして、着せ替えの概要を追記することにしましたが、なるべくネタバレは避けようと考え、ぼかして記載することにしました。
ところがどっこい、公式が明確に着せ替えギミックの存在を示唆したので、ギミックについて隠す必要がないことを悟りました。また、公式が謎キャンペーンをやっていたので、ギミックの使い方ぐらいは説明しようと考えました。結局、即日着せ替えのギミックについて再追記を行い、ついでに深夜テンションでてれびくん風取説画像を作ることにしました。コミケ2日前なのに…
(なお台詞については現在でも概要のみ記載し、抽象的な記載に留まってます。)

バニーキアサージは世間的に大ヒット。爆乳で売り出したヒンデンブルクと双璧を並べていました。イラスト・台詞・声も良いですし、カスタマイズできるギミックが魅力的だったからでしょう。これによりキアサージ需要が一気に高まり、それに伴い僕の記事のビュー数も爆発的に伸びました。

⑵年末年始② ニュージャージー常設化

また、年始の1月3日にはニュージャージーの常設化が公式から発表されました。URの常設化はこれが初めてであり、公式から仕様の説明がありました。が、これが妙にわかりづらい。ゲーム内のキューブや資金、ひいてはリアルマネーの運用に関わる重要なことですし、ニュージャージー入手への障壁にもなりかねない。この仕様を整理して解説する必要があると思いました。
この内容は、はじめニュージャージーの記事に追記する形をとりました。しかし思い返すと、既に長いNJ記事が長くなり過ぎてしまう。NJ記事のテンポが悪くなってしまいます。また、同時実装の信濃にも関わることなので、NJ記事のおまけとして紐付けてしまうのは適当でない。こういう経緯で、別の新しい記事に分離して投稿する方針に変更しました。

そして、予定通り1月18日にニュージャージーが常設化されました。それに伴ってニュージャージー需要が高まった結果、僕の記事もかなり伸びました。
ちなみに、上記の常設UR艦の仕様記事は爆伸びしました。そりゃみんな気になるでしょう。

なお、この常設UR艦記事には、一応NJ記事のリンクを貼り付けました。しかし、控え目な誘導しかしてないので、これがNJ記事のビュー数上昇に貢献したかはいささか不明です。検証しようもないですし。

⑶年末年始を通じて思ったこと

こうして2023年末から2024年1月のビュー数は爆発的に上昇していきました。ついでに承認欲求も満たされました
ただ、別に僕の記事の需要が高かったわけではない、ということは留意すべきでしょう。高まったのは「ニュージャージー」や「キアサージ」の需要であり、僕の記事ではない。
これを裏付ける事実として、以下のようなことがありました。年末年始も慢心の権化Googleでいつもの検索をしていたのですが、僕の記事のGoogleの検索候補での順位は下がっていました。Googleのメカニズムはわかりませんが、素直に考えれば「同じニュージャージー・キアサージを取り扱った記事でも、有名・信用性のある記事の方が読まれやすい」ということなのでしょう。彼らは継続的にアズレンの攻略記事を投稿しているわけで、きまぐれに投稿した単発記事より世間の信用が高いのは当然です。こればっかしは個人の限界があります。仕方ないです。

⑷コミケへの参加① 準備編

既に波乱万丈の年末年始でしたが、裏番組として実はコミケに初参加してました。委託という形ではあるのですが。

昨年の11月に委託参加の誘いを受け、せっかくなので乗ろうと思い、ニュージャージーの記事(9月更新版)をコピー本という形で頒布することにしました。
11月中旬頃はnote記事をWordに変換する作業をしましたが、これが意外と面白い。noteは写真の投稿のバリエーションが少ないですが、Wordは割と自由に貼り付けできる。そのため、文章の途中に写真を配置して、関連性を強調できたりします。どうすれば文章と写真を連関させてわかりやすく伝えられるか、いろいろ考えるのが楽しかったです。noteだけでは得られない要素で、なかなか新鮮な体験でした。
さて、「ただの焼き増しでは不十分では?」といういつもの不安があったので、おまけとして1キャラ半ページで関連キャラ10キャラの簡単な紹介をしました。タイコンデロカやジョージアなど、気になるキャラをまとめられたのは良かったです。今度気が向いたら、大々的に書きたいですね。

ただ頒布価格で悩んでしまい、結局0円に。うーん。アズレンサークルが少なくなっている、ということを聞かされたので、noteと帳尻を合わせることと配りやすさを重視して、無料配布という形にしました。おまけの付加価値はいずこに…どうも僕という人間は「趣味で一銭でも金を取っていいものか」と考える人です。YouTubeを始めた当初から貫いている信条ですが、今回果たして妥当だったのか、心残りがあるところです。

⑸コミケへの参加② 当日編・今後編

さて、当日の話をしましょう。頒布したのは1日目(12月30日)、場所はスターキラー先生のところに委託する形で頒布しました。

午前中は一般参加でおつかいをしていたので、その際のサークルの状況はわかりませんが、無料頒布を活かして抱き合わせの方針を取ったようです。
少し落ち着いてから、午後スターキラーさんのスペースに行ってみると、確かにコピー本が減っている。あの時は本当にうれしかったです。その後、午前の戦争に疲弊したのでスペースにお邪魔して、最後は店番をして過ごしていました。その際、売り子さんがお客さんに対して僕のコピー本を「男の熱がこもった作品なんで!」と宣伝していたのを聞いて、うまい宣伝だなぁと感心してしまいました。ありゃすごいや。
(その後、スペース奥から「それ書いたの僕です」と白状したら、事情を知らなかったようで、売り子さん、少し取り乱してました。僕「まぁ、(その宣伝で)何も間違ってないですけどね!w」)
結果的に20部を配ることができました。予想より多かったので満足です。どう受け取られたかな…気になるところです。


初めてのコミケ参加でしたが、委託という形なのもあり、いまいち感触は掴みきれなかったなぁという印象です。有料配布を試してみるべきだった気もします。ただ、A5は見づらいので、せめてB5で試すべきだったでしょうか。あと表紙は自作絵だし。できればイラストレーターさんに頼みたいところです。

今後どうしようか。正直未定です。
今後リアルが忙しくなるので次のコミケはパスしましたが、今年末のコミケは参加すべきか、参加するにしても何出そうか。
昔から僕は気まぐれで動画投稿や記事制作をするタイプなので、どうしても定期開催のイベントへの準備はプレッシャーがかかってしまいます。そのための準備を考えると不安になりますし、仮に誰かに依頼するとしても「話しかけていいのかな」と不安になる。典型的なコミュ障。仮に誰かが関わったら「他人に迷惑をかけないようにしなきゃ」という責任感に押し潰される。それよりは一人完結のYouTubeやnoteの方が気楽でやりやすいんですよね。確かに、もう一歩踏み出したら新しい世界を歩めるのかもしれません。ただ、その一歩がまだ重いです。

⑹アズレン人気投票

ちょっと暗い話をしてしまいましたが、最後にアズレン人気投票の話をしましょうか。
2023年は2年に一度の大祭典、アズレン人気投票の年でした。僕の狙いはもちろんニュージャージーちゃんの上位入賞。とはいえ、あまりやれることがないので、ニュージャージーに全ての票を投票したり、ニュージャージーの記事をポストしたりして簡単に宣伝をしました。

宣伝効果は…わからないです。ほぼないような気がします。検証することも不可能ですし。

結果は12位。2年前から少し上がった程度でした(ちなみにキアサージは4位でした。新たな四皇だ)。上位には重桜キャラが多く入賞している構図も2年前と変わらずだったので、「結局日本人にユニオンキャラは受けないのか…」と嘆いたものです(雑談3に記載しますが、この判断は誤りの可能性がありえますが)。ただ、全体から見れば十分上位なので悲嘆にくれる必要はないのですがね…うーん…

とはいえ、アズレン人気投票にも攻略の糸口はあるだろうと思い、その動向を分析することにしました(詳しくは雑談3にて)。その分析からすれば、ニュージャージーはかなり健闘した、といえそうです。そもそも予選4位というのは最推しの人が相当多いということの証左でもあります。そして一番注目すべきは決勝戦。票の趨勢はほぼ初日・2日目で固まってしまいますが、それ以降にも順調に票を増やし、近接した順位のキャラを突き放していった。まだまだ可能性はあるな、と思った次第です。
ただ、ブロック戦以降で劣勢になるということは、第二順位以降の推しの数が少ないということ。もしかしたら陽キャのステレオタイプを抱いている人がいるかもしれないので、今後は彼女の知られざる魅力を多くの人に布教していきたいところです。

雑談3・人気投票のメカニズム(?)

少しだけ僕の分析を掘り下げてみましょうか。分析過程は長くなりそうなので省略します。(気になる人います…?)

アズレン人気投票は3段階に分かれて投票するシステム上、選べるキャラがどんどん減っていきます。なので、最推しとする人よりも、第二推しとする人をいかに引き込めるかが重要になると予想できます。つまり、最推しとする人が多いキャラではなく、多くの指揮官が(好感度の濃淡はあれど)好きなキャラが「人気」となるのです。

その際に重要となる要因は、一に知名度(=宣伝度の裏返しでもあります)、二に胸の大きさ・演出の良さ、三にキャラ・性格、四に性能・国籍など他の要因、という分析をしました。
アズレンの人気キャラは巨乳が多い傾向ですが、ロリキャラも結構上位にいる。巨乳であれば爆発的に順位は上げられるけど、巨乳キャラは巨乳キャラに淘汰される(つまり「巨乳」はインフレする)ので安定感がない。他方、ロリキャラは爆発的な人気は望めないが、性格に焦点が当たりやすくなるから、てぇてぇキャラは安定して順位を上げられる。
ただそれ以上に重要なのは、論争が起こる前提があること、すなわち、どれだけ指揮官に印象深く残っているか、最近まで覚えてもらっているか、という記憶の問題です。先程上位キャラに重桜キャラが多いという話をしましたが、これは多くの指揮官の注目を浴びる周年イベントが重桜イベだったから、という可能性があります。また、キアサージとヒンデンブルクも直前の年末年始にでたバニー衣装の影響が強かった可能性は否定できません。

もっとも、これはあくまで傾向の問題。最終的に細かい順位を左右するのは、結局はキャラの魅力じゃないでしょうか。決勝戦でニュージャージーの次はフッテンさんでしたが、彼女の場合、例のASMRで彼女の魅力がうまく引き出されて高順位になった、という予想はそんなに間違ってないと思います。
んまぁASMRは公式しかできませんが、個人としてできるのはキャラの魅力を多くの人に広めることではないでしょうか。

仮にこの分析通りだとするならば、まず魅力を知ってもらわなければいけない。ただ、X頼りだとキャラが風化しやすい(詳しくは雑談2にて)。ならば、風化しにくい媒体である記事を書くことは、ある意味キャラを知ってもらう機会の確保にならないか。そんな気がするのです。(こじつけくさいかしら…)

まとめ〜キャラ考察記事の可能性〜

サムネにも使った記事数の推移。全て週単位(日曜締め)。
相場こんなものです。

ここまでいろいろ語ってきましたが、アズレン界隈ではあまり多くみられないキャラ考察記事には意外と可能性があるのではないか、というのが一年経って思ったことです。
どうしても「バズり」を気にしてしまうと過激な方向になりがちで、キャラの魅力というのは見えづらい。でもキャラの隠れた魅力を欲している人は思った以上に多いはずです。また、キャラの制作には多くの人の知恵と努力が交錯しているわけで、「見づらいから」という理由で彼らの努力を無駄にはしたくないのです。記事制作を通じて、こうしたニーズに応えることができるのではないか、制作陣に報いることができるのではないか、というのが僕の想いです。

他方で、僕一人でやるには限界があります。気まぐれな性格だから多くは作れない。また、文章も長くなってしまうし、明快な言葉を選べない。論文調になってしまうんですよね。ついでにコミュ障。記事というコンテンツが知られてないだけで、他の人が制作したらうまくやれるんじゃないか、と思うんですよね。もし気になっている人の心に火をつけられれば、この記事の目的は達したようなものです。

もちろん、記事というのは地味ですし、「バズり」にくいものです。目に見える形で還元されない。また、情報収集・整理・記述という大変な作業でもあり、ハードルが高いのは否めないです。でも、僕はこういう情報整理の作業には大きな価値があると思います。それをここまで語ってきたわけですし。
もしSNSで「バズり」を気にして疲れてしまったら、記事制作に逃げてみるのはどうでしょうか。喧騒から離れて、キャラにどっぷり浸かって言語化する作業も、意外と悪くないですよ。競合者も少ないし、のんびり気ままにやれると思います。

では、素晴らしい提案をしよう。お前もアズレンキャラ考察記事を書かないか?



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