cocan(こーかん)が、はじまるまでの10日間の物語。
お金を介さずに「今、自分にできるコト」と「してもらえたら、ちょぴり嬉しいコト」を交換しあえるcocan(こーかん)という場所をつくっています。その立ち上げまでの話です。
4月10日(金)着想
アイデアは、定額制テイクアウトアプリPOTLUCKの谷合さんとの会話の中で生まれました。POTLUCK×LOOKME(補足:このcocanと別にやっている取材されたい人としたい人のマッチングサービス)で何かできないかな、という話題の中で。
ランチ×一週間分ををライターさんに無料でお届け。その感想を詳細に記事にまとめるので、お店はそれを宣伝に使って!みたいなことが出来たら、素敵だなーという話になり、
スキル交換というのは頭の片隅にずっとあったテーマだったので、これはもっと広げて発想できないか?と考えてみました。
加速がついたのは、キンコン西野さんのオンラインサロン、西野亮廣エンタメ研究所で立ち上がった【求人部】という存在を知ったこと。※現在は一時休止されているようです。
みんなが大変なこの時期だからこそ、できるコトで立ち上がろうという、西野さん・サロンメンバーの方の姿勢、何よりも1,2日でサイト公開までするというそのスピード感に痺れて、これは俺もやらねば!と。(なので、ちゃっかり?cocanもBASEを活用しています。)
4月13日(火)投げかけてみる
僕は新しい企画を思いついたの時に、まずネーミングから入ります。事業立上げのプロからすると何やってんの?という感じなのですが、「ノリ」とか「キャラクター」ってめちゃくちゃ大事だと思っていて。
サービスにも人格ってあると思うのですね。
優しい人には優しい人が集まるし、マッチョな人にはマッチョな人が集まり、暑苦しい人には暑苦しい人が集まる。
今回は「できるコトの交換」という、わかりやすいようで、わかりにくいサービスなので、ここは伝わりやすさを重視し「交換」の言葉は使いたかった。それと、このnoteでは「サービス」と言っていますが、交換が起こる「場」をつくって整備することが僕たちのミッションなので、プラットフォーム感を出したかった。
というわけで「交換」と「co(共に)can(できるコト)」をかけ、さらに気軽に立ち寄れる楽しい場所のイメージで「スキルシェアマルシェ コーキャン」と名付けました。(改めてみると・・ダサい!泣)
マルシェなので、筆記体で、あまりカチっとした感じじゃないほうがいいな、と思って、デザイナーさんにデザインを依頼。
こちらはその時に「こんな感じで!」とLINEした画像・・・
これがこうなり・・
最終的にはこうなった!!
kubo!!!!天才!!!!この数日後、読み方も「こーかん」に変更。こそっと。
4月17日(金)本格的に募集開始
素敵に生まれ変わりつつあったロゴとデモ版で作ったサイトを使って、紹介用のnoteを公開。
最初は、西野亮廣エンタメ研究所の【求人部】の仕組みをパク・・じゃなくてサンプリングさせていただき、ID・PASSを共有して出品希望者に直接登録してもらうカタチをとりました。
ただ、想定以上に問い合わせが多く、僕の場合は逆に手間だと気づいたたけ、急遽、フォームランで応募受付→手作業でサイト反映とすることに。
noteを公開してみて、いいね!率が高かったので、手ごたえを感じ、もう少しユーザー目線の、サービスを使うメリットだったり、コンセプトだったりをしっかり載せたものをまとめようということで、
そうなったらやっぱりイラストつきでしょ!と
天才Kuboにこんな感じでお願い!とまたもや無茶ぶり
で、これがこうなり・・
最終的にこうなった!
やっぱり天才Kubo!
このイラスト等を活用してまとめたnoteがこちら。
結果、自分史上最高に読んでいただけたnoteに。祝
4月20日(火)14時サイト公開
10日で出す!という謎のこだわりがあったので、サイト公開日は20日を目標にしていました。サイトへの反映作業を2日は見ておこう、ということを考えていましたが、
アクションするたびに出品いただける人が増えるので、最初30に設定していた目標を50・・70・・・と増やし、結果100までやりきるぞ!という謎のモードに。
クラウドファンディング最終日のノリで、伸びに伸ばした締め切り19日の24時(つまりサイト公開予定日の00時まで!)応募者を募り、結果・・97名の方にご応募をいただきました。(惜しい!)
ここから地獄のサイト反映作業へ。久々の徹夜はしんどかったけど、朝方に食べたどん兵衛に落としたタマゴがこんなのだったので、勝利を確信しました。
へとへとになりながら、どうにか14時にサイトを本公開することができました。(ご協力いただいた皆さん、出品者の皆さん本当にありがとうございます!)
4月24日(金)第二次 出品受付開始
公開3日で15組ほどの交換が成立しているようです。
こちらの本の冒頭に・・
このような一節があります
多くのお金に依存してしまっている。社会全体が「お金依存症」になってしまっているのではないか。
このcocan(こーかん)は、あえてお金を介さずに、みんなが今できるちょっとしたコト、を持ち寄り、交換しあうことで、それぞれの悩みが解決されたり、未来への繋がりができる、といったことができないか、という実験の場所でもあります。
サイトのこと、交換の仕組みのこと、改善点は山積みですが、この場所に興味をもってくださるヒトがいないと始まらない!ということで、随時「できるコト出品者」は募集しています。
ご応募はこちらのフォームより。
実は・・僕も出品していまして。交換コンシェルジュ(通称CC)として皆さんのご相談に乗っています。興味はあるけど・・という方はこちらからお気軽にご連絡ください。
今の時期、急に仕事がなくなったり、それなのに家にいる時間は持て余してしまってという方多いのではないでしょうか?(僕はまさにそうです。)
こんな時だからこそ、今、自分にできるコトをもちよって「交換」してみませんか??一緒にこのcocanという場所をつくっていきましょう!
cocanコミュニティはこちらのLINEオープンチャットより