【陰謀論とスピリチュアリティの最前線】『コンスピリチュアリティ入門』の「はじめに」を無料公開!
はじめに
陰謀論の世紀?
「陰謀論」という言葉は、いつの間に日常用語として定着したのだろうか。確かなことは言えないが、二〇〇一年のアメリカ同時多発テロ事件が一つの契機ではあったのだろう。この事件はアメリカ連邦政府の自作自演だ、あるいは事前に知っていたのに見逃したのだという陰謀論を、二〇二〇年の統計調査ではアメリカの二〇%、トルコでは五五%の人々が支持している(*1)。
二〇一六年のアメリカ大統領選挙では、ロシアがトランプ大統領を当選させるため様々に干渉したといういわゆる「ロシアゲート(*2)」があり、二〇二〇年の大統領選挙では逆に、トランプの当選を妨害するために選挙の不正が行われたという陰謀論が流布した。「ロシアゲート」は「事実だと証明された陰謀」の例に加わるかもしれないが、超大国のトップが影の勢力によって決められていたという筋書きはまさに陰謀論的である。
二〇一七年からは、「トランプは世界を支配するディープステートの陰謀と密かに戦っている」と主張する「Qアノン」の活動が始まった。
二〇一九年ニュージーランドのクライストチャーチ、同年アメリカのエルパソ、二〇二二年アメリカのバッファロー、それぞれの銃乱射事件の犯人は、エリート層の計画によって非白人の移民が白人社会を人口的・文化的に乗っ取ろうとしているという、フランス発の「グレート・リプレイスメント(Great Replacement)(*3)」陰謀論に言及していた。
日本でも二〇一一年の東日本大震災では人工地震陰謀論が、翌二〇一二年の衆議院議員選挙では不正選挙陰謀論(*4)が流れた(これ以降も、選挙のたびにささやかれている)。
二〇一九年からの新型コロナウイルス流行や、二〇二二年からのロシアによるウクライナ侵攻に伴う陰謀論(*5)は、現在も進行中である。
このように見ると、二十一世紀は陰謀論とともに歩んでいるかのようだ。もちろん、陰謀論はそれ以前から世界中で見られる「文化」(あえてこう言うが)であり、突然生えてきたわけではない。それでも、陰謀論という概念がメインストリームの場で流通するようになったのは、今世紀になってからだと思われる。
そのなかでも、特に近年注目を集めているのが「コンスピリチュアリティ(conspirituality)(*6)」だ。
この言葉はシャーロット・ウォード(Charlotte Ward)とデイヴィッド・ヴォアス(David Voas)が二〇一一年に提唱した概念で、「陰謀論(conspiracy theory)」と「スピリチュアリティ(spirituality)」という、二つの異なる文化的要素が組み合わされた、ハイブリッドな信念体系と定義される(詳細は拙稿「コンスピリチュアリティとは何か」を参照)。
この言葉への注目が高まった理由の一つは、Qアノンによる二〇二一年のアメリカ国会議事堂襲撃事件での、「Qシャーマン」ジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)の存在である。彼の姿は、Qアノンの陰謀論が純粋に政治的なだけではなく、何かスピリチュアルなものを含んでいることの象徴のように思われた(彼についての詳細は清義明による論考を参照。巻末の対談でも言及されている)。また新型コロナウイルスをめぐる陰謀論的言説においても、特にソーシャルメディア上で、スピリチュアルな主張との結びつきが注目されている(詳細は雨宮純による論考および清による論考を参照)。
本書はこのコンスピリチュアリティ概念について解説し、多角的に検討する、日本で初めての本格的論集である。
「陰謀論」の定義
本題に入る前に、用語の整理をしておこう。
コンスピリチュアリティを構成する「陰謀論」と「スピリチュアリティ」という二つの言葉は、どちらも広く、曖昧に使われがちな言葉である。
日常用語に厳密な定義が求められないのは当然だが、実際のところ、学術用語としても揺れはある。本書の執筆者間でも、同じ範囲を指しているとは限らない。ただ、そのコアイメージは共有されている、と言っていいだろう。
まず「陰謀論」から確認したい。
かつて筆者は陰謀論を〈①ある事象についての一般的に受け入れられた説明を拒絶し、②その事象の原因や結果を陰謀という説明に一元的に還元する、③真面目に検討するに値しない奇妙で不合理な主張とみなされる諸理論〉(『世界の陰謀論を読み解く』辻隆太朗、五頁)と定義した (*7)。
これをさらに補足するならば、①は世の中の重要な出来事に見かけ通りのことは何もなく、本当の原因は常に隠されている、②は世の中の出来事は何者かの意志によってすべて計画されており、偶然は存在せず、すべての物事はつながっている、③は陰謀論という言葉は価値中立的ではあり得ず、ほぼ常に否定的レッテルとして作用する(この点については巻末対談も参照)、ということである。
どのような考えが陰謀論的と見なされているかのイメージを共有するため、陰謀論的信念の程度を測るために開発された尺度の一つ、「一般的陰謀論者信念尺度(Generic Conspiracist Beliefs Scale)」を紹介しておく(*8)。
一、政府は罪のない市民や有名な公人の殺害に関与しており、それを秘密にしている。
二、政府は自国内でのテロ行為を許可または実行し、その関与を隠蔽している。
三、政府は自らの犯罪行為への関与を隠すために国民を騙している。
四、国家のトップの持つ権力は、世界政治を実際に支配している、知られていない小さなグループの権力より劣っている。
五、戦争など、世界についてのすべての重要な意思決定をするのは、小さな秘密のグループである。
六、ある種の重要な出来事は、世界の出来事を密かに操る小さなグループの活動の結果である。
七、秘密組織が地球外生命体と交信しているが、その事実は一般大衆には隠されている。
八、宇宙人とのコンタクトの証拠は、一般大衆には隠されている。
九、UFOの目撃や噂は、本当の宇宙人とのコンタクトから人々の目をそらすために計画されたり、演出されたりしている。
十、ある種のウイルスや病気の蔓延は、ある組織の意図的で隠された活動の結果である。
十一、マインドコントロールの技術は、知らないうちに人々に使われている。
十二、新薬や新技術の実験が、一般大衆に知られることなく、また同意を得ることもなく、日常的に行われている。
十三、科学者グループが、一般大衆を欺くために証拠を操作したり、捏造したり、隠蔽したりしている。
十四、現在の産業にとって不都合な、新しい高度な技術が抑圧されている。
十五、多くの重要な情報が、私利私欲のために意図的に隠蔽されている。
「スピリチュアリティ」の定義
次に「スピリチュアリティ」である。
スピリチュアリティは陰謀論とは比べ物にならないほど、使われる頻度も高く、範囲も広い言葉である。したがって陰謀論とは比べ物にならないほど、厳密な定義づけは困難である。
本書の執筆者でもある堀江宗正は、以下のように定義している(*9)。
まず心理学的な定義として、
〈スピリチュアリティとは、(1)非物質的なスピリチュアルなもの(a生きる意味や目的、b他者・死者・自然とのつながり、cより高い神的な力や霊)を探求している状態、それによる成長・成熟のプロセスを指し、(2)諸宗教の核心部分に当たるが、(3)個人で主観的に体験することができ、(4)組織宗教と距離を取って世俗生活のなかで探求することも可能なものとして、これまでとらえられてきた(人びとによって、またその反応を測定する心理学者によって)〉(『ポップ・スピリチュアリティ─メディア化された宗教性』堀江宗正、十五頁)
また社会学的な定義として、
〈(1)通常は知覚しえないが内面的に感じられるものへの信念と、(2)それを体験して変化をもたらそうとする実践の総体であり、(3)宗教文化的資源の選択的摂取、(4)個人主義や反権威主義といった態度が、程度の差はあれ、ともなうものである〉(同前、十六頁)
である。
よりイメージ優先で簡潔に述べるなら、「スピリチュアルだが宗教的ではない(Spiritual But Not Religious)」という場合の「スピリチュアル」、あるいは「宗教を信仰しないが、聖なるものや霊的なものには関心がある」という場合の「聖なるものや霊的なもの」が、本書で取り扱うスピリチュアリティの範囲だ。二〇一七年の調査ではアメリカ人の二七%が前者の、二〇一八年の調査では日本人の二二・五%が後者の質問を肯定している(*10)。
本書では「ニューエイジ」という言葉も頻出する。これはスピリチュアリティの下位カテゴリーだが、あまり区別なく使われることも多い(詳細は「コンスピリチュアリティとは何か」を参照)。
これもイメージを掴むため、人々の「ニューエイジ度」を測定するニューエイジ志向尺度(New Age Orientation Scale)と、ニューエイジ実践尺度(New Age Practices Scale)を紹介しておこう。
ニューエイジ志向尺度は二十二項目の質問で、以下の十領域の程度を測るものだ(*11)。
一、自分の「直感」が信頼できる(科学的知識より優れている)知識源であるとの確信。
二、科学や人間の評価などに劇的な影響を与える新しい時代が近づいていると信じる。
三、代替医療の有効性を信じる(通常の医療を凌駕する可能性がある)。
四、超心理学的現象やオカルト現象を信じる。
五、自己啓発やスピリチュアリティを重視し、それらに関する「代替」文献に関心がある。
六、疑似心理学や疑似物理学の専門用語に対する好意的な評価。
七、自然・宇宙を生あるものとして重視する。
八、(西洋の還元主義と対照的なものとして)東洋の全体性(holism)の活動や信条を重視する。
九、西洋の主流の宗教に対する批判的評価と表裏をなす、宗教的なシンクレティズムや「忘れられた」文化や伝統の実践に対する好意的評価。
十、(制度化された宗教の「教義」に同化するのとは対照的なあり方として)「新しい時代」に個人的価値を見出す「開かれた探求者」であることの重視。
ニューエイジ実践尺度は十二項目からなる(*12)。
一、ヨガ、太極拳、気功などの東洋的なスピリチュアリティの技法。
二、瞑想。
三、レイキ(霊気。手のひらからエネルギーを流す「手かざし」療法)。
四、代替医療(ホメオパシー、鍼 灸など)。
五、指圧のようなマッサージ技術。
六、サイキックまたはスピリチュアルヒーリング。
七、リバーシング(Rebirthing:出生の記憶を再体験する呼吸法)または前世療法(出生以前まで遡る催眠療法)。
八、タロット、易、ルーンなどによる占い。
九、夢診断またはドリームワーク(セラピストが夢を診断するのではなく、自分自身で夢の内容を探索し意味を発見する営み)。
十、霊媒師、霊能者、易者に相談すること。
十一、占星術師に相談すること、または自分の占星図を読み解くこと。
十二、スピリチュアリティに関する講演やワークショップに参加すること。
本書の構成
辻隆太朗「コンスピチュアリティとは何か」は、コンスピリチュアリティについての概論である。コンスピリチュアリティの定義と具体例を紹介し、陰謀論とスピリチュアリティが結びつくとすれば、どのような理由が考え得るかについての、いくつかの議論を整理している。
雨宮純「神真都Qと陰謀論団体とコンスピリチュアリティ」は、街頭デモやソーシャルメディア上のコミュニティの観察など「ウォッチャー」としてのフィールドワーク的な調査に基づいて、コンスピリチュアリティが金と人集めの手段として用いられている実態を論じる。
雨宮によれば、神真都Qと参政党などの団体は、陰謀論やスピリチュアリティ、あるいはその両方に基づいたストーリーを共有することで人々を動機づけ、コミュニティを構築し、コミットを深化させている。それらのストーリーは証拠を無視して根源的欲求に訴えかけ、信じたほうが希望や快楽を得られるため、事実の検証や公平公正を旨とする立場からは行えないエンパワーメントを果たせる強みがある、と指摘している。
堀江宗正「コロナ禍とコンスピリチュアリティ――コロナ死生観調査から」は、コロナ禍における陰謀論とスピリチュアリティの結びつきについての定量分析である。堀江は事例研究のみでスピリチュアリティと陰謀論の結びつきを論じることの危うさを指摘し、スピリチュアリティと陰謀論を同一視する前に定量的な調査が必要であると述べている。
堀江の分析結果によれば、まず陰謀論の背景要因として、コロナ禍で孤独を感じていること(孤独)・自分と異なる見解に対する怒り(排他性)・ソーシャルメディア上の情報への信頼性の高さ(SNS信頼)があった。陰謀論と「スピリチュアルだが宗教的ではない(SBNR)」人々との結びつきは対照群より強く、確かに「コンスピリチュアリティ」と呼びうる人々は存在するが、SBNR全体のなかでは陰謀論者はマイノリティであった。むしろコロナ禍において陰謀論を高める要因の影響を受けていても、スピリチュアリティへの関与が陰謀論を防ぐパターンが主流であった、としている。
清義明「宗教と陰謀のブリコラージュ」は、日本のあるキリスト教系団体の陰謀論的主張や明治天皇すり替え説の一つである「田布施システム」、アメリカの「Qシャーマン」ジェイク・アンジェリや極右の巣窟と見なされているSNS「Gab」などを事例として見つつ、なぜユダヤ陰謀論が在日韓国・朝鮮人や中国共産党などに接続されるような「陰謀論のブリコラージュ」が起こるのか、について考察する。
清によれば、終末の日までの世界はサタンのはびこる世である、キリスト再臨後にサタンとの善と悪をかけた戦いが行われる、というキリスト教の終末論がアメリカの古層を構築しており、アメリカ発の陰謀論的世界観はこの思考フレームに基づいている。この陰謀論のアーキタイプがウイルスのように伝播し変異することで、キリスト教の物語が省略され、時代や環境に応じて中身が代替可能なモジュールとして機能するのだ、ということである。
竹下節子「フランスとアングロサクソンのコンスピリチュアリティはどう異なるか」は、二十一世紀の陰謀論とスピリチュアリティは、二十世紀後半のアメリカ文化を反映している、と論じる。
移民の国であり、個人主義で、多様な共同体が互いの差異をそのままに並存するアメリカでは、自分たち以外の力に牛耳られるという陰謀論の脅威が説得力を持った。またカトリック世界では巧妙に管理されていた土着的宗教伝統を迷信として削ぎ落としたピューリタン的土壌では、実存的不安に応答する代替宗教としてスピリチュアリティが広がった。
一方で、多様性を普遍主義の理念で統合しようとする中央集権型社会のフランスでは、陰謀論もスピリチュアリティも強力なサブカルチャーとはなり得なかった。しかしグローバリゼーションが進み、アメリカのビジネスモデルがフランスの文化モデルを凌駕すると、陰謀論とスピリチュアリティもまた浸透したという。
横山茂雄と栗田英彦の巻末対談「コンスピリチュアリティは『新しい』のか?――陰謀論の現在」は、対談だけあって話題は多岐にわたる。そのなかで横山と栗田は、一九九〇年前後に共産主義陣営が崩壊して以降、対立している価値観があってどちらかを選べばいいという状況が失われたと述べる。このイデオロギー上の中心軸が失われた時代背景に対応して、例えば異教的なニューエイジと福音派キリスト教がつながるような、本来は相反する要素も同時に取り込む「ぐちゃぐちゃ化」が起こっており、これがコンスピリチュアリティの一つのキーワードだと指摘している。
また横山と栗田は、リベラル知識人層がコロナ禍において管理統制の強化を訴え、それに反対する人々のメンタリティを理解できず、啓蒙による矯正をよしとする態度に警告を発し、それに対する反発が人々を陰謀論に走らせている側面を指摘する。また、これはスピリチュアリティや陰謀論のような「周縁的」と見なされる思想を信じる人々が少なからず存在していることに対する、リベラル層の理解の浅さへの批判でもある。
以上が本書の構成である。
シャーロット・ウォードとデイヴィッド・ヴォアスは、コンスピリチュアリティを現代特有の新しい現象だと主張しているが、この概念についての評価は本書の執筆者間でも様々であり、批判的な見方も多い。
例えば堀江宗正は陰謀論とスピリチュアリティの結びつきの必然性に疑問を呈しているし、竹下節子はコンスピリチュアリティはアングロサクソン的概念であるとして文化的基盤の違いを指摘する。栗田英彦と横山茂雄はスピリチュアリティについての定義の甘さを批判する。さらに横山は、両者とも今ある現実とは「別の現実」を開示する点では共通しており、その一部が結びつくことは当たり前の現象に過ぎない、とも述べる。
このように、コンスピリチュアリティ概念の評価は定まっていない。まだ誕生から十年と少し(中学生になるかどうかだ)、注目を浴びたのはさらに近年になってからの若い概念であり、その指し示す範囲や意味内容まで含め、まだ成長の途上だからだ。
これからどのように鍛えられるか(あるいは安易な濫用によってスポイルされるか)によって、この概念の妥当性や有用性が決まる。本書の各論考と、それに対する読者諸氏の応答が、この概念の適切な発展に寄与することを、大いに期待したい。
【注】
*1 “Where do people believe in conspiracy theories?”Connor Ibbetson, YouGov, 2021.1.18, https://yougov.co.uk/topics/international/articlesreports/2021/01/18/global-where-believe-conspiracy-theories-true
*2 ロシアゲート
アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ陣営が有利になるよう、ロシアが関与したとされる疑惑。二〇一六年の大統領選のときの民主党全国本部などに対するサイバー攻撃にロシアが関与したとする件や、トランプ大統領の長男が民主党のヒラリー・クリントン候補に不利な情報を得るためにロシア人弁護士と面会していた件などが挙げられている。
*3 グレート・リプレイスメント
アメリカとヨーロッパで白人の人口が主に移民によって少数派に置き換えられていると主張する理論。置き換え(リプレイスメント)により、白人の社会や伝統的な(キリスト教)文化が乗っ取られることを恐れ、乗っ取りを阻止するべきだと主張する。
*4 不正選挙陰謀論
投票箱すり替えや投票用紙の自動読み取り機の操作などによって与党に有利になるよう選挙結果が操作されているという説。日本では自動読み取り機のシェアが特定の一社に集中していることが根拠とされる。しかし機械の仕組みとしても投票の行程にも特定の意思を介在させることは不可能なことから、不正選挙陰謀論は否定されている。
*5 ロシアによるウクライナ侵攻に伴う陰謀論
ウクライナにはアメリカの生物兵器研究所があるとする説や、プーチン大統領はネオナチに支配されたウクライナの人々を解放しているだけであり、民間人の虐殺はウクライナの自作自演だとする説など、様々なデマや陰謀論が飛び交っている。ロシアから発信された偽情報も多く含まれると思われる。
*6 podcast「conspituality」を運営しているマシュー・レムスキー(Matthew Remski)によれば、conspitualityという言葉自体は二〇〇九年にカナダのラップグループ名として登場したのが初出である。
“Conspirituality Podcast” Matthew Remski,
http://matthewremski.com/wordpress/what-i-do/conspirituality-podcast/
*7 『世界の陰謀論を読み解く』(辻隆太朗、講談社、二〇一二年)
*8 “An examination of the factorial and convergent validity of four measures of conspiracist ideation, with recommendations for researchers” Viren Swami, David Barron, Laura Weis, Martin Voracek, Stefan Stieger, Adrian Furnham, PLOS ONE, 2017, https://doi.org/10.1371/journal.pone.0172617
*9 『ポップ・スピリチュアリティ│メディア化された宗教性』(堀江宗正、岩波書店、二〇一九年)
*10 『現代スピリチュアリティ文化論――ヨーガ、マインドフルネスからポジティブ心理学まで』(伊藤雅之、明石書店、二〇二一年、二十二〜二十七頁)
*11 “Seeking Security in the New Age: On Attachment and Emotional Compensation” Pehr Granqvist, Berit Hagekull, The Journal for the Scientific Study of Religion, Volume 40, Issue 3, 527-545, 2001
*12 “Empowerment in the New Age: A Motivational Study of Auto-biographical Life Stories” Miguel Farias, Mansur Lalljee, Journal of Contemporary Religion 21(2):241-256, 2006
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