ソジー旅にでる in 吉野山
「駅の看板、味があってすごくいいね~」
近鉄電車に揺られて到着したのは、近鉄吉野線終着駅。
吉野線は単線なので、のんびりした電車旅を味わえます。
電車旅のおともには、「タモリ倶楽部」でもご紹介いただいた小社刊『鉄道手帳』もおすすめです。
吉野駅を出たら、吉野山ロープウェイで登っていきます。
なんと現存する日本最古のロープウェイだそうで、歴史を感じる乗り心地。
この日、朝はあいにく雨が降っていたのですが、山上に到着すると雨が上がっていて、その後も降られることなくラッキーでした(日頃の行い…?)。
霧が立ち込める幻想的な趣に、赤黄鮮やかに色づいた木の葉がとても美しく、空気も澄んでいて都会の喧騒を忘れさせてくれます。
さて、お腹ペコペコ(早い)の我々が向かう先は、豆富茶屋 林さん!!
こちらを営んでいらっしゃる林とうふ店さんは、奈良県では有名なお豆腐屋さんで、奈良県民の私(g)の両親も大好物です。
豆腐とあなどるなかれ、くずれにくいけどなめらかな食感、濃厚な味で絶品のお豆腐で、お昼は豆富茶屋 林さんで、と決めていました。
たくさんあるメニューから迷いに迷い、豆腐ハンバーグ膳と麻婆丼ぶり膳を注文。
お店の人は皆さんとてもお人柄がよく、ソジーも可愛いと褒めてくださいました、ご満悦ソジー。
お料理が届くまで、ビールと日本酒(蔵王桜をいただきました)で乾杯~昼飲み最高~★
腹ごしらえが済んだ我々は続いて金峯山寺へ向かいます。
仁王門は修理が行われていましたが、国宝・世界遺産の蔵王堂内に安置されているご本尊の金剛蔵王大権現3体が特別に御開帳されていました。
いつかこの目に拝みたいとずっと思っていて、念願かなってとなりました。体を青く燃やす巨大なご本尊に圧倒されます、かっこいい。。(語彙力)
御前には心の内を打ち明け、懺悔する間が設けられていて、より近くで拝めます、まさに圧巻。
金剛蔵王大権現は、人々の救済のため柔和なお姿を捨て、忿怒の形相荒々しいお姿となられているそうですが、柔和なお姿も拝むことができました。
誇張なくこちら人生で一度は絶対訪れるべきです、特別公開の時期はお見逃しなく!
さて、吉野山を満喫した一行は下山へ。
ロープウェイは往復チケットを購入したので吉野山駅へ戻ります。
下りはさくら号でした。
近鉄吉野駅からの帰りの電車は、なんとなんと、観光列車・青の交響曲(シンフォニー)に乗りました!!
こちら全席指定で別途料金が必要なのですが、運行数、車両、座席数が少なく、特に行楽シーズンは予約が困難です(必死で予約取りました!)。
ソジーとの旅はついにフィナーレです。
ソジーにはきっと、これからもたくさんの素敵な出会いが待っているはず。
また旅に出るその日まで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。