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大河見た、単行本出た

なんか書くことが無い。無いが、ブログ三日坊主…1ヶ月坊主?で終わるのも嫌なので無理やりひねり出してみる。

「いだてん」完走

無事に大河ドラマ「いだてん」を見終わった。10月頭から見始めたから約2週間くらい?いやー疲れた…やっぱ大河ドラマ見まくれる人って異常だよ。
他の大河見たこと無いからなんともだけど、「いだてん」はいつものクドカンドラマって感じだった。
クドカンに歴史ものを描かせたらこうなるよね、という感じ。作家性が遺憾なく発揮されているというか。

物語後半、嘉納治五郎(役所広司)が無念の死を遂げたあと、迷うまーちゃん(阿部サダヲ)の元に幽霊(肖像画)として提言するところなんてまさに「ごめんね青春!」だし。
もっといえば、物語の進行と落語を重ねる演出なんかは「タイガー&ドラゴン」。出来ることすべて使って挑んだんだろうなという感じがした。

あと、主要キャラが死んだときも悲しみに暮れずに、あくまで「めんどくさいジジイだったよ」と悪口を言って笑いあうみたいな、辛いことがあってもシビアに捉えすぎず明るくやっていこうみたいな感じがクドカンドラマだなーと思った。
でも今のブームって「被害者」だから、こういうクドカンなりの辛い世を明るく生きようよみたいな姿勢も「死んでるのに!!不謹慎ですよ!!」て言われるんだろう。(SNSで)

しかしやっぱ大河…てか史実モノって難しいんだろうなー。
第二次世界大戦については触れなきゃいけないし、女子スポーツの歴史に触れる以上フェミニズムにも触れなきゃいけないしで、色々頑張ったんだろうなーと思う一方でちょっと引っかかる部分もあった。

キャラ全員に愛嬌があるし、人情話では泣けるし、面白かった…んだけど大河ドラマっていかんせん観るのが大変すぎて…マジで「面白い」より「疲れた」が先に来る。

「地獄の三十路録」2巻、打ち切りのわりに反響

10/11に「地獄の三十路録」2巻が出ました。それに伴い2巻から1話、短編集「姨捨星」から1話を告知目的でうp。まあぼちぼち伸びた。

この「もう帰ってこないで」という読み切り、三十路の連載(32P)、この話(38P)、趣味の二次創作同人誌(48P)で合わせてひと月に100P以上描いてた時なので、絵が…雑…(;^_^A
マジで後から見返すとお恥ずかしい。

引用RT、基本見ないようにしてるのだが(いらつくことしかないので)、この読み切りが伸びだしたあたりでされた引用RTを見てみると、

「これ、実際にあった事件じゃねーか…何考えてるんだ…」と言ってるアカウントがあった。
私は描く上で別に実在の事件はモチーフにしてないので、そうなの?と思いその人のツイートを見てみると、ネットによくいるゲイビデオをネタにして笑ってる層だった。
ゲイビデオおよびその出演者を弄るのはこの人の倫理観ではOKで、実在の事件モチーフ(実際は違うけど…)の読み切りはNGなんだ、人ってそれぞれ独自の倫理観があって面白いなと思った。

またほかにも「これどういうこと?意味が分からない。こんな何も残らない漫画初めて見た」と意味が理解できない上に何故か憤っている人もいたり、
またそのような「意味が分からない」というアカウントに「これは水を飲むのは統合失調症の症状で、娘は最後に出てきた親父にレイプされてたんですよ!」と独自の解釈を正解としてリプし、「ありがとうございます!」と感謝されてる人もいた。(言及するのも野暮だが、私はそのようなつもりでは描いていません)

とはいえ、感想は自由だ。まあ上記の感想があまりに力をもって「正解の解釈」として市民権を得てしまったら問題だけど。
となりのトトロのサツキとメイは実は死んでいます。

このように、引用RTを見るとイラつくが、かといって自分でエゴサして否定的なツイート晒して噛みついている同業者とかには器小さすぎてドン引きしてしまう。いや、感想は自由ですやん。
しかも直接引用RTやリプで喧嘩売られたならまだしも。

で、一時的ではあるが2巻のkindleランキングが86位になったり、2巻のレビュー数がもうちょいで30いきそうだったり、打ち切り作品の割には善戦していて、とりあえず良かった、と思った。

部数も少ないし大型書店しか入荷してないだろうなと思っていたが、実家の近くの本屋にも1冊だけ入荷していた。嬉しいねえー。

打ち切りということで、直接感想DMくれた方もありがとうございます。とても励みになりました。ここを見てるか分からないけど、お礼申し上げます。

マジで漫画描きたくないから色々見てる

黒沢清の「cloud」、松尾スズキの「108~海馬五郎の復讐と冒険~」、WOWOWでやってたコント番組「松尾スズキと30分の女優」1と2、「30分強の女優」見た。
あと「踊る大捜査線」の阿部サダヲが出た回だけ見た。(阿部サダヲ激ファンかよ。ポッ)
警察署に一般人(阿部サダヲ)が乗り込んで刃物振り回して青島が多少怪我すんのに、全然シビアに捉えず、青島が「ちょっとぉ~これ労災降りますかねえ~?」とちょけた様子で言って終わって、ネバネバネバネバネバネバネバネバ♪とEDが流れて終わり。
昔のドラマって命が軽すぎて爆笑してしまった。
やっぱエンタメって面白い。サイコー。

でも、自分の漫画を描くとなると……マジで何も楽しくない。
さすがに半年~1年くらいダラダラしたらダラダラにも飽きて自分の漫画が描きたくなると思うけど、というか信じてるけど、とりあえず今はモチベーション?が戻る気配が一切ない。
既に企画・ネーム通ってる仕事の作画しなきゃいけないのに、全然進まない上に絵描かなくなったからさらに下手になっててマジヤバめ~。

一方でネームのバイトの方は好調。32P程度のネームであればテキストもらえば1日で起こせる。急げば半日でも行けます。もうこの仕事だけしてたい。
自分の漫画を描くモチベが0な以上、ネームのバイトだけで食える状態になるのが理想。
とりあえず目についた「ネーム作家募集」の求人にひたすら応募しているが、「次のコンペでまた連絡する」など言われ待機の日々。しかもこれ不採用の婉曲表現の可能性もあり、どこまでアテにしていいやら分からない。

書こうと思えば意外と書けましたね。ではまた。


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結木万紀子
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