大阪に日帰りで歌川国芳展を見に行く
大阪の中之島美術館であってる歌川国芳展に行ってきました。
大阪に来るのはグループ魂のライブ以来。半年ぶりくらい?と思ったらまだ3か月前でした。
↓グループ魂大阪ライブレポ
今回は国芳展もそうですが、なにより国芳展のグッズ目当てでいきました。
↑このツイートを見かけて大阪まで行くことを決意。だってこの巾着可愛すぎません?
(ちなみにリンク先の記事は有料記事なので読めません。ケチ~)
朝6時に家出て、朝9時には大阪に
現在実家に滞在しており、実家ではみんな朝5時に起きて6時には家を出るのでそれに合わせて私も一緒に家を出ました。JRの最寄り駅までついでに乗せてもらい、ギリ6時代の新幹線に乗って9時には新大阪に着きました。
普段ダラダラ寝てる時間で大阪までいけるってすごいことですね本当に。
淀屋橋
そして新大阪から御堂筋線で淀屋橋へ。淀屋橋周辺は前回訪れたなんば~心斎橋とは全然雰囲気が違いました。
淀屋橋周辺の観光スポットを調べたところ、大阪市中央公会堂が出てきましたが、なんか見れるのは外観だけ?のようだった上に中之島美術館とは逆方向だったのでスルーしました。で淀屋橋からちらっと見えたのでもういいかと思いました。(車で隠れとるがな)
写真見てもらったら分かる通り、淀屋橋~中之島あたりは厳かなビジネス街という感じでした。東京でいうところの大手町~日本橋みたいな雰囲気?
そこから15分ほど歩いて中之島美術館に向かうのですが、その間にも彫刻があったりとにかく落ち着いた雰囲気の街でした。
十魚架、あまりに異彩を放っていたので通り過ぎたのを引き返して写真を撮りました。時間帯が時間帯なので早歩きのビジネスマンしかおらず、立ち止まって写真を撮るのがやや恥ずかしかったです。
この通りは中之島緑道というそうです。冬の朝で寒いのになぜかジャケット脱いで荷物も散らかして放心顔で座っているサラリーマンとかもいました。
中之島美術館へ
そして15分くらい歩いて中之島美術館に着きました。まず建物が、デカい。1階にはHAYとかも入(へい)っており(ダジャレ)、洗練されたオシャレスポットという感じ。
ギリギリ10時の開場前に着いたのですがもう建物自体には入ることができ、そして平日の朝(しかも開場前)なのに既に人がちらほら集まっていました。あえて三連休明けの平日にしたんですが、三連休は人すごかったでしょうね~。
スタッフが展示フロアにはコインロッカーがないからコインロッカーに荷物を入れるようにとめちゃくちゃ呼びかけていてありがたかったです。
開場後、国芳展の前に常設ショップに行きました。常設ショップのグッズもかなりセンスいい感じでした。
鳥獣戯画の手ぬぐいとか国芳のポストカードとか買いました。あとシップスキャットのフィギュアのガチャガチャも買いました。まずここで結構金を使ってしまった…。
でも大阪までグッズ買いにきといて買い渋りって意味不明だから仕方がない。
常設ショップでグッズを確保し、国芳展へ。
入場人数を制限していたので行列ができていました。しかし人数制限のおかげで中に入ると適度な混み具合で見やすかったです。東京の展示とか人多すぎてわけわかんないですからね。
という感じでした。総じて動物が良すぎ。猫と金魚が有名ですが、それ以外の蛸やら鯨やら蟹やらも良かったです。
美人画も、モチーフが女というだけで市井の人々の生活をまなざした絵だなと思いました。猫と戯れてたりとか、当時の暮らしぶり?が見えてくるようで、「江戸時代にも人々は私たちと同じように日々暮らしていたんだ…!」という気持になり(そりゃそうだろ)なんか泣けました。
なので天保の改革で美人画が禁止されて戯画しか描けなくなった後の方がその「暮らしへのまなざし」だけがシンプルに見えて面白かったです。
歌川国芳の絵自体は2016年に練馬区立美術館であった「国芳イズム」で見たことはあったんですが、その頃より多少色んなことが分かるようにはなったので今回の方が感動しました。
あとやっぱ展示点数も今回のが多いしね。
そして最後のショップでグッズ爆買いしました。ウン万いきました。(おつかい頼まれてたとはいえ)
転売ヤーと思われないかヒヤヒヤしましたが、展覧会見ないとショップにたどり着かないようになってるので、転売ヤーとは思われてない、と信じたい。
その他アクキーとか文具類とか手ぬぐいとかも爆買い。
でもやっぱこの海洋堂のフィギュアと巾着がネ申でした。
国立国際美術館
まあそんなんで結構堪能して、次は隣接されている国立国際美術館へ。
企画展が「線表現の可能性」なんですが、線表現追及した作品群みてもあんまりだろうなと思い、SNSでクチコミ見ても芳しくなかったので、コレクション展の「彼女の肖像」の方を見ることにしました。430円。
チケット買ったら「ロッカーに荷物全部入れてください!!」と言われたのでロッカーへ。そしてロッカーにリュックやらコートやら詰め込もうと格闘していたら、ロッカーの入り口で刺青入りまくった熊系のアジア人男性3人がたむろしており、ロッカーから出るときになぜかめちゃくちゃガン飛ばされました。なんか顎上げて挑戦的な目つきされました。
「彼女の肖像」展、別にフェミニズムテーマとかではなく美術館のコレクションの中から女性がモチーフの作品をひたすら並べたって感じだったので、展示内容に一切まとまりがなく美大の卒展を見ているみたいでした。
日本人アーティストによるアンディーウォーホルのマリリンモンローの肖像画を再構築するというコンセプトの作品がありました。再構築するために分解したりスケッチしたり、肖像をあえて都市に雑に置いたりしてました。なんか発想とかやることが美大生すぎるだろと思いましたが、80年代?だかの作品群だったのでまあ当時は斬新だったのかも。
女性たちが苦笑いでマリリンモンローを持たされて写真撮られてましたが、なんだかな。
全体的にいかに女性が芸術作品の「アイコン」「モチーフ」だったかを見せられてる感がややあり(モチーフが女性という一点縛りで作品並べたらそりゃそうなると思う)、まあ微妙な展示だっただなと思いました。
中之島美術館に戻り、カフェテリアで飯。内設カフェテリアなんで高いかなーと思ったけどロイホくらいの価格帯だったから入りました。もう店を探す体力もなし。
普通においしかった。
そしてHAY大阪もチラ見。店員が一切話しかけてこなかったのでマジで見やすかった。30%~50%オフセールをしており、20万くらいのテーブルが15万とかで売られていてお買い得すぎた。けど何も買いませんでした。
隣接されてる大阪市立科学館も見ようかと思いましたが、体力無すぎてこの時点で結構疲れてるし、科学館て楽しいけど旅行先で見るもんでもないか?と思いパス。
アメ村通って心斎橋へ
淀屋橋まで戻る体力が無かったので、四つ橋線の肥後橋駅から四ツ橋駅へ、そしてアメ村通って心斎橋に出ました。
アメ村、怖かった~。さっきまで治安の良い中之島にいたから余計。中之島美術館にいる人はみんなベリーショートに高そうなコート着てましたが、アメ村はみんな歩きたばこしてました。昼からあれだけ怖かったら夜はもう殺人とか行われてると思う。
心斎橋の大丸に入ってるMoMaデザインストア心斎橋店にいきました。MoMaストアは福岡まで降りてきてないんすよねー。
ただ心斎橋のMoMaも路面店とかではないので敷地面積が狭く、おしゃれな雑貨屋、という感じでした。
ただ大阪の大丸、活気がすごい。あと内装も派手派手。外国人が考えるエセ日本みたいな感じでテンション上がりました。
福岡天神の大丸はもう古くからあるデパートて感じで、エスカレーターも古いし館内放送も音がガビガビなんで、やっぱ大阪ってめっちゃ都会なんだな…と思い知りました。
疲れたので帰る
前回なんば~心斎橋あたりをぶらぶらしたので、今回は違うところをと思い太陽の塔を見たかったんですが、太陽の塔って大阪市内じゃないんですね。全然知らなかったー。
万博記念公園まで行きに1時間とかかかるそうなんでやめました。あと太陽の塔の内部観覧て当日予約じゃダメだったらしいし諦めました。
まあ今度東京行くとき岡本太郎記念館行けばいいかなみたいな…。
JALの新春セールで福岡⇆羽田が往復2万で取れたので来月東京行くし。
そういえば、海洋堂が岡本太郎作品のフィギュアも作ってたらしい。
欲しい~~~。
↑このツイートでは去年の4月時には再入荷してたみたいなんですが、今あんのかな。
とりま来月チェックします。
まあそういうわけで、疲れたので新大阪から新幹線乗って帰りました。17時くらいには着いた気がする。
おわりに
やっぱ体力ないからダメですねー。1万歩くらいしか歩いてないのに足イッテェ~。
婚活垢が、「男女ともに旅行好きの人間はいつもの景色じゃ満足できないタイプだから結婚向いてない」みたいなこと言っていて、確かに毎日家で仕事していて刺激が足りないときはこういう小旅行いいなと思いました。