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ルッキズムはクソ。

人は誰しもコンプレックスを抱えて生きているはずだ。
コンプレックスに向き合い、克服するのかそれとも逃げるのか。そんな葛藤を続けて30年。

シンプルに外見のコンプレックスが強い。

中学時代は背が小さく、ガリガリだったので『チキンリトル』と呼ばれ1軍にいつも暴力を振るわれていた。すれ違いざまに殴ってくるので驚くと「ほらチキンだー!!」と笑われ『出川哲朗』とも呼ばれていた時期もある。目が人より大きいので1軍に『出目金』と呼ばれていた時期もあった。
鬼のように暴力を振るってきた1軍(野球部のキャプテンと柔道部の副部長)はぜっっったいに許さない。しかもそいつら2人はなぜかモテており女子からめちゃくちゃ人気だった。それがムカつきすぎて、俺は彼らが好きと言って女子を全員無視していた。反省はしてるが後悔はしていない。勉強を真面目にコツコツ頑張り、人の悪口を言わない俺よりも運動神経はいいが人をイジメる彼らがモテる世の中の縮図に嫌気がさして何もかもどうでも良くなっていた思春期の私。

おっと。憎悪のせいで話が脱線してしまった。

彼らがなぜモテたのかというとやはり強気な性格かつ運動ができて顔が良い?(運動補正があるとは思うが)からなのではないだろうか。
俺は絶対に人に優しく生きると決めたのは彼らがいたからだ。

高校時代は身長こそ伸びたが急に髭が濃くなったりホクロが増えたりして周りに何を言われたわけでもないのに自分のことを気持ち悪いと思うようになった。アニメやアイドルにハマっていたので冷静に考えたらモテるわけがなかった。ちなみに高校2年の頃にAKB全盛期の時に1軍は大島優子や前田敦子が好きと言っていたが、当時の私は指原莉乃をゴリ推ししていた。当時は全く人気がなく、後ろでボソボソしていた彼女。我ながら見る目があったと思う(笑)けど彼女も今となっては1軍中の1軍になってしまった。

大学生のころから現在はあまり思考が変わっていない。毎朝鏡を見ると吐きそうになる。大学の頃に調子こいて茶髪にした時は自分がキモ過ぎてリアルに吐きそうになった。

横顔もキモいし声もキモい。そう、声がめちゃくちゃキモい。大学時代、ポケモンのゲームがそこそこ強く、配信を自分でやっていたが2ちゃんねるで「声がまんまキモオタでワロタw」と叩かれたこともある。

そういえば、営業だって結局成績が良いやつがモテる。実は売れてる営業マンは性格やばい人が多い(自分調べ)
けどなぜか彼らはモテる。

俺に何ができるかっていうと魚を捌くのと刺し盛りを作るのが上手いこと、魚の種類に詳しいこと。あと釣りが上手い。ルービックキューブも揃えられる。料理は我ながらめちゃくちゃ上手い。

だめだ。全部やばい。魚の臭いが漂っている指を使って揃えるルービックキューブ。モテるわけがない。

と、色々吐き出したが今は家族ができ子供もいるのでとても幸せに暮らしています。そのくらいマウント取らせてくれ。

クソダサい父ちゃんと遊んでくれるクソ可愛い子供を愛して生きていきます。

以上!

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