クラフトビールスタンプラリー完走の感想
京阪電車がクラフトビールの沿線スタンプラリーをするという話を3月に耳にして、何となくフライヤーを手にしたところ、気が付けば5月4日に完走してしまいました。
当方、クラフトビールについて蘊蓄を語るための知識は大いに不足しており、これからもそんなに増やすつもりもなくお店の方に寄っかかるつもりですが、僭越ながら率直な感想をつらつらと書いてみようかと思います。
スタンプラリーの概要
正式名称は「ふらっと京阪沿線クラフトビールめぐり」
期間は2024年4月1日から9月30日まで(スタンプラリーの応募は10月15日まで)
私の場合、対象店舗でフライヤーをもらってスタートしました。
京阪電車の1日観光チケットを使えば各店舗で条件付特典があるようですが、1日観光チケットを提示しなくても、飲食やお買い物でスタンプを押していただけます。1000円以上だった気もしますがフライヤー見てみると要件ではなさそう。でも各回1000円以上は使ってます。
スタンプ4個で「ふらっと賞」(オリジナルタンブラー、抽選で100名)
スタンプ9個で「ふらふら賞」(クラフトビールセット、抽選で27名)
への応募資格をもらえます。その他詳細はリンク先参照。
エエとこ雑感(回った順)
The Beer Shop Hirakata City(ザ ビア ショップ ヒラカタ シティ)-枚方市駅
スタンプラリーというか、そもそもクラフトビールの楽しさを知ったきっかけとなったお店です。
立ち呑みのお店で、樽生のクラフトビールや珍しい缶のクラフトビール(種類が豊富!)が飲めます。枚方市駅隣接のサンプラザの中にあります。対象店の中で駅からのアクセスが一番良いかも。雨降っても傘不要です。
BREWPUB TÊTARD VALLÉE(ブリューパブ テタール ヴァレ)-天満橋駅
移転前の大阪法務局近くの谷町2の交差点を西に少し行ったところにお店があります。ですので、京阪天満橋駅からは少し上町台地の坂を登らないといけません。その分帰りは楽です。
自家醸造のビールを4種類ほど置いていました。
ビールも美味しいですが、食べ物がしっかりしている印象。
残業後に寄りましたので、ちょうどよかったです。
利き酒処 336(キキザケドコロ サンサロ)-清水五条駅
五条坂と茶わん坂の三叉路にあるお店。
日本酒が前面に置いてあり、海外の方が日本酒を楽しんでおられる横で、飲み比べクラフトビールセットをちょこっといただきました。お上品に喉を潤しました。
Kyoto Beer Lab(キョウト ビア ラボ)-七条駅
336に寄った際、お店の方に焚きつけられてそのまま連続で訪問したお店。
七条駅からは、高瀬川沿いを少し上がったところに。梅湯まで行ったら行き過ぎ。
海外のお客さんがたくさんいてビックリしました。
自家醸造のビールを8種類ほど樽生でいただけます。
ビアつかさ-宇治駅
京阪宇治駅というよりも、JR宇治駅が最寄りです。
古民家をリノベした落ち着いた雰囲気のお店。
樽生からボトルビールまでいろいろ楽しめます。おつまみも美味しかったなぁ。
お店のかたや、他のお客さんと話が弾んで、つい長居をしてしまいました。
BAL NAKAMACHI(バル ナカマチ)-びわ湖浜大津駅
びわ湖浜大津駅と上栄町駅の中間ほどの長等商店街の中にあるお店。
6種類ぐらいの樽生クラフトビールを味わえます。
クラフトビールはもちろんのこと、ピザが絶品。
テイクアウトでピザやスイーツを購入されているお客さんもみえました。
スタンプラリーの店舗の中で、ここだけ離れている印象ですが、少し行くと三井寺もあるので、観光がてら行くと楽しいですよ。
家守堂(ヤモリドウ)-中書島駅
中書島駅から竜馬通を北へ上がったところの角にあります。伏見桃山駅からだと「鳥せい」のさらに西にあります。黄桜カッパカントリーの近所。
ビアつかささんで「家守堂さん行かれました?」とおススメされましたが、期待通りの美味しく楽しいお店でした。ここでIBUなる指標を教えてもらいました。これでちょっとだけイキれるかな。
自家醸造を含む10種ほどの樽生クラフトビールが味わえます。
お店の方が私のスタンプの数に驚き「いやーご利益あるかも」と発言。いや、きっとそんなんはアリマセン。
きさいちアオゾラ酒店-私市駅
私市駅の改札を出て右を向くとあるアウトドアショップの併設店。近さでいけば最初のTBSHirakatacityよりもこちらが一番かも。
ビアバルという感じではなく、テイクアウト中心のお店の雰囲気。
一応、店頭のベンチで飲めるようですが…
「ツカレナオース」という不思議な名前の淡路島のブルワリーの美味しいクラフトビールをここで手に入れました。美味しかったです。
午後6時閉店なので注意。
CIVIC+BREWERS(シビック ブルワーズ)-河内森駅
最寄り駅は、京阪で「敢えて言うなら」河内森。でも JRの河内磐船駅の方がちょっと近い。でも まあまあ歩きます。ちなみに私は私市駅から歩きました。でも 私市・交野の味のある街並みを楽しみながらテクテクと歩くのも一興です。
藤が尾の星田団地辺りにお店があります。
約6種類ほどの自家醸造のクラフトビールを楽しめます。はっさくのクラフトビール美味しかったなあ。
アテの種類も豊富。
何となく総括
効率よく回るには
最初フライヤーを見たときには、全部回る気なんてさらさらなかったのですが、用事で京都を訪れた際についスタンプを押してもらって、埋まっていくスタンプ欄を見るうちに勝手に火が付いたような感じでした。
一応、京阪電車に乗ってもらおうという目的で実施されているスタンプラリーですが、少々歩くこともいとわなければ、例えば、バルナカマチ行って京阪三井寺から乗って大津京でJRに乗り換えて京都経由で宇治のビアつかさへ、なんて、JRを使うと効率よく回れるかな。知らんけど。
私は酔うた頭で考える自信はありません。
楽しみが拡幅
スタンプラリーきっかけで京阪沿線にこんなにクラフトビールのお店があることを知りました。これらのお店以外にも、最近クラフトビールの飲めるお店が増えている実感があります。
フライヤーを手にしていると、それをネタにしてお店の方と話が弾んだりして、結構楽しかったです。
どこもステキなお店ばかりですが、品揃えもそれぞれのお店の特色が出て、少しずつ違います。まさに多様性の勝利。
クラフトビールの単価は、確かに一般のビールよりも比べてかなり高い傾向。しかし、私の場合だけかもしれませんが、クラフトビールってそんなにたくさん飲めるものではないので、お店に払う金額は結局そんなにいかないことが多いです。味がしっかりしたビールならば小さいサイズでもゆっくり充分楽しめますしね。大きいグラスで飲まないと損、というこれまでの私の飲み方が変わるきっかけになりそうです。
おかげさまで、楽しみの幅が広がりました。
京阪電車さん、各店舗の皆様、ありがとうございました。
と、いうことで、フライヤーをもう一枚、いただきました。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。