誕生日に花を vol.66
先週、数年ぶりに実家で誕生日を迎えました。
兄弟はすでに家を出ており、家には母親だけだったので2人で私の誕生日を迎えることになりました。(5年ぶりくらい?)
そこで、母親に花を渡そうと決意しました。
その背景には、私の好きな作家の1人、ひすいこたろうさんの著書で書かれていたことを思い出したからです。
そこに書かれていたのは、
福山雅治さんは自身の誕生日にお母様へ毎年お花を贈っているとのことです。それはさすがに、せこくないですか?福山さん?
あの顔で、そんなことをされたら勝ち目がなくなるじゃないですか?
あの顔にはなれないですけど、行動はマネすることができると思い、花を贈ることを決意しました。
これでおそらく、日本で自分の誕生日に母親へ花を贈っているのは、
福山さんと私の2人ということになります。(ひすいさんを除いて←除くな)
経緯はこんなところで、いざ花屋さんへ!
グーグルマップで花屋と検索したら、意外にも出てくる。
しかも、何回も近くを通っているはずなのに、こんなところに花屋さんがあったんだと、自分の視野の狭さに驚きました。
そんなこんなで、人生で初めての花屋さんへ。
少しの緊張と照れ臭さが入り混じりながら、どんな花を選んで良いのかさえ分からなかったので、店員さんに相談して、少し悩みようやく一本の花を購入しました。
そこまでは良かったのですが、購入後
私の人生において、片手に花を持って街中を歩くことなど本当になかったので、すれ違う人に見られているような気がして(たぶん見てない)寒さも忘れるくらい、帰り道がすごく恥ずかしかったです。でも、非日常感を味わうことができて良かったです。
無事、家に着き、あとは母親を待つだけですがソワソワが止まらない。
その後すぐに、母親がKFC片手に帰ってきて、まさかのシャンパンも用意してました。(よっ!できる母にできる息子!)
2人で乾杯した直後、ついに母親に花を渡し、
一言「産んでくれてありがとう。」と。
「産んでくれてありがとう」こんな言葉、照れ臭くてなかなか言えない(もしかしたら言ったことがなかったかも)ですが、誕生日は絶好のチャンス。伝えることができて本当に良かったですし、自分の誕生日に、逆に花をプレゼントすることがこんなにも気持ちの良いものだとは思いませんでした。
少し福山さんとひすいさんの背中が見えた気がしました。肩を並べる日もそう遠くないかもしれませんね。
調子に乗りましたが、こんなことをやろうと思ったのは、ひすいさんをはじめ福山さんのお陰です。感謝しています。
今年も残り少なくなりましたが、感謝を忘れずに突っ走って行きます!
最後まで、ありがとうございました。