2年ぶりの帰省 vol.39
大学卒業後、無事に就職先が決まり無事に関東に飛ばされ(希望で)2年が経ちました(出身は関西です。)
働き出した頃はもちろん、右も左も前も後ろも分からず(前後は分かれ)もがき、苦しみ気づけば右耳にしこりが4つできていました。その時に分かったことは、ストレスを感じたときは全部右の耳たぶにダイレクトに現れることです。(自分の身体のことを知るのは大事)
しこりができた日からあっという間に2年も経っていたって感じです。
その間、1回も帰省せずに周りや家族からいつ帰ってくるのかと催促されていましたが帰らず、帰れず。
帰れなかった最大の理由は会社に大型連休が無いことで
ゴールデンウィークも無ければ年末年始も休みはなく。(自分の部署だけ…..クソが!)
年中無休のシフト制なので連休が取りにくく帰るタイミングを逃し続けていたのですが、おじいちゃんが入院していると連絡が入りすぐに連休を取り帰省しました。
仕事帰りに地元に向かい、終電で最寄り駅に着いたときに何か感じるかなぁと思いましたが、何も感じず普通だった自分が怖かったです。
帰る直前まで、家に帰ると母親に言ってなかったので出会ったらテンション上がるだろうなぁと思っていたら全然普通でいらんところ似てるなぁと思いました。
そんなこんなで家に着いた頃には12時手前だったのでさっさと風呂に入って
お酒をたしなみ母親と普通に喋っていたときの会話で
私「明日おじいちゃんのお見舞い行ってくるわ」
母「コロナで面会できひんで」
私「え? え?」
今年、最大の「え?」が出たところで
帰ってきた意味が一瞬で無くなりました。
で、おじいちゃんに会えないまま。
次の目的であるおばあちゃんに会いに行きました。
明るいおばあちゃんとは他愛の無い話で盛り上がっていたのですがおじいちゃんが体調を崩し入院した日を境にお店を閉めることを決意(元々自営業です)したと初めて聞きました。
店の話からだんだん暗い話になりましたが最後は明るく終わり、久しぶりにおばあちゃんとも喋れて良かったです。
2年ぶりに地元に帰ってきて、実家は店を閉め反対に新しいカフェやごはん屋さんができていて自分の地元も絶えず進化していていることをダイレクトに感じることができました。
また、昔から知っていたおばちゃんや飼っていた猫が亡くなっていることを帰ってから知り2年という時間は自分にとっては一瞬かもしれなかったですが誰かにとっては重要な年になることを痛感しました。
今年、もう一度リベンジしおじいちゃんに会いに行き、思いを伝えられるときに伝え、成長した姿を見せに行きます。
【未完了を無くせ】
この言葉を胸に日々生きていきます。
最期まで読んでいただきありがとうございました。