AJCC初めての全頭診断
〇アリストテレス
この馬の最高打点はコントレイルに迫った菊花賞。
その次がおととしの当レース。あの時の能力があればここでも当然足りるが、年々パフォーマンスを下げている。
特に去年は見どころがなく、前走の有馬記念もスタートしてから前進気勢もなく、後方から。勝負どころでの3角でも置いて行かれ、直線ではばてた馬を数頭交わして終わり。
父エピファネイアは早熟傾向が強くこの馬も当てはまるか。調教ももの足らず消し。
〇エヒト
まず評価できるレースは3走前の七夕記念。
12.3 - 11.0 - 11.1 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8 が示す通り緩みのないペースを中団の前目からが上がっていき、
直線で抜け出し、ややリードを広げて1着。2着馬は重賞で好走を続け、天皇賞春でも4着したヒートオンビートでレースレベルも標準以上だった。
昨年のajccは格上挑戦+で負けで9着。陣営コメントでも出遅れて勿体ないレース、なければ上位はあったとのこと。度外視可能。
4走前の京都記念も出遅れて上りが前半と1,5秒早い後傾ラップでレース質合わず、それでもG2で7着。
2走前の新潟記念は体調いまいちな上、急仕上げ。さらにここも後傾ラップだった。度外視。
前走のチャレンジcは休養の効果あって一変の3着。レース質も合っていた。負けた相手はG1級のソーバリアントで仕方なし。サンレイポケット、エアファンディタには
先着しており調子と展開向けばこれくらいやれる馬。
展開的には、バビットが逃げて2,3番手にエピファニーとノースブリッジが行くことでスローにはならず、3角辺りから各馬捕まえに行き最後は持続力勝負になると思われる。
スタートからさっと前目につけられるし、切れはないが長くいい脚を使う当馬にとって今回は展開も向きそう。
本命候補。
〇エピファニー
4連勝中ではあるが今回は格上挑戦でいきなりのG2。更に延長ローテ。かかりぐせがある当馬にとって延長は不安で、父も早熟傾向のエピファネイア。初の古馬戦と
期待より不安が多い
前走は強豪のノースザワールドを強い競馬で下してきてはいるが、そのノースザワールドとて3勝クラスでピンハイ、カントル、イズジョーあたりに負けて5連続2着レベルの馬。
現在2番人気想定ならば軽視したい一頭。
〇オウケンムーン
そもそも能力足りない。軽視。
〇ガイアフォース
まず前走1番人気で8着の菊花賞は1枠1番でトビが大きいこの馬にとってだいぶ揉まれてスムーズに運べずしんどかった。映像を見ても前半は嫌がるしぐさもあった。
距離も長かったか。
2走前は叩き台とはいえあのアスクビターモアをねじ伏せた勝っており、強いの一言。あのパフォーマンスが出せればここも余裕の上位争いだろう。
しかしこの馬は今までも自分で仕掛けて勝ってきており、そのような展開に持っていけるだろうか。
内枠引いたら軽視、外のほうなら上位。
ただ想定オッズ1倍台はやりすぎ。3倍あれば。
〇シャムロックヒル
右回りのほうがいいがどのメンバー、どのペースでも全く戦えてない。まずまず厳しい。
〇スタッドリー
オリオンsで負かした馬たちが3勝クラスで自走以降も勝ち上がりがおらずレベル低い。外を回して強い勝ち方したがTBに恵まれていた。
ムーンライトも低レベル戦で、負けたレインカルナティオは次走以降のアルゼンチン共和国杯、中山金杯共に通用しておらず、ノースザワールドも3勝クラスで勝ち上がれていない。
3走前の負けた馬は強いがうまく乗って4着が精いっぱい。能力足りず。軽視。
〇ノースブリッジ
元々力がある馬だと思ってる。ただこの馬気性が難しく岩田がうまく乗ってる感も。
注目したのが大敗した2022天皇賞秋と2021セントライト記念。
まずセントライト記念の1コーナーのパトロールビデオを見てほしいのだが、逃げたノースブリッジだが外から他馬に来られて抜かれたとき頭を振っていやがるそぶりを見せ
ズルズルポジションを下げてしまった。ここで終戦。
天皇賞もスタートした後バビットに来られて同じしぐさで嫌がっており、この馬外からかぶされるの極端に嫌がるのではないか?そうなると、バビットやエピファニーより
外枠ひかないと嫌な予感がする。
4走前のアメジストsではラスト3f10,9と加速し圧勝した。稍重だったがむしろ重い馬場は歓迎で、今の中山に合っている。
2走前の毎日王冠も出遅れてしまい、直線も詰まっての5着。詰まらなければ勝ったとは言わないが、もう少しやれた。
前述の天皇賞秋も後半は立て直し、骨っぽい相手に健闘し上位は強かったが6~10着まではほとんど差がないし、今回のメンバーで同じ着差で来れる馬が
果たして何頭いるだろうか。
後は枠の並びとスタート次第。
〇バビット
2走前が1年7か月ぶりのレースで逃げてオールカマーを2着。字面はいいがこの日は超イン前TBで1~3着発全部内枠、当馬も逃げてずっとインを回ってのもの。
前走の天皇賞秋も離れた2番手を気持ちよく追走したが、何の見せ場もなく15着。まだ厳しい。
〇ブラックマジック
注目は2年前の同舞台の迎春s。2年前とは言え、そこで破ったのが目黒記念1,3着、オールカマー2,3着のウインキートスと、阪神牝馬s1,3着、愛知杯3着のデゼル
とかなりのハイレベル戦だったこと。2021年9月から約1年1ヶ月休養したカシオペアsは外枠有利バイアスを最内から抜けてきて一瞬勝つかと思えた。
そこから2週後のアンドロメダsも直線残り250mでは2,3着ありそうな手ごたえから伸びあぐねたが、今回叩き3戦目でさらに前進してくれば圏内あっても
驚けない。このオッズなら。
延長ローテもそもそも長目を使われてたことからも気にする必要はない。
〇ユーバーレーベン
言わずもがな2021年オークス馬。近走は精彩を欠いているが、3走前の札幌記念は調子が最悪で度外視。
2走前の天皇賞秋はハイペースを後ろから追走と展開に恵まれたとはいえ、4角から直線半ばまではしっかり伸びてこのメンバー相手の8着。
前走のjcはオークスを勝った舞台で舞台が合うと思われすぎていると感じてる中の10着。ここでも直線半ばまでは伸びているのに自分でやめてる感じで止まってしまった。
このことからと、中山2200の3~4角の下りながら直線に入れるコース形態も勢いをつけれるのは当馬にっとって向いてそうで実は中山が向いているのでは?
父のゴールドシップも中山無双していたのも後押し材料。
実績なら間違いなく№1だし、2021年初めは調教師も「今年はこの馬を中心に回る、それほどの馬」とコメントしてたのも忘れられないw
このメンバーならはまれば勝ち切っててもいい。
〇ラーゴム
前走がダート転向後7走ぶりの芝レース。傷んだ馬場が修復されインが有利になったレースで上位はインを回った馬で決着した。TB逆行で外からまくり気味に動き、
直線伸びきっての差のない9着はむしろかなり強いレースができた。今の中山の馬場も合いそう。
元々芝のきさらぎ賞でヨーホーレイクを負かした馬。
気性が安定し、競馬を覚えた今なら一発あっても。
〇レインカルナティオ
昇級してからの2戦はいいところがなく、通用していない。低レベル戦のアルゼンチン共和国杯を絶好調で挑んで(調教師談)11着。今回も厳しい。
〇レッドラガン
これが来るなら他のが来る。消し。
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