ムロのソフテニラジオ~ソフトテニスで学んだこと~No.2「希望は一度も、人間を見捨てたことはない」
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
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どうも、ソフトテニス愛好家のムロです。
一般社団法人 WELL TRADE PROJECT W.A.K.Aという会社で活動したり、国際ソフトテニス連盟に協力したりして、ソフトテニス界を盛り上げる活動をしています。
このチャンネルは、僕が、Twitterで毎日更新している「ソフトテニスで学んだこと」の内容を深掘りすることを中心にお話しする音声メディアです。
本日のテーマは、このチャンネルの締めにも使われている僕の大好きな言葉「希望は一度も、人間を見捨てたことはない」についてお話ししたいと思います。
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そもそも希望とは?
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最初にちょっと考えて欲しいのですが、「希望ってあると思いますか? それとも、そんなものはないと思いますか?」という質問に対して、あなたは、どんな答えが浮かびますか?
人それぞれに答えがあるとは思いますが、実は、その答えは、しっかりとあって、「希望が『ある』と思っている人にはあって、希望が『ない』と思っている人にはない」というものです。
「は? なんじゃそりゃ?」という声が聞こえてきたので、説明していきます。
そもそも希望とは、ラケットやボールなどのように現実世界に存在するものではなく、人間が心や頭で思い描くものであり、人が作り出す概念です。当然ですが、それは目では見えません。言ってみれば、感情に近いものなんですね。人は、そんな目で見えないものを認識するには、それについて「ある」と認識する必要があります。
ここで、人の面白いところでもあるのですが、「人は、『ない』と思っているものを、『ある』と認識することはできない」んですよ。
だから、希望は、「ある」と思っている人にはあって、「ない」と思っている人にはないということになります。
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「勝てっこない」から、「もしかしたら、勝てるかも」
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難しい感じになってきたので、例え話で説明します。
頭で想像してください。
あなたは、中学校に入学したばかりで、ソフトテニスのルールは覚えたてで、試合はなんとか成立するレベルです。
そんなあなたは、初めての大会に参加することになります。そこで、トーナメント表を見ると、あなたの第一対戦の相手は、なんと昨年の優勝者で、今大会第一シードの選手。
そこで、あなたはこう思います。
「えー、勝てっこないよ。」
この時、あなたの中には、希望は「ない」ので、それを認識はできず、希望が「ない」状態ということになります。
ソフトテニスは、ルールの特性上、試合をしてみないことには、結果は誰にもわからないはずですが、あなたはすでに「負ける」と決めつけています。
ところが、試合が始まると、誰もが予想外の展開。
第一シードの相手選手は、調子が悪いのか、ダブルフォルトを繰り返し、レシーブもミスばかりで、なんとあなたは、G3-0とリードをして、チェンジサイドとなります。
そこで、あなたはこう思います。
「これもしかしたら、勝てるかも。」
あなたの中に希望が出てきました。つまりは、希望を認識し、希望が「ある」状態になったわけです。
ちょっと極端な例え話でしたが、近しいようなことはソフトテニス経験者ならば、体験したり、観たことがあるのではないでしょうか。
さて、この例え話の中で、希望は、どこにあったのでしょうか?
そう、希望は常に、あなたの側にあって、それをあなたが勝手に「ない」と思って、見捨てていただけなんですよ。
だからこそ、「希望は一度も、人間を見捨てたことはない」ということになるわけです。
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思い出せ。常に、希望はある。
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そろそろまとめに入ります。
「希望なんてない」とよく耳にしますが、実は、それはその人が希望を認識できない状態なだけであって、希望が一人で勝手に歩いて、どこかに去っていくわけではありません。
ソフトテニスは、ルールの特性上、マッチポイントを相手に得点されるまでは逆転のチャンスがあります。
いついかなる時も、希望はあなたのすぐ側にあります。
あとは、あなたが「ある」と認識するかどうかです。
というわけで、本日は「希望は一度も、人間を見捨てたことはない」というテーマでお話しさせていただきました。
それでは、締めの言葉にいきましょう。
「希望は一度も、人間を見捨てたことはない」