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前衛の仕事、後衛のあり方とは

私が十数年、ソフトテニスに関わってきて
長年考え続けてきたことがあります
それは『後衛とは何なのか』です

昔考えていた『後衛の役割』

私が考えていた後衛としての役割とは
とにかくミスをしないで繋ぐことでした

今でも間違いではないと思っていますし
たぶん誰でも分かっていることですね

前衛は攻撃、後衛は守備
自分は後衛だから、まず守る
それに加えて攻撃もできたら
それでもう最強なんじゃないか、と

動画を見て気付いたこと

勝つ試合は気持ちよく勝てても
負けるような試合は
だいだいあっさり負けることが
とても多かった記憶があります

勝ち方が分かってなかったという
単純な理由もありますけど
負けた試合の動画を見て気付いたのは
後衛としての役割の違いです

打ちたいときにドカドカ打っていた自分と違い
相手は間も大事にして配球してきました

その戦い方は
自分よがりの守備・攻撃ではなく
前衛のことも考えられた配球でした

前衛の仕事とは

ここで前衛の仕事とはなんなのか
今一度考えてみます

前衛は攻撃
これも間違ってないと思います
ポイントに関わるプレーを
積極的にしていいということです

では、どうやれば積極的に
ポイントを取りに行けるのか

やみくもにいっても取れないです
チャンスを見て飛び込んでいるのです

では、そのチャンスを作るのは誰なのか?

後衛のあり方

チャンスを作りだすためには
前衛のポジションも重要ですが
ボールの落ちる位置、スピードも重要です
そして、そのボールを配球するのは後衛です

ラリーを繋ぐときに意識するのは
前衛が決めるためのチャンスを作り
そして前衛に決めてもらうということ

シュートボールを打ったり
ロビングで早い展開を作っても
ポイントにならなくてはダメなんです
がむしゃらに速いボールが打てても
前衛がポジションが取れていなければ
前衛に決めてもらうことはできません
ロブ展開が目まぐるしく変わっていたら
前衛もポジションが取りづらくなります

そんなプレーをしていたら
格下相手に通じても上に行くほど
ポイントが取れることはないでしょう
ベースラインでどんなに速い球が打てても
タイミングバッチリのボレーには敵いません

後衛はポイントゲッターである前衛の
サポーターであるべきなんです

サポートとは何をすればいいのか

打ちたいから打つ、打てるから打つでは
サポートにはなりません

前衛がポジションが取っていて
ポイントを取れる体勢に入っているとき
しっかりシュートボールを打てることに
意味があるのだと私は考えます

ポジションが取れていないようであれば
後衛前ロブで体勢を立て直すことも必要です

前衛のポジションには
相手後衛のコースを限定させるという
役割があるわけでして
後衛も助けられているだから
お互い持ちつ持たれつです

まぁ
サポートが出しゃばってはダメ!
ということもないので
たまにアタックを決めるのだって
いいとは思いますよ!

まずは自分の前衛にポイントを
気持ちよく決めてもらうために
どのような配球で戦っていくべきか
考えてみましょう

これが『二人で一本』のテニスです

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ソフトテニスのいっちゃん
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