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読むラジオ📻ゴリゴリの営業をやっていた時を振り返ると、とかの話。

このnoteは、Soft.Guest houseが毎週土曜日の朝にFacebookLIVEでお送りするラジオの一部を書き起こしたものです。いつもは共同代表の大塚誠也日置ノリオがゆるーくお喋りしていますが、今日は誠也くんの代わりにサポートスタッフのジーコさんが登場。

日置ノリオ(以下、日):今日いないことをいいことに聞いちゃうけど、誠也くんの第一印象ってどんな感じでした?

ジーコ(以下、ジ):いやーでもほんとに、目がキラキラしてて。久しぶりに見た、このつぶらな瞳!って思いました。

日:つぶらな瞳……!

ジ:なんか、社会に出るとなかなか出会わないですよね。みんな光を失っていくじゃないですか。まだ光を保っていて、シェア街※にもたけるくんっていう子がいるんですけど、彼とかもまだ目の奥の光があるんですよ。Little Japan(シェア街にあるゲストハウス)は、まだ目がキラキラした人たちがいるんだ、っていう印象でした。

※シェア街:リアルとオンラインにある仮想のまち「シェア街」のまちづくりを通じて、コミュニティづくりの研究をしたり、実際につくってみたりするコミュニティ。Soft. Guest houseが運営に携わっています。

日:ジーコさんの目は、光を失ってしまったんですか?笑

ジ:うん……失ってしまったし、社会にやられてしまいました。半分閉じてましたね、一時期。笑

日:シェア街に入って、あー眩しい、みたいな。

ジ:ほんとそうですね。誠也くんとか、例えばシリーズでやってる「原点回帰の旅」とかも、生命の起源とか、聞いてる人によっては何言ってるの?ってなると思うんですよね。

日:石から地球の歴史を知ろうとか、微生物の話とか、腸内細菌がアツいんすよ!とかね。

ジ:あれの熱量?みたいな。一見、何言ってるんだろう?って思うようなことを、楽しげに語るのってなかなか大人になると、残念ながら減りますよね。それが第一印象かな。キラキラしてる。

日:キラキラし続けてほしいですよね。

ジ:そー、それだけがちょっと不安。やっぱり見るんで、キラキラしているけど光を失っていくのを。日置さんは、誠也くんどんな第一印象だったんですか?

日:俺はゲストハウスサミットっていう、全国のゲストハウスオーナーが集まって色んなテーマでトークセッションしたり会議をするっていうイベントを俺の職場で開催してもらって、その時に誠也くんやシェア街主宰の柚木さんとも出会ってるんですけど。なんか、すごい良い子やなあ、と思って。

ジ:ほんとそうですよねえ。

日:そのゲストハウスサミットも、今から思えばすごいイベントだったので。規模も大きかったし、準備とかもめちゃくちゃ大変で、当日とかも結構オペレーションもこれ足りてない、やばいっていうことが多くって。2DAYSでやってたんですけど、1日目の夜とか、いやーこれなんとかしなきゃねって感じだったんですよ。その時にすげーボランティアの方々に助けてもらって。

ジ:へえー。

日:誠也くんはそのうちの一人で、スタッフリーダーじゃないけど、その時からイベントとかをたくさんやっていたので。その時にすごく落ち着いてかつハートウォーミングに、色んなことを束ねてくれていて。その時にまだ大学生だったので、その様子を見ていて、ああー良い子だなあ、って思ってましたね。

ジ:すごい良い印象ですねえ。爽やかだけど落ち着いている大学生。

日:そうそう。爽やかで。

ジ:なんかすごいベタ褒めする回になっている。笑 ふつう本人のいないところって愚痴ったりすることになりそうだけど。

日:これはね、柚木さんとも話したことがあるんですけど、シェア街はいない人を褒めるっていうのをめっちゃやりたいねって。逆陰口。

ジ:逆陰口!

日:いないところでこそ、めっちゃ褒めるっていう。

ジ:めちゃ素敵!優しい世界だ。

日:一番嬉しいのって、直接言われることもそりゃ嬉しいけど「あの時誰々がああ言ってたよ」っていうのを聞くっていうね。

ジ:そりゃー嬉しいですよほんとに。裏で言われてるっていうのが嬉しいし、「言ってたよ」って本人に伝えることも良いですよね。大事。

日:彼があとからアーカイブを聞いた時の感想を知りたいですね。笑

ジ:なんでしょうね、彼は世界の悪を知らないっていう感じしますよね。

日:ピュア、少年の心、イノセントワールドですね。……誠也くんにすぐミスチルの話にする、って怒られそうだな。

ジ:あ、ミスチルなんですか?

日:『innocent world』っていうミスチルの曲があるんです。笑

ジ:ごめんなさい、拾えなかった!笑

日:いやいや、俺は基本的にこうなので、ほっといてハイハイって言っといてもらえれば大丈夫です。

ジ:あ、それはもうデフォルトで。

日:そう、デフォルトですみません。あーでも確かに、イノセント感だな。わかるな。穢れない感じ。

ジ:そうそう、穢れがないですよね。

日:どうしますか、今後は我々大人組でちょっと汚していきますか。

ジ:あはは、いいですよ!どうします、何からはじめます?私とかがクラブとか連れて行きます?

日:あ、そっち?笑

ジ:そっち。笑 一旦パリピの世界を見せますね。日置さんは何します?

日:そうだなあ……いまSoft. Guest houseは誠也くんの個人事業主としての屋号みたいな感じだけど、今後本格的に経営としてもやっていきたいって言ってるから……そう意味では、お金の話とかしようかな。

ジ:あはは、うわー汚れてる!お金はいかん!笑

日:利益率の話とかめっちゃしようかな。

ジ:怖いよー!逃げて誠也くん!

日:「んー、確かに面白いかもしれないけどこれやる意味ある?」つって。

ジ:どんどん光がなくなっていく。

日:やばいやばい。

ジ:私も日置さんも人材系で、かつゴリゴリの営業出身じゃないですか。だから、飛び込み営業100発とか。

日:あー、ビルの上から順に、とかね。エレベーターで最上階まで上がって、非常階段で1階まで。

ジ:そんなことをやっていた時代もありましたね。

日:まあでも、他人からしたら前時代的だとか言われるけど、やった身からしたらアレ経験したから色々できるっていうのもありますけどね。

ジ:うん、わかりますわかります。でも私は仕事でテレアポとかする前、電話自体が怖かったんですよ。お店の予約とかも恋人とかにしてもらうくらい出来なくって。

日:あー、それは大変だ。

ジ:忘れ物の問い合わせとかも出来なかったんですよ。それなのに急にテレアポさせられて。鍛えられましたねだいぶ。今は出来ますけど。

日:そこ、どうやって乗り越えていったんですか?

ジ:え……根性?笑

日:じーこさん、基本なんかスポ根なんだよなあ。笑

ジ:いやいやそんなことないですよ、だらけてるんですけど。でも多分その時は新卒で入って同期一斉にだったから、周りのみんながいてくれたから、っていうのもあったかなあ。

日:そっかそっか、みんな頑張ってるし私も、みたいな。

ジ:日置さんは何を学びました?テレアポとか。

日:なんだろう、テレアポ自体は俺は苦ではなかったけど。技で言うと、ああいうのって鬱陶しいなって思われた瞬間にガチャンじゃないですか。だから、いかに聞いて答えて聞いて答えてを自然に繰り返して、こっちのしたい話に持っていくか、とかは工夫したけど。あと営業時代ってくくりで言うと、「人って理屈じゃ動かない」っていうのを一番学びましたね。

ジ:あー、正論って意外と一番嫌われたりしますよね。

日:もちろん、仕事だから正論やべき論しか言えない時もあるけど。それは伝え方一つにしても、正しいことを正しく言うだけじゃ受け入れてもらえないんだなとか、効率の良さだけじゃ語れない……人材のお仕事ってそういうの特にあるじゃないですか。

ジ:そうですねえ。

日:そこが一番学んだし、学んでよかったって思うところかな。

ジ:人を動かすっていう力もあるし、あと採用って水物というか。いい人がいつくるかもわからないし、「いい人」の定義も人それぞれだったりして。数値化や言語化って難しいですよね。

日:そうそうそう。世界には色んな人がいるっていう。もちろんビジネスの界隈だけだから狭い範囲だけど……それで言うとゲストハウスとか旅の界隈に行った時も「色んな人がいるんだ」っていう発見は同じだし、そう言う意味では楽しかったですね。

ジ:私も、第一印象では人のことを決めないって決めてるんですけど。人ってどんなに苦手意識がある人でも一対一で時間をかけて話していれば必ず打ち解けられるって思ってるんです。そういうのって営業とかシェアハウス・ゲストハウスで色んな人見てきた経験から得られたなって思うんで。今思い返すと、いい経験だったなって。

日:まあでも、もう一回やれと言われたら?

ジ:うん、無理ですね。笑 ま、でもモノによるかな。いま私、自分で事業を友達と二人でやっている中で、それはソーシャルビジネスというか社会課題寄りなんですけど。やっぱり「負」を持った人たちの課題を解決していると考えると、その人たちを助けたいという思いがあるので、助けるためにテレアポが必要なのであればやるかもしれない。

日:ああー、なるほど。

ジ:お金稼ぎのためにはやらないですけどね。

日:出来るようになった、っていうのは大きいですよね。まあ何事も、出来ないより出来たほうがいいっていうのはあるし。それをやらされるのか、本当に自分が守りたい・手に入れたい大切なもののためにやるのかってなったら「出来る状態」っていうのはいいですよね。

ジ:しかも意外と最近副業って増えてると思うんですけど、副業マッチングサイトによると一番営業って求められているらしくって、職種として。スキル面って独学でも学べるんですけど営業って経験がモノをいうので。

日:確かに。

ジ:営業力っていうのは価値が高まっているらしいですね、意外と。

日:副業ってイメージとしては在宅でパソコンカタカタ、デザイン出来ます文章書けますってのが強いけど、営業なんですね。

ジ:フリーランスでもベンチャーでも、結局営業ってどこかで必要になってくるんで、その時に同行きて欲しいとか、説明代わりにして欲しいって結構あるみたいですよ。

日:そうなんだ。なんか、僕らみたいな育ち方をした社会人にとっては報われる話ですね。

ジ:そうそう、そうなんですよ。だから、営業力っていうのを強みに出来るっていうチャンスはありますね。

日:営業力って結局は人間力みたいなところありますからね。

ジ:そうそう。苦手意識を持っていらっしゃる方も多いし。

日:デザインとかコード作るみたいなことってAIで将来は出来ちゃいそうだけど、営業がAIで出来るかって言ったら……あ、でもAmazonのレコメンドとかそういうのもあるしなあ。

ジ:いや、なんですかね……商品力が強かったらゴリゴリの営業なんてしなくても良いわけじゃないですか。自然と選んでくれるから。営業が果たしてそこまで必要になってくるのか?っていうことで、ある程度なくなっていくのかもしれないけど、最後の最後は情理で、みたいな。

日:そうですね。おおー、なんか朝からお仕事論みたいな。

ジ:ね、硬めの話になっちゃった。笑


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